理性ではなく、感情で判断して許されること

本稿は、思想哲学的な次元において、「嫌韓意識」が肯定されることをシナリオとして示すことを目的としている。




朝日、毎日、中日、東京、信濃毎日、北海道、沖縄の二紙は、社説において、多文化共生の視点から日本は中韓を尊重すべきであるとか、日本を戦争を起こした悪い国であるとか、朝鮮半島を良心的に統治したのに植民地支配した悪い国であるとして、ともすれば、中韓に配慮した外交・内政上の措置を日本政府に求めてきた。
要するに、中国人、韓国人に対し、特権を付与し、特別に扱えと主張してきたのである。




では、日本人はどんな人たちだったのか?

マスコミ報道を疑わず(つい最近までは)、新聞記事を隅から隅まで読み(つい最近までは)、礼儀正しく、約束はきちんと守り、規律ある生活を好み、自己犠牲を厭わない、集団としてのまとまり(和)を尊重、対人対応的には相手の気持ちを思いやる、人を裏切ることを由としない、正義を重んじる民族だったようである。

治安が悪い国、極貧国からみれば、想像することすら難しい、桁違いの道義国家であるような気がする。




歴史的視点から、日本人の資質が、外国人にどう映ったのか?

明治維新は、それまで外国との接触機会がなかった日本人にとって、多くの国と交流せざるを得ない状況を生みだした。思想哲学的には、キリスト教社会との接触を余儀なくされた。
キリスト教的社会観とは、竹村健一「解体の思想」に従うと、一言で言うと、理性社会である。
道義、信義を重んじる日本人は、キリスト教社会の前提である、理性との相性が良く、第一次大戦までは、道義国家として完璧に振る舞った。日露戦争でのロシア側に対する扱いは、道義を重んじたつもりだった。
道義国家であるという評判。国際的には、一見褒めているように聞こえるが、白人国家からみて日本人は実は真面目で優秀すぎるという皮肉の意味が込められているように思う。日露戦争の敗戦国であるロシアからみれば、非白人国家から敢えて道義ある対応を示されることは、道徳教育を受けさせられている惨めな気持ちなるのではないか?ちょっと考えればわかることである。
一方、植民地支配された、非白人国家から見て日本人は手本とすべき国としてみられている。




ただし、唯一の例外は、戦後の中国、戦後の韓国。

中国は、支那事変では敗北続きだが、大東亜戦争の戦勝国側にあり、国際連合の常任理事国の立場を利用、歴史認識問題に係わる外交圧力を行使した。靖国問題は、今は小康状態にあるが、油断はできない。
一方、韓国は、以下の記事の行間を読み込んでいくと、李承晩のみならず、朴正煕大統領の時代から、反日政権であると読める。

―― 参考情報 ――――――――――

痴呆症になった韓国人   9月18日(水)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1233.html

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日韓併合時代を知る世代がいなくなれば、日韓併合時代の真実を知らず反日教育を受けた世代だらけになれば、韓国には、まともな親日勢力は死滅することは自明。
すなわち、今後韓国においては、政権が何度変わろうと、政権交代の都度、歴史が次々と捏造され、反日教育が加速、国民各層がさらに反日的になることは避けられない。これは誇張ではない。

しかし、それでも日本人は、特に保守系言論人は、韓国内に健全な親日勢力が存在、反共の砦として機能させるべきだ、みたいな幻想を抱き、北朝鮮脅威論をばら撒いてきた。
櫻井よしこは、そのような主張を繰り返した、言論人の中の代表格のような存在。私は、櫻井よしこの主張が間違っていると言っているのではない。櫻井よしこでさえ、李承晩、朴正煕大統領時代から反日政権であったと見抜けなかった、言論界のお粗末さを指摘するのである。
ここに来て、フッ化水素横流し事案、レーダー照射事案に係わる対応から、韓国軍の軍事行動が要警戒レベルであることが確定した。




それまでは、日本人は、アジアの中の一員として集団としてのまとまり(和)を尊重する習性、相手の気持ちを思いやり、中国人、韓国人の主張をしっかり聞こうとし過ぎた。
しっかり聞こうとする態度を見せると、韓国人はどういう対応に出るか?
日本人相手に、声闘感覚で大声を上げ、居丈高に振る舞う。岸田議員は外務大臣時代、韓国の主張をニタニタして眺め、聞き流していたことを思い出したい。韓国人は、岸田大臣の表情から、日本人相手なら嘘だろうが何でも要求すれば、実現すると思ったに違いない。

それでも、安倍政権は、フッ化水素横流し事案、レーダー照射事案等への対応を通じて、韓国政府と完全に距離を置き始めた。ただし、トランプ政権発足、そして最近の日米協調があったから実現したことである。
それまでは、キッシンジャーが日本政府に対し、韓国の言い分を尊重するようにC○Aを通じて要求してきた経緯(日本側窓口は日韓議連)があるとみなくてはならない。




キリスト教社会的な普遍的?価値観に従えば、日本人は、韓国人に対し、非の打ちどころがないレベルで、理性で考え、判断し、対応してきたと言っていい。韓国相手に、国際法を尊重する前提で、真摯に外交関係を維持しようとしてきたのである。

これに対する韓国政府の対応はどうだったか?

・条約を守らない
・日本に対し理不尽な要求ばかり
・要求がどんどん激化する
・反日であることをやめない
・政権維持のために、反日活動を政権が先導
・まともな歴史解釈ではない
・親日政治家が死滅
・政権が国民に真実を知らせない

これは政府レベルの対応である。民間は、反日ヘイトが日常的。




こんな状況の国家相手に、キリスト教的社会観で規定される、「普遍的理性」で以て付き合わなくてはならないのか?ということなのである。

私は、日本は、条約違反状態を根拠に、国際法を尊重する前提で、韓国と普通の外交関係を維持する義務は消滅したと考えている。

人との関係で言うと、韓国人は理性で対応する相手ではなくなったのである。感情で判断することが許される相手となったということ。

嫌韓意識の高まりとは、韓国という国、韓国人に対し、理性で対応することを捨て、感情で判断しようとする日本人が増えたから起きた現象であると考えるのである。

原因は、条約という国家間の約束を守らず、条約破棄状態を目指し、ゴールポストを何度も動かす韓国にあるのは自明。

朝日、毎日、中日、東京、信濃毎日、北海道、沖縄の二紙は、嫌韓をヘイト行為の如く規定しているが、その主張は論理的に破綻している。

日本は、捏造慰安婦問題の日韓合意の破棄状態、徴用工事案賠償判決、レーダー照射事案、ホワイト国指定解除に係わる韓国政府の対応を通じて、韓国を理性ある国とはみなさなくなっただけである。

理性なき国、国民を理性で付き合おうと考える必要はないのである。
嫌いな者は嫌いであると主張する、普遍的権利くらいは認められるべきことである。

そう考えると「嫌韓意識」とは、「理性なき韓国人に対し、日本人が理性で対応することを捨てた、国家規模の社会現象」と位置付けられることになるのである。

以上

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