「超高度人材」移民受入れにも反対なら考えるべきこと

超高度人材移民情報の記事を読んだ。移民受入れ反対派は、超高度人材の移民受入れも反対されるはずである。しかしながら、以下の記事に反論するのは難しい。

―― 参考情報 ――――――――――

【高論卓説】超高度人材が日本に来ない理由 永井隆氏
https://www.sankei.com/premium/news/190608/prm1906080001-n1.html

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優秀な人ほど実力社会を好み、最終的に、アメリカに有能な人材が集中、富める国アメリカはますます繁栄する。中国にも有能な人材は向かいつつあるとのことである。

日本に来る人材は三番手以下。

同様の現象は、ODA分野で起きている。途上国から日本に来るのは、彼らの国においては三番手。トップレベルはアメリカ、次にヨーロッパ、その次が日本なのだそうだ。よって、日本に来る途上国の人材に、過剰に期待しちやほやしても、、、ということである。三番手しか出さない国に、日本(外務省)は気前よく金を出し過ぎという見方ができるのだ。



さて、冒頭で紹介した記事の中に気になる一文がある。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

https://www.sankei.com/premium/news/190608/prm1906080001-n1.html

もっとも、超一流のハイポテンシャルパーソンは、短期間で会社を辞めてしまうケースはある。というのも、彼が最終目標としているのは起業であり、IPO(新規株式公開)だから。その先には、社会変革を成し遂げようとする意思もある。部下との不倫を楽しめても、島耕作のようなサラリーマン社長などには、なりたいとは思わないだろう。

なので、「一獲千金を狙えるベンチャーを起業しやすい社会の仕組みを、日本はいまこそつくっていくべきだ。世界中から一流プレーヤーを集めるためにも」と、電子部品メーカー首脳は話す。

 さて、米国のGAFA(グーグル、アップルなど)の創業者たちはみな移民系である。グーグルを創業したセルゲイ・ブリン氏はロシア系移民1世であり、アップルのスティーブ・ジョブズ氏はシリア系移民2世として知られる。彼らは、英系、仏系、独系ではない。また、特別に裕福な家庭の出身ではない。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



超一流の人材は、最終的に社会変革を目指すとある。



私は、移民受入れ反対派として、かく読み取った。「超一流のハイポテンシャルパーソン」からみて、日本の人材は、このままいくとすべからく、三流以下の評価となる。それでいいのか?



今現在、そうなってしまっているのではないか?



たとえば、言論界、ブログ界においては、批判がまったく不要とは言わないが、批判程度で済ませ、その批判に満足されている方が大部分である。まとめサイトなどは、断片的コメントのコピペで大繁盛状態にある。
(社会変革を目指す)「超一流のハイポテンシャルパーソン」と対峙したいと考える、書き手としての「言論人」が不在な状況なのである。



超一流の人材がアメリカ、そして中国を目指していることがはっきりしている以上、そして多くの保守系オピニオン層が移民受入れ拡大に反対している以上、保守系言論人それぞれが、自ら超一流を目指すべきという論理となる。

懲りもせずパクリ行為を繰り返す人、抽象論しか言わない言論人、先行した良書があるのに出典明記せず剽窃だらけの劣化本しか書かない言論人、では話にならない。三島由紀夫レベルの人材が、決定的に不足していると言わざるを得ない。

有能なブロガーの中には、出版化に成功したものもある。が、出版化を最終目的としているブログに社会変革する意志はあるのだろうか?もちろん、初心者相手にやたら塾長の肩書をちらつかせる、ビジネス言論人の出る幕などない。塾長を名乗った以上、「人々を教え導く、超一流の人物である」と自ら宣言したのだから、幼稚で無礼な作法、乱暴な言葉遣いは問題視されるべきだ。


社会変革する意志があるなら、無償で出稿する原稿の方が多くなるはずではないか?

―― 参考情報 ――――――――――

加瀬英明のコラム
http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

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渡部昇一先生が逝去された以降、私はこの言論人から学ぼうとしている。加瀬英明の小学生時代の体験談は参考となるはずだ。

―― 参考情報 ――――――――――

核武装は抑止力そのもの
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1649.html

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我々は、「小学生の頃に、敗戦しても民族の誇りと日本のこころを失ってはならなかったはず」と考えた、加瀬英明の体験は手本とすべきものだ。
政治や外交に係わる者、論じる者は、かくあるべきだったはずである。



では、移民問題、どう対応すべきかということになる。



「超一流のハイポテンシャルパーソン」がアメリカに集中的に移民することが避けられないなら、移民受入れ反対派の保守系言論人は、自らを磨き、オピニオンリーダーとして「超一流のハイポテンシャルパーソン」となるべく、難易度が高いテーマ、言論活動に挑戦すべきではないのか、、、

移民受入れ反対にこだわる言論活動、政治ブログの最終目標は、話題となっている事象の分析や批判にとどまらず、社会変革そのものではないか、と言いたいのである。


以上

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