北朝鮮問題国内対策  公安調査庁リストラから手を付けよ!

拙ブログは、もともと公安調査庁の仕事ぶりに懐疑的である。 防衛予算確保の視点から、「公安調査庁」リストラを提言した。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-641.html次に、国家財政、国家予算の視点から考えたい。北朝鮮や中共尖閣がらみの軍事的圧力が顕在化するということは、国家予算的には、従来の社会福祉予算だけでなく、防衛費予算の増加も配慮しなくてはならなくなる。 団塊の世代が、後期高齢者(75歳)に達する2025年問題、財源をどうするのか、この点は絶対に避けて通れない。右肩上がりの社会福祉負担を今までどおり国家(税金)とするのか、利用者負担を増やすのかということである。 この前提における、防衛費予算、どう捻りだすべきか、いささか悩ましい。消費増税の分を防衛費に廻すという論理は、選挙対策的にはマイナスに作用するからだ。 そこで、防衛費予算は、他省庁の予算を削って捻出するというシナリオを採用することになる。一例を挙げたい。国家公務員の定年延長、文科省本省要員の外局化とノンキャリア化、公安調査庁要員のスリム化(半減)、初等・中等教育教員の削減(少子化対応)、国立大学文系学部を旧七帝大への集約などがあげられる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 拙ブログが公安調査庁のリストラを主張する理由、それは北朝鮮の相次ぐミサイル発射に対し、朝鮮総連の動きがどうなっているのか、月次レポートにて書こうとしないこと、つまり、…

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自民党・希望の党・民進党の比較結果  意外な事が起きる?

前稿において、過去の都知事選挙、小泉元首相が、反原発を掲げた細川元首相候補を応援した経緯が、希望の党の設立をもたらした遠因となっていることを示唆した。―― 参考情報 ――――――――――小池百合子はなぜ突然「党首」に就任したのか? http://sokokuwanihon.blog.fc2.com/blog-entry-649.html――――――――――――――――― 勘の鋭い方は、お気づきかもしれない。自民党のマル秘プロジェクトとして、民主党乗っ取りプロジェクトないし野党分断プロジェクトが考案され、その一環として、小泉元首相、細川元首相が動員された可能性はないのか?私は、小池百合子は安倍自民党の別動隊とみている。 そう考えると、自民党、希望の党、民進党の立ち位置を眺め、一体何が起きているのか、これから何が起きそうなのか、予測する必要が生じる。 3党について、モデル化し比較したい。こうなっているのではないだろうか。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■支持者 自民党:保守的な人 希望の党:テレビ・新聞報道に左右されやすい人 民進党:日本が嫌いな人、教育関係、労組関係、在日帰化 ■候補者の素性 自民党:変なのもいるが大体まとも 希望の党:党籍ロンダリング癖のある風見鶏 民進党:在日帰化、二重国籍 ■選挙公約 自民党:オールラウンド、死角なし 希望の党:一点突破、安全保障・外交は?? 民進党:北朝鮮、中共の主張を補完 ■憲法改正へのスタンス 自民党:憲法改正推進 希望の党:憲…

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小池百合子はなぜ突然「党首」に就任したのか?

小池百合子、急遽、党首に就任、記者会見に臨んだ。 ―― 参考情報 ――――――――――http://www.sankei.com/politics/news/170925/plt1709250128-n1.html「黒幕」前面に…小池百合子都知事が新党代表 焦りの裏返し 首相解散表明直前の会見 改憲、原発ゼロと総花的な政策 新党構想で裏方に徹してきた小池百合子東京都知事が25日、自ら国政政党「希望の党」の設立と代表就任を表明した。安倍晋三首相による衆院解散表明の直前に記者会見を設定し、首相との対決構図を印象付けるしたたかさを見せた小池氏だが、満を持して「黒幕」が姿を現したのは新党の行く末への焦りの裏返しにほかならない。(松本学)――――――――――――――――― 希望の党という名前、それは 選挙互助会として民進党から抜け出した候補者にとっても 日本のこころを放り出した候補者にとっても 希望である。そして、私のように、小池百合子を支持しないが憲法改正を期待する層に対しても希望を提供する。自公連立で、公明党に封印されてきた(かもしれない)数々の右寄りの施策が、希望の党が国政進出することで、解消されるかもしれないという期待があるのだ。 朝日は、小池の突然の党首就任をかく報道した。―― 参考情報 ――――――――――【希望の党】小池氏周辺「このまま若狭氏と細野氏に任せていては失敗する」 http://hosyusokuhou.jp/archives/48801831.html―――――――――――――…

