対馬は大丈夫か?
本稿では、韓国資本に不動産等買収され、何かと間接侵略を受けているとの情報が多い、(衆議院選挙の開票結果に基づく)対馬の有権者の投票行動の分析を試みる。
長崎3区は、大村、対馬、壱岐、五島列島を抱える島嶼中心の選挙区である。カッコ内の数値は対馬。
まず、投票率。 今回 前回
投票率 59.96%(65.5%) 51.58%(59.95%)投票率は概して高い傾向にある。
次に、今回選挙結果と前回選挙結果の比較。
2017 長崎3区
83,992 谷川弥一 自民(11,959)
35,554 末次精一 希望(3,234)
12,638 石丸完治 共産(991)
8,469 口石竜三 維新(590)
2014 長崎3区82,354 谷川弥一 自民(12,074)
31,650 石丸完治 共産(3,118)
長崎3区、対馬はどちらも保守地盤が強い選挙区のようだ。が、自民候補の得票は頭打ち傾向にある。今回の選挙では、希望の党と維新の候補者の出馬によって、前回出馬した共産党候補が三分の二程度の票を失った。同様の傾向は対馬にても発生している。自民、希望、維新が改憲派とみなすと、護憲派は、長崎3区、対馬どちらにおいても10%にも満たず、島嶼地区の危機感が伝わってくるようである。
韓国に近く、日本海の軍事的要所でもある対馬の有権者が、沖縄とは異なり、改憲派が圧倒的であることに、私はほっとしている。対馬について、悲観…