皇室秘密資産争奪戦からわかること

終戦後、米英両政府と「スイス政府、スイスの赤十字国際委員会」が、皇室財産を巡って、4年間も争奪戦を演じ、どういう経緯かはわからないが、「スイス政府、スイスの赤十字国際委員会」が勝利したことが、十数年前に報道された。 「天皇家の経済学 あなたの知らない『天皇家』のお金の秘密」(吉田祐二)から当該箇所を引用する。 ||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||||||||||||||||| 134頁 「天皇家の隠し資産」については戦後、さまざまな形で伝えられてきた。 戦後50年以上経ってから判明したものに、昭和天皇の皇后が終戦直前にスイスの赤十字国際委員会(ICRC)に「1千万スイスフラン」を寄付したという事実がある。 135~136頁 幣制13年(2001)8月、共同通信をはじめ各メデイアで報道された。ここでは『熊本日日新聞』からの記事を転載する。 赤十字に33億相当 「昭和天皇の皇后寄付」全容判明 終戦直前提示 49年、秘密裏に送金 【ジュネーブ13日共同】日本が一九四五年八月の終戦直前、スイスの赤十字国際委員会(ICRC)に対し、皇后名で一千万フランの巨額寄付を提示。連合国の対日政策決定機関である極東委員会が禁止決定を出したものの、赤十字がこれを覆して戦後の四九年、秘密裏に送金が実行された経緯が十三日、スイス政府やICRCの公文書で分かった。 寄付は横浜正金銀行(旧東京銀行の前身)スイス国立銀行に保有し「日本の秘密口座」と呼ばれた「特別勘定」から拠出され…

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皇室秘密資産が発生した経緯について

最近、ネット界で、小和田某が皇室秘密資産の私物化を企み、半幽閉状態にあるという情報がある。 同時期、今上陛下は盛んに、生前譲位実現に向けて、側近を動員、国政に圧力をかけているように見える。 私は、生前譲位と皇室秘密資産、何らかの関係があるとみている。 小和田某がどういう意図、目的でその金に手をつけようとしたかはわからない。 借金返済?、強請られて?、出戻り慰謝料?、いろいろあるだろう。 そして、その種の企てが、今回初めてだったのかそうでないのか? この種のトラブル、初回ではないような気がする。 では、皇室秘密資産、最初から秘匿する意図でそうなったのか? 最初から皇室関係者の私財として永遠に秘匿する目的での資産だったか、私は、判断を急ぐ必要はないように思う。 使途含めて、全貌が確定しない限り、という意味においてである。 また、日本は明治維新以降、戦争が相次ぎ、諸外国と外交上渡り合うには、それなりの秘密口座がないと、諜報戦含めて対応不可能であることは理解する。 それゆえ、皇室秘密資産については 戦前、終戦直後、現在の3つの視点で眺めようとしている。 ――――――――――――――――― 戦前の法律で該当した法律がどれで、どういう名義のどういう資産が該当し、どう管理運用されたのか 終戦直後の法律で該当した法律がどれで、どういう名義のどういう資産が該当し、どう管理運用されたのか 現時点の法律で該当した法律がどれで、どういう名義のどういう資産が該当し、どう管理運用されたのか ―――――――…

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