首相・外相のイラン訪問  何かある?

41年ぶりの首相のイラン訪問。
報道されてきたニュースから(イスラエルロビーの支配下にある)アメリカとイランとの戦争回避が目的と表向きは考えられている。

しかし、本当にそれだけなのか?



日本とイランの最近の関係は、外務省HPを見ると最近3年間はこうなっている。

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平成31年/令和元年
ラリジャニ・イラン国会議長による安倍総理大臣表敬(平成31年2月13日)

平成30年
日・イラン外相会談(平成30年11月23日)
米国の対イラン制裁に関する第4回日米協議の開催(結果)(平成30年10月2日)
日・イラン首脳会談(平成30年9月26日)
米国の対イラン制裁に関する第3回日米協議の開催(結果)(平成30年9月11日)
米国の対イラン制裁に関する第2回日米協議の開催(結果)(平成30年8月3日)
日・イラン外相会談(平成30年8月2日)
米国の対イラン制裁に関する日米協議の開催(平成30年6月19日)
日・イラン外相電話会談(平成30年5月10日)
イラン核合意に関する米国大統領の発表について(外務大臣談話)(平成30年5月9日)
日・イラン外相会談(平成30年4月25日)

平成29年
日・イラン外相電話会談(平成29年10月16日)
日・イラン外相会談(平成29年9月22日)
日・イラン首脳会談(平成29年9月19日)
高村正彦総理特使のイラン・イスラム共和国訪問(ローハニ大統領との会談)(平成29年9月7日)
日・イラン外相電話会談(平成29年9月5日)
アラグチ・イラン外務次官による河野外務大臣表敬(平成29年8月10日)
高村総理特使のイラン・イスラム共和国訪問の取りやめ(平成29年1月9日)
高村総理特使のイラン・イスラム共和国訪問(平成29年1月6日)

平成28年
薗浦外務副大臣とザリーフ・イラン外務大臣との会談(平成28年12月9日)
ザリーフ・イラン外務大臣による安倍総理大臣への表敬 (平成28年12月8日)
日・イラン外相会談及びワーキングディナー(平成28年12月7日)
日・イラン首脳会談(平成28年9月21日)
薗浦外務副大臣のイラン訪問(平成28年9月5日)
カーシャーン・イラン運輸・住宅都市建設省大臣代行による山田外務大臣政務官への表敬(平成28年7月20日)
第11回日イラン局長協議/第1回日・イラン協力協議会運営委員会(結果)(平成28年6月8日)
バイーディネジャード・イラン外務省国際政治局長による木原外務副大臣表敬(平成28年2月15日)
河井克行内閣総理大臣補佐官のイラン及びトルコへの訪問(平成28年2月12日)
岸田外務大臣とタイエブニア・イラン経済財務大臣との会談(平成28年2月5日)

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日本とイランの外交関係は、経済的関係は途切れつつある?ように見えても、続いている。

なぜか。
イラン人と話したことがある人ならわかることだが、(アメリカと大東亜戦争を正々堂々と戦ったという理由で)意外に親日国なのだ。

ここ数カ月のイランとの外交関係を見てみると、結構マメな対応が続けられている。


外務省HPでの経緯はこうなっている。

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安倍総理大臣のイラン訪問(令和元年6月12日~14日)
河野外務大臣のスウェーデン及びイラン訪問(令和元年6月11日~14日)
ザリーフ・イラン外務大臣による安倍総理大臣表敬(令和元年5月16日)
日・イラン外相会談(令和元年5月16日)
ザリーフ・イラン外務大臣の訪日(令和元年5月15日)
第11回日イラン領事当局間協議(平成31年4月23日)
イランにおける水害に対する緊急援助(平成31年4月11日)
米国の対イラン制裁に関する第6回日米協議の開催(平成31年4月9日)
米国の対イラン制裁に関する第5回日米協議の開催(平成31年3月12日)

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アメリカとイランの軍事的緊張が高まっているがゆえに、イランはトランプに近い、安倍首相との外交チャンネルを頼りにしてきた面はあるだろう。

が、それだけなのか?
訪問期間は三日間もある。

産経報道には書いてないことだが、日本側にとっては、イランと北朝鮮の関係遮断をイランに働きかけている可能性はないのか?

―― 参考情報 ――――――――――

安倍首相、イラン大統領と会談 米との緊張緩和求める
https://www.sankei.com/politics/news/190612/plt1906120042-n1.html

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こんな言い方は失礼かもしれないが、アメリカとイランの緊張緩和に繋がる外交活動をすることによって(かつてのキッシンジャー的な動き)、そのご褒美として、日本は対北朝鮮制裁に繋がること(北朝鮮の武器輸出ルート、外貨獲得手段の壊滅)を目論んでいるのではないか?という推論が生まれるのである。

トランプから頼まれたのでイランに行った、イランから来てほしいと訪問要請があったので行った、本当にそれだけなのか?三日間もかけて会談する目的はアメリカとイランのことだけなのか、ということなのである。

以上

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