安倍前首相は(英霊に)何を報告したのか?

保守言論界において、このテーマを深堀して扱う方はいないようだ。 政治の世界は、日々動いている。前政権時代の特定事案にこだわる言論人はほとんどいない。こだわっていてはカネにならないからだ。 また、菅新政権が矢継ぎ早に新施策を打ち出し、スタートダッシュを意識、威勢の良い発言が飛び出していることもある。そのせいで、保守層のほとんどが期待感を示す一方、前首相時代のことは遥か昔の事案として扱われ始めている。 そんなことでいいのだろうか。 カネにならないことでも政治的に重要なことは、後になって必ず役に立つとの前提で、考えなくて良いのか。 政治は、連続性の中にある、はずである。突然変異的に政策が生まれ、実施されるようなことはあり得ない。 そして、これは、正体が何であるか、本心をなかなか語ることがない、政治家安倍晋三が如何なる人物だったのか、を確かめる旅でもある。 善人なのか、悪人なのか、愛国者なのか、それとも策士なのか、、、 本題に入る。 目立たないが英霊に報告する価値ある素材を五つ見つけた。 以下の情報は、前首相が英霊に報告するシナリオと一致しているような気がする。 ―― 参考情報 ―――――――――― ■素材1 憲法改正実現しなかった場合の代替策 安倍首相の憲法改正を挫折させた日本人の「古層」 池田信夫 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52044896.html…

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安倍前首相は(英霊の)誰に報告したのか?

安倍前首相の退任直後の靖国参拝について、1カ月遅いとか、退任後なので政治的意味がないとの評価を下される方が圧倒的なようだ。 ―― 参考情報 ―――――――――― 【速報】安倍前首相が靖国神社を参拝 約7年ぶり https://hosyusokuhou.jp/archives/48887129.html ――――――――――――――――― 私の見立ては、いささか異なる。 理系的発想で、「報告」行為を論理的に捉える。 また、私は、第一次安倍政権時代から、政治的中立の視点でずっと安倍晋三を観察してきた。足掛け10年以上観察した経験から、今回の参拝は、(多くの人が気づかない)政治的に大きな意味が隠されているとみている。 保守言論界は、事の重大さに気がついていない?かもしれない。 そのことを説明するために、まず ①安倍前首相は英霊の誰に報告したのか? ②安倍前首相は英霊に何を報告したのか? について、分析を試みる。 これは、理系的発想から、報告行為を、誰に、何を、と論理的に分解した視点からの分析である。これに対し、文系的発想での分析は、1カ月参拝が遅いとか、退任後の参拝は意味がない、、、と論理的分析を省略していると解する。 併せて付帯事項として、下記の二点について推論を述べる予定である。 ③靖国参拝がなぜ退任後となったのか? ④退陣を決断した理由として体調悪化以外にあったのではないか? 本稿では、上記①について…

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二元外交 表舞台と裏舞台が入れ替わる時

安倍外交を牽引した「経産官邸官僚」が退任することとなった。産経は、外務省は中国の「一帯一路」構想に慎重だったのに対し、「経産官邸官僚」は協力的だったと分析している。 ―― 参考情報 ―――――――――― 対中協力主導の「経産官邸官僚」退任 官邸外交に変化か https://special.sankei.com/a/politics/article/20200918/0001.html ――――――――――――――――― これは何を意味するのか? 政権中枢は親中、外務省は嫌中、対立する構図である。もともと外務省は親中だったはずではないのか? すなわち、政権は時間をかけて外務省の親中派を弱体化させ、外務省の親中派が考えそうなことを「経産官邸官僚」にやらせた可能性がある。 国全体で考えれば、国家の中枢が親中のポーズを取りつつ、本来の所管部署は、徐々に親中ではなくなる、、、 国全体でみると、安倍政権は、相次ぐ親中ポーズで中共を油断させ、外務省親中派の一掃を意図した? 戦前のように中共から主敵とされないために、政権中枢側が親中のポーズをとり続けたのではないか。中共外交の窓口は本来業務的に外務省であるが、親中派が多い外務省を首相が嫌い、「経産官邸官僚」が本来外務省が担うべきシナリ策定を担当、官邸主導外交にスイッチ、、、 この場合のシナリオライターというのは、白を黒であるとしたり、灰色のものを白にしたり黒にすることなどを、自在に操作できる…

