「日本の尊厳と国益を護る会」設立の意図について

本稿は、「日本の尊厳と国益を護る会」の設立の意図に係わる、肯定的視点からの推論。

産経はかく報道した。

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青山繁晴氏ら自民有志が「尊厳と国益を護る会」
https://www.sankei.com/life/news/190612/lif1906120029-n1.html

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キーワード的には、父方の系統に天皇を持つ男系の皇位継承の安定、外国資本による土地買収対策、スパイ防止法の制定が並んでいる。



が、私はもっと深い意図がこの議員連盟発足に込められているとみている。

拙ブログは、日韓議員連盟の無期限活動停止を予測した。

―― 参考情報 ――――――――――

なぜ今になって韓国の密輸出問題が表面化するのか?
http://sokokuhanihon.seesaa.net/article/467863370.html

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再び、日韓議員連盟が力を持ち、政界支配とならないために、必要なことは何か?日韓議員連盟復活を阻止する議員連盟が必要と考える。




参加議員の顔ぶれ、特に、幹事長が山田宏議員であること、副代表幹事が鬼木誠議員であること、神道政治連盟系の山谷えりこ議員、日本会議系の宇都隆史議員、有村治子候補、次世代の党がらみでは杉田水脈議員、和田政宗候補が参加していることから、呼びかけ人で代表幹事が(水間政憲が批判のターゲットとしている)青山繁晴議員だったとしても、変なことにはならないような気がしている。

―― 参考情報 ――――――――――

護る会の公開分名簿、7月12日金曜午前現在の最新版です
http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1191

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青山繁晴議員は、(話す)ジャーナリストとしては優秀であると認めるものの、法案作成能力、専門家としての実務能力は今一つではないかとみている。拙ブログが、青山繁晴について引用、転載しないのは、青山繁晴の主張は賛同することが多いしもっともなのであるが、官界稟議書をイメージして文章化した場合の構想力、論理性の点において、磯崎陽輔議員並に精緻ではないとみているからなのだ。
読者の皆様におかれては、ジャーナリスト出身者は、一般的に情報量はダントツに有しているものの、体系的な分析力、かつ専門性が、本人が専門家であると主張するほど有しているのか、お気づきのはずである。




さて、かつての、創生「日本」時代の活動(自民党野党時代の街頭演説、講演会等)を知っている人であれば、「日本の尊厳と国益を護る会」は、存在感がなくなりつつある、創生「日本」の令和バージョンと受け止めることが可能である。

創生「日本」の活動目的を参照したい。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B5%E7%94%9F%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%80%8D

活動目的
伝統・文化を守る。
疲弊した戦後システムを見直す。
国益を守り、国際社会で尊敬される国にする。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

創生「日本」の活動目的は、「日本の尊厳と国益を護る会」の名称にピタリ符号している。




また、創生「日本」は、今は亡き中川昭一議員が、その源流に鎮座している。

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https://web.archive.org/web/20091119061303/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071217/stt0712172304005-n1.htm

中川昭一勉強会 名称は「真・保守政策研究会」

2007.12.17 23:04

 保守勢力の再結集を掲げて、自民党の中川昭一元政調会長らが発足させた派閥横断の勉強会の名称が17日、「真・保守政策研究会」に決まった。

 19日午後、「国家の品格」の著者である藤原正彦お茶の水女子大教授を講師に招き、国会内で2回目の勉強会を開く。

 勉強会は今月4日、衆参59議員を賛同者として発足した。会長に中川氏、最高顧問に平沼赳夫元経済産業相(無所属)、議長に島村宜伸元農水相が就任。

 安倍晋三前首相が掲げた「戦後レジームからの脱却」路線を継承し、定期会合を続けていく方針。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

創生「日本」は、第一次安倍政権が実現できなかった政策を実現する「受け皿」として位置づけられたということ。




そう考えると、「日本の尊厳と国益を護る会」は、第二次安倍政権があと2~3年近く続くとして、その後の保守政界の変化を視野に入れ、比較的若手の愛国議員の拠り所として、中川昭一議員の志を継承、実現することを狙っているのではないか?

呼びかけ人?の青山繁晴議員は、安倍首相と古くから親交が深いとされる。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E7%B9%81%E6%99%B4

共同通信時代の安倍晋太郎元外務大臣担当時代から、当時安倍事務所の秘書をしていた安倍晋三と親交があり、渋谷区富ヶ谷の安倍邸を訪問したことがある。ただし、安倍の主義主張には是々非々で議論していることを常々強調している。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

青山繁晴議員は、水間政憲のパクリ批判に晒され、メンツ丸潰れ状態かもしれないが、保守政界的には大きな意味が有りそうだ。




つまり、「日本の尊厳と国益を護る会」は、「真・保守政策研究会」、創生「日本」の流れを継承しつつ、安倍首相の意を汲んだ、安倍首相支持派の若手愛国議員別動隊(親衛隊)として機能する手筈になっているのではないか。

テーマ的には、憲法改正にとどまらず、核武装、自主防衛(日米安保廃棄?)、男子宮家復活、スパイ防止法法制化、NHK解体民営化、パチンコ廃止?、在日強制送還?などを扱い、当面は、日韓議員連盟と対峙する新勢力として機能、長期的には、戦後レジームの完全脱却、すなわち中川昭一議員が目指す最終ゴールの受け皿として機能させる方針なのではないか。



産経が報道したのは、国民各層から見て、当たり障りのない一部に過ぎないと解している。



すなわち、「日本の尊厳と国益を護る会」の源流に、中川昭一大先生の遺志を見出すのである!

私の推論は外れているかもしれない。が、かつて中川昭一議員の本を何冊か読み、中川昭一議員がもし今生きていたらという視点で述べさせていただいたつもりである。



以上



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