安倍自民党の巧妙な選挙対策 「日本のこころ」議席獲得を祈願!
安倍首相が単独過半数獲得について、珍しく悲観的見通しを述べている。―――――――――――――――――http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160622-OYT1T50102.html?from=yartcl_blist自民の単独過半数、首相「とても届かない状況」2016年06月22日 23時08分 安倍首相は22日のNHKの報道番組で、参院選で57議席以上を獲得して自民党の単独過半数を実現する可能性について、「とてもそこまでは届かない状況だ。最初から困難な目標だと思っていた」と述べ、達成は難しいとの考えを示した。
自民党の非改選議席は65で、単独過半数を取れば27年ぶりとなり、党内には「単独過半数を狙うべきだ」(麻生副総理)との積極論も出ていた。―――――――――――――――――私は、これを煙幕とみている。そういう悲観的雰囲気で戦うという、選挙戦略上の発言なのである。
安倍自民の参議院選挙戦術は、実に巧妙である。どうしてそう判断するのか、根拠事例となりうるものをいくつか紹介させていただく。
■争点ぼかしはっきりしていることは、選挙の争点をわからなくしたことだ。
争点がわかりにくいことは、マスコミにとって政権批判がしにくい状況が生まれる。
衆参同時選挙としないことで、自公固定票のみで戦おうとする意図が見えてくる。そうせざるを得なかったのは、舛添都知事の動きにあった。
舛添が、本来あったはずの選挙…