グローバリストが支配する「民主主義」とマスコミの危険な関係

本稿は、民主主義思想の根源、民主主義社会を支配するグローバリストとマスコミの危険な関係について述べたもの(試論の位置づけ)




我々は、共産主義とグローバリズム指向の資本主義は、根本的に違うもの、次元が違うものと認識してきたが、歴史的ルーツを辿ると、同じ時代の対立関係に過ぎないとの指摘がある。

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日本国憲法は日本人の恥である
ジェイソン・モーガン

193~194頁

政治的な意味で使う「左翼」と「右翼」という概念は、実はフランス革命のときから誕生したものである。当時、政治に関心のある人々が集まったとき、左側に座っている集団がラデイカルで、右に座る集団が保守的だったそうだ。そこから政治の「レフト」と「ライト」が始まったと言われている。

それはさておき、フランス革命当時も現在も、左翼の特徴の1つは、「人間がこの世の中でも完璧になれる」と強く信じていることだ。
それはもはや信仰といってもいいほどで、完璧になれない証拠が山ほどあり、完璧になれる証拠が1つもないのに、「しっかり教育さえすれば、人間はもれなく完璧な市民になってくれる。いわゆる敵でも、ダメなことをほんとうにやりたいわけはなく、ただ教育が足りないからダメなこともやってしまうのだ」と信じ切っている。

中略

人間が明らかに未だに完璧になっていないことを、人間のせいではなく、ある制度や組織のせいにしがちなのだ。
逆に、平和、福祉、平等が充実しているときに、それをも人間の努力によって存在していると思わず、制度や組織の恩恵によって存在していると主張する。
たとえばアメリカのリベラルは、アメリカの「医療制度」などについて議論する際、アメリカの患者さんを手当てしているのは、実際に存在しているお医者さん、看護師さんなどではなくて、ある抽象的な「制度」、または「組織」だと主張する。なぜか……。
それは左翼がすぐ集団主義的になってしまうということにポイントがある。左翼は常に「権利」と「自由」を唱えているが、その「権利」と「自由」は最も大きな集団の一番強い力「絶対権力」によって保たれる。その絶対的権力を綺麗事で「民主主義」と呼び、その制度(民主主義も制度、組織である)に魔法的なパワーがあると信じているのだ。

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ここで注意しなくてはならないのは、左翼が主張する権利と自由が保たれる、絶対的権力を「民主主義」であると規定していることである。



つまり、左翼的民主主義社会=リベラル的な社会とは、個人の自由と権利を最大限保障する社会と読める。



「日本国憲法は日本人の恥である」にはこう書いてあったことを思い出したい。

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実は、このグローバリズムを生んだのもアメリカのリベラリストたちだった。リベラリストのイデオロギーは、とにかく、「個人の自由」と「個人の権利」を守ることにある。そしてそれを振りかざして、「利益を追い求めることこそ正義だ」と信じている。そのために新しい経済システムを作り上げ、自分たちにとって都合がいいルールを押し付けるのが”進歩”だと思っている。

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では、トランプ大統領就任前のアメリカは、どういう社会だったのか?

グローバリスト(=国際金融資本)が支配し、個人の理由と権利を最大限保障する社会だったのではないか?

さて、馬淵睦夫の「知ってはいけない 現代史の正体」という本の帯には、こう書いてある。

「共産主義主義=グローバリスト=国際金融資本 すべて一緒だった!」としている。

馬淵睦夫は、「知ってはいけない 現代史の正体」にて、トランプ大統領の選挙戦での勝利、すなわち、トランプが掲げる「アメリカ・ファーストとは政治を陰の支配者の手からピープルに取り戻すことだ」としている。日本で言う、日本第一主義、都民ファースト主義とは、意味がいささか異なるようだ。



