なぜユダヤ(キッシンジャー外交)は反日を選ぶのか?
これまで、なぜユダヤ、特にキッシンジャーが、結果として日本を蔑ろにする路線を選ぶのか、日本を目の敵にするような外交戦略を選ぶのかわからなかった。
最近読んだ本で、少し古い本ではあるが、倉前盛通編の「日本と世界を狙う悪の論理 悪の宗教パワー」から、四つの理由があることを見出したので、読者の皆様と共有すべく、出稿することとした。
■ユダヤが反日を選ぶ理由その1 日本人の宗教思想が、世界史の流れる、メイン・ストリームに沿っている||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||19~20頁
日本には、唯一絶対神のような、いわば「人工の神」は生まれなかった。自然宗教が高等宗教化され、今日まだ残っているという状態である。よく日本人は無宗教だ、というがけっしてそうではない。日本民族は常に外国から入ってきた文明を喜んでうけいれ、消化・吸収し、己れの血とし肉としてきた民族なのである。その一方、伝統的な「天地自然の神々」を崇拝する信仰を捨てはしなかった。
仏教が入り、儒教が入ってきても、また明治以降のヨーロッパ思想がとりこまれてもなお、日本人の基本的な精神風土は変化せずに、古代の自然宗教を祭ごとの中心に据えていたのである。この天つ神、国つ神、八百万の神を拝む習慣はいまもつたわっている。国民の大半が仏教徒でありながらである。
「原像還元」といって、玉葱のかわを剥いでいくように神世まで遡って分析・理解しようという方法論があるが、けっして起源と本質を混同しているのではな…