米朝首脳会談  トランプ・金正恩の密約の可能性

米朝首脳会談後の北朝鮮問題、保守系言論人たちの分析は、総じて悲観的である。 制裁強化の話がしぼみ、非核化について中途半端な結果に終わるだろうという予想が支配的である。 米韓軍事演習中止は、北朝鮮を利するとの見解である。 ただ、これらの指摘は、北朝鮮が中露陣営に留まる前提での分析である。 専門性を発揮し、いい線言っていると言いたいものもあるが、前提条件の設定が十分ではない気がする。 私は、トランプと金正恩の密約の可能性を疑っているため、シナリオ的視点から点検を行ってみた。 まず、公開され、誰もが知り得る、重要事項を並べてみる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・米朝開戦するのか? ・北朝鮮に対し更なる圧力をかけるのか? ・北朝鮮を寝返らせ、中共包囲網とするのか? ・朝鮮半島統一(平和的手段、武力) ・在韓米軍を引き揚げ(非核化と交換条件で引き揚げ、非核化なしに引き揚げ) ・非核化(平和的手段、武力) ・拉致問題解決(平和的手段、武力) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このうち、米朝首脳会談によって、最初の二項目について、当面の動きがどうなるのか、確定した。 米朝開戦は遠のき、北朝鮮に対する更なる圧力は中断したということだ。 北朝鮮を中露陣営とみなした前提条件での、以下の指摘は至極尤もだ。 ―― 参考情報 ―――――――――― 【激変する安全保障】米朝会談で消えた「最大限の圧力」 中朝ロの思うつぼ、火消しにやっきの日米 http…

続きを読む

拉致問題解決の突破口となるか ? 日朝合弁10社に係わる金融庁報告命令

ロイターが以下のニュースを配信した。 日本のマスコミはなぜか報道を躊躇っているようだ。 ―― 参考情報 ―――――――――― 日朝合弁10社に不正送金の疑い、金融庁が全銀行に報告命令=関係筋 https://jp.reuters.com/article/japan-north-korea-illegal-idJPKBN1JI093 ――――――――――――――――― 今後予想される取り組みを以下に列挙し、本稿を終える。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■当面予想される措置・合弁10社に送金していた企業、団体、個人の資産凍結 ●付随して実施すると予想される、議員についての処置・「合弁10社に送金した企業、個人から政治献金」受けた議員名の公表 ・「合弁10社に送金した企業、個人から政治献金」受けた議員の国会喚問 ・「合弁10社に送金した企業、個人から政治献金」受けた議員の懲罰委員会開催 ●付随して実施すると予想される、企業についての処置・合弁10社に送金した企業名の公表 ・口座凍結措置に伴う企業活動停止(実質解散) ●付随して実施すると予想される、団体(宗教法人、労組等)についての処置・合弁10社に送金した団体(宗教法人、労組等)の公表 ・口座凍結措置に伴う活動停止(実質解散) ・労組については、給与天引き停止 ●付随して実施すると予想される、個人(マスコミ、大学教官等)についての処置・合弁10社に送金した個人(マスコミ、大学教官等)の公表 ・上記に伴う…

続きを読む

アメリカファースト  アメリカの覇権を取り戻す目的だった?

本稿は、アメリカが有する二つの覇権についての推論。 なお、本稿が扱う覇権とは軍事的覇権と金融覇権である。 本題に入りたい。トランプ政権になるまで、アメリカ政府は中共に対し強い態度に出ようとしなかった。 キッシンジャーが外交を仕切り、親中一辺倒で外交展開してきたからだ。日本もキッシンジャーのせいで右倣えさせられた面はある。 キッシンジャーが親中派だった理由、それは中共のエージェントであると馬淵睦夫は語る。しかし、私はこうみている。 中共の支配者が、仮にユダヤ金融資本だったとして、ユダヤ金融資本が中共でひと儲けするために、キッシンジャーという外交屋を欲したのではないかと。 しかし、実態的に、ひと儲け以上のケタになっている。その根拠となり得そうな情報がある。―― 参考情報 ――――――――――世界時価総額ランキング http://www.180.co.jp/world_etf_adr/adr/ranking.htm――――――――――――――――― 皆様は、このデータをどう読まれたであろうか?私は、こう読んだ。米中の主力銀行の時価総額を比較したい。中共の主力銀行の時価総額合計>アメリカの主力銀行の時価総額合計ウオールストリートが世界の金融を支配しているとほとんどの人が思っていたはずだ。しかし、中共の金融機関の時価総額がアメリカの金融機関の時価総額以上であることは、意外であるがゆえに、アメリカにとっては困った事態になるのである。 思いつくままに書くと ・中共の銀行が、時価総額が大きいがゆえに中…

続きを読む

人気記事