馬淵睦夫の説によれば、アメリカを陰で支配した勢力の権力基盤は100年前に確立したそうだ。

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知ってはいけない 現代史の正体
27頁

「誰が戦争を望み、利を得てきたか」そこから、本当の歴史が見えてくる。
デイープステートつまり世界の真の支配者の原点は、ある勢力がある時期、アメリカの重要な部分を牛耳ったことにあります。アメリカの重要な部分とはつまり、「金融」と「司法」と「メデイア」です。ある勢力がまず「金融」を牛耳って、デープステートが基盤を固めた発端は、20世紀初頭、100年ほど前に遡ります。

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この他に、石油資本(ロックフェラー)、軍産複合体(軍人、軍事機器メーカー等)、原子力利権、穀物利権、畜産利権等が個別に存在していると考えれば、辻褄があいそうだ。

これらの情報から、世界支配を目指す国際金融資本にとって、「民主主義」とは、彼らの思い通りになりうる、法制度的基盤として、金融制度、司法制度、マスコミの存在が認められた社会ということになると考える。



さらに、馬淵睦夫流の解釈に従えば、グローバリズムが完成した時点、すなわち市場から得る利益が極大化された時点で、市場そのものは共産主義社会と変わりがなくなる。

この時点で、人々は家畜同然の奴隷的存在となってしまうことになる。

さて、アメリカ西海岸の主要都市が、麻薬漬けのホームレスで溢れ、始末に負えない状況になっていること、ご存じであろうか。

―― 参考情報 ――――――――――

西海岸の糞尿まみれの都市について トランプのコメント
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52041992.html

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増え続けるホームレス社会、それは、明らかにグローバリズムの負の側面である。



金を持つ者においては、市場がどうなろうが社会がどうなろうが、金さえ儲けれればいいという個人主義の勝ち組を演じている。
負け組のホームレスにおいては、社会と隔絶した生き方の中で、場所を選ばず排尿、排便、麻薬に溺れるという、こちらも個人の自由、権利が保障された社会の中で生きている。
勝ち組も負け組もリベラル思想に毒されている。



アメリカに移住した清教徒たちが、自分たちを救ってくれた、先住民たちを、改宗に応じないという理由で殺戮、奴隷として売り飛ばす行為も、非白人の異教徒は人間ではないと解釈すれば、個人の蓄財(=個人の自由)を極大化する考えから来たものであろう。

―― 参考情報 ――――――――――

ピルグリム・ファーザーズの非道について
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-651.html

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日本で布教活動しているアメリカ人宣教師、牧師たちは、これをどう見ているのか?アメリカ人として恥ずべきことだと思わないのであろうか?

宗教家として、日本で布教する前に、アメリカにおいて為すべきことが存在しているのではないか?



こうして眺めていくと、アメリカ社会における貧富の格差拡大は、個人の自由、権利を保障するリベラル思想に毒された結果であるとみれば、グローバリストが目指す社会はアメリカにおいて既に実現しているということになる。

ヨーロッパにて移民騒動が相次いだのは、アメリカにおいてはグローバリストとして目標達成したため、次なる目標をヨーロッパに設定したためという見方ができるかもしれない。
日本における、外国人労働者受入れ拡大も、ひょっとすると、「何か」と取引した結果で安倍政権は呑まされたかもしれない。(北朝鮮から国際金融資本が手を引く?、北朝鮮制裁強化?)



一方、ポリテイカルコレクトネスの衣をまとったリベラル思想は、朝日、毎日、中日、東京、信濃毎日、北海道、沖縄の二紙の社説を通じて、日本でばら撒かれ続けている。多文化共生、異民族に対し過大に寛容な措置、マイノリテイの保護を求める主張が多い。
そして、ポリテイカルコレクトネスを主張する者は、良識ある市民の反論を認めず、また反論を許そうとしない。

いわゆる「民主主義国家」において、マスコミは、国際金融資本にとって都合が良いリベラル思想人々を洗脳する手段として機能していると見れば、民主主義国家における、「グローバリストに支配された、マスコミは極めて危険な存在」ということになるのである。

以上

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