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武田総務大臣が意図する表舞台と裏舞台

菅新政権の閣僚布陣、政権が意図する目玉分野について、表舞台と裏舞台が存在していることを前稿にて指摘、官房長官、防衛大臣、法務大臣、厚生労働大臣については、表舞台よりも裏舞台が面白く、刺激的であるとした。 ―― 参考情報 ―――――――――― 菅新政権閣僚人事についての評価 https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/477456362.html ――――――――――――――――― 総務大臣となった、武田良太総務相は、就任直後から目玉政策として、携帯料金引き下げに取り組む方針であることを表明した。威勢の良さが際立っている印象がある。解散総選挙を意識した、人気取り(ポーズ)とは思いたくない。 ―― 参考情報 ―――――――――― 首相、携帯料金の下げ指示 具体化向け議論加速へ 総務相と面会 https://www.sankei.com/economy/news/200918/ecn2009180015-n1.html 総務相、携帯料金引き下げ「1割では改革にならない」 首相が改めて指示 https://www.sankei.com/politics/news/200918/plt2009180012-n1.html ――――――――――――――――― 表舞台では、主要携帯三社談合状態で携帯料金が高い水準で維持されている状態に対し、総務大臣が最終突撃指令を準備しているようにみえる。人気取りでやるにし…

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菅新政権閣僚人事についての評価

まず最初に言いたいことであるが、発足時における支持率が高いにしては、閣僚人事的には冴えはあるのか、ないのかという視点から言うと、冴えはない?とのスタンスを選びたい。 多くの保守層が期待する、清新な人材の登用がないためである。 総裁選支持してくれた派閥への恩返し人事だとする説はもっともだ。 ―― 参考情報 ―――――――――― 第一菅内閣は派閥への恩返し人事になる http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-7087.html ――――――――――――――――― この方の見方は、面白い。分類的には感想文タイプなのであるが、加藤勝信官房長官についての、「財務官僚時代に鍛えたヘラヘラ官僚スマイル」という見立ては参考となる。 加藤勝信官房長官は、そもそも広く国民の声を聞くつもりがないのだ。議員事務所に電話すればわかること。事務所関係者は、議員から、余計な話を取り次ぐな、あるいは、話を聞く必要はない、メモの類など残してはならない、と議員から厳命されている、はずだ。 ―― 参考情報 ―――――――――― 厚労大臣のくせに秘書にはパワハラ、小物の婿養子、加藤勝信(笑) http://www.nikaidou.com/archives/127188 ――――――――――――――――― 加えて、厚生労働大臣時代、重要な判断を首相に丸投げし、首相の退陣の原因を創った政治家である。 嘘だと思うなら、事務…

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官邸を去る安倍首相 甦れ!美しい日本

本稿は、官邸を去る安倍前首相に対し、盛大かつ丁重に執り行われた「見送り」行事から、読み取れることについて、述べるもの。 先日、官邸から退任挨拶動画がツイッターで配信された。官邸スタッフ作成の一分間の動画に、安倍首相の偉大さが凝縮されている。 ―― 参考情報 ―――――――――― 【お疲れ様でした】安倍総理からのメッセージ http://otanew.jp/archives/9577990.html ――――――――――――――――― 次に、下記サイトの動画を見ておきたい。(特に、木原稔議員のもの) ―― 参考情報 ―――――――――― 【動画】官邸で見送られる安倍総理 https://www.honmotakeshi.com/archives/%e3%80%90%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%91%e5%ae%98%e9%82%b8%e3%81%a7%e8%a6%8b%e9%80%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%82%8b%e5%ae%89%e5%80%8d%e7%b7%8f%e7%90%86%ef%bc%9b%cf%89%ef%bc%9b%ef%bd%80.html ――――――――――――――――― 花束を受け取った後の、体の動き、特に体の向きに注目したい。 ほとんど全方位を意識した動きになっている。 安倍首相が類稀なバランス感覚を有する政治家であることが、一つ一つの動作からわかる。 一方…

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