保守言論界のオピニオン・リーダー層の総数
普通は、「保守のオピニオンリーダー」と書くところであるが、本稿では、敢えて「保守言論界のオピニオンリーダー」と表記させていただく。
私は、ある事案をきっかけに、(抗議文書を自前で作成できるという点において)保守言論界のオピニオン・リーダー層は大凡2000人であろうと見立てている。
が、その数は増えない。
なぜか?
自分で分析、自分で考え、自己責任で判断・行動できる方は極めて上質な層であり、そう簡単には増えないとみている。
さて、ケネデイ駐日大使時代、ケネデイ大使による日本侮蔑発言に抗議する電話、手紙、メールの件数が、どれくらいだったか。ご存じであろうか。アメリカ大使館発表の数字だったと記憶するが、大体1600件だった。自らの意志で抗議文書を作成し、抗議の意志を表明された方が1600人いたということである。
もちろん、公務員、大企業の社員は、立場的にそういう抗議活動はしない。密告された場合、人事処遇的に干される覚悟が必要となる。
正論、WILLなどの読者、政治ブログの読者、日本会議会員の中で1600人が日本人として自分の判断にて抗議文書を書き、提出したと私はみている。
実は、もう一つ、興味を以て事態の推移を眺めているケースがある。
保守速報で拡散がなされた、日本学術会議への要請文書への賛同表明事案である。―― 参考情報 ――――――――――日本学術会議は、一部大学による「北朝鮮兵器開発幇助問題」について、全ての大学に調査追求し、再発防止に努めるよう勧告してください
https://www…