国家基本問題研究所について
北朝鮮ミサイル発射問題に関連し、櫻井よしこは、今どこで何をしているのか?
気になったので、国家基本問題研究所のサイトを閲覧することにした。本稿、研究所発表の最新稿に対する、批評である。
櫻井よしこは、国家基本問題研究所なる組織を主宰、多数の言論人を擁している。ここに、有能と思われる?言論人が集結?、以前よりは、内容充実していることは評価すべきだろう。だが、来年度の防衛予算、自衛隊法の改正等について、仔細に検討、かくあるべしと提言が見当たらない。これだけ周辺状況の緊迫化が伝えられているのであるから、本来なら発表すべきことではないのか?http://jinf.jp/
最新のレポートを読んでみたい。―― 参考情報 ――――――――――攻撃の研究なくして防御はできぬ 太田文雄(元防衛庁情報本部長)
http://jinf.jp/feedback/archives/21623【第464回】概算要求に見られる防衛意識の低下
http://jinf.jp/weekly/archives/21571―――――――――――――――――二つの原稿をざっと読まさせていただいた。感想を述べたい。二つともどう読んでも受け身である。誰かがやっている、誰かがやってくれる、他人がやっていることを眺め、政府方針が表明された前提で書かれたものと読める。取材調査もしていないようだ。これら二つの原稿から、北朝鮮ミサイル発射問題について、軍事的課題をどう実現するか、先頭に立つオピニオンリーダーであるという意欲を私は感じない。「攻撃の…