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国難突破解散なので 「国難>憲法改正>■■>▲▲>▼▼」 となります!

本稿、拙ブログお読みの皆様が、報道バラエテイ番組漬け向けの方(おそらく団塊の世代の女性)と選挙について話す機会があった場合を想定、「話のネタ」として作成したもの。 ||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||http://www.sankei.com/politics/news/170926/plt1709260010-n1.html安倍晋三首相「国難突破解散」 北情勢、未曽有の危機迫り決断「自らが先頭に立って国難に立ち向かっていく。トップである私の責任であり、首相としての使命だ」 安倍晋三首相は衆院解散を表明した25日の記者会見で、こんな覚悟を示した。 なぜ今、解散なのか-。記者会見では、むしろ消費税の使途変更に言葉を費やしたが、安倍首相の決断理由は一にも二にも、そこに北朝鮮問題があるからだ。わが国はまさに、戦後最大の安全保障上の危機に直面しているのである。 「米国が来年、北朝鮮に軍事行動をとる可能性が出ている」 政府高官は最近、こう明言した。そして「今年は対北経済制裁をやったばかりで、これからその効果と反応を見定める時期だからないが…」と続けた。 安倍首相はトランプ米大統領と頻繁に電話や直接の会談を続けており、今やトランプ氏の考えを世界で最もよく知る外国首脳だ。すでに米側から、何らかのシグナルを受け取っているものとみられる。 一方、衆院議員の任期は来年12月までだ。現在のタイミングを逃すと、国際社会、とりわけ極東地域の大混乱の最中に、衆院…

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政党「日本のこころ」が遺した大切なもの

「日本のこころ」という政党が消滅する前提で書いている。本稿、「日本のこころ」という政党が果たした、歴史的かつ政治的役割について、「たちあがれ日本」以降の支持者として思うところを述べたい。 「日本のこころ」という政党は、今度の選挙を以て消滅する。おそらく。が、三つのものを遺すことになるだろう。一つ目は、日本のこころ、すなわち、「日本精神」の再興である。この点について説明不足で論理の飛躍はあるという指摘はあるだろうが、私は、そうみている。 二つ目は「たちあがれ日本時代」から引き継がれた「憲法改正」。憲法改正については、当時の政党の中で、たちあがれ日本が最も熱心であった。三つ目は、拉致問題。拉致問題の解決、票に結びつかなくても、頑固に党の最優先課題として扱った。平和安全法制の国会審議にて、中山恭子代表が、平和安全法制は邦人救出をうたっているが拉致被害者救出を想定したものなのか、という質問があったことを忘れてはならない。安倍首相は否定した。が、その安倍首相は北朝鮮問題と絡めて、武力行使を辞さない、圧力対話の中で、拉致被害者救出を実現するシナリオを見出し、解散総選挙を決断したと確信している。 本日の安倍首相の記者会見を以て、各党は、選挙戦に突入する。 首相は腹をくくった。中山恭子代表は、保守勢力の基盤強化のため、「日本のこころ」という看板を捨てる決断をした。じり貧状態から逃れるための決断であろう。致しかたない。その「日本のこころ」は、自民党よりも右寄りのスタンスで安倍政権に閣外協力、憲法改正案を提示した…

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