愛国である前に必要なこと

石破茂は、獣医師会との癒着を産経に報じられたことに、いらいらしているそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

【加計問題】石破茂さん、獣医師会との共謀を報じた産経記事を自民党内の全議員に配布され発狂w
http://hosyusokuhou.jp/archives/48797430.html

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味方を味方を思わず、後ろから鉄砲を撃ってしまう癖が石破茂にはある。
そして、ああでもない、こうでもないと、難解な理屈を披露し、掌を返すようなことを行う政治家でもある。

蒋介石国民党軍にあった「督戦隊」、それが自民党内にある、石破茂は「督戦隊長」そう考えればいいのではないか?
結局は、石破茂は、中共・韓国・北朝鮮の傀儡政権で独裁者となることを目指す、そんなスタンスの政治屋である。

石破派はそういう思考の集団であると思った方がいいだろう。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%9C%88%E4%BC%9A

衆議院議員
石破茂
(10回、鳥取1区) 山本有二
(9回、高知2区) 鴨下一郎
(8回、東京13区) 田村憲久
(7回、三重4区) 伊藤達也
(7回、東京22区) 後藤田正純
(6回、徳島1区) 古川禎久
(5回、宮崎3区) 平将明
(4回、東京4区) 赤沢亮正
(4回、鳥取2区) 齋藤健
(3回、千葉7区)  田所嘉徳
(2回、茨城1区) 福山守
(2回、比例四国) 石崎徹
(2回、新潟1区) 神山佐市
(2回、埼玉7区) 八木哲也
(2回、比例東海) 冨樫博之
(2回、秋田1区) 門山宏哲
(2回、比例南関東) 山下貴司
(2回、岡山2区)
(計18名)

参議院議員
舞立昇治 (1回、鳥取県)
(計1名)

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では、最近、テレビなどで大臣離任が盛んに噂される、防衛大臣はどうか?

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http://www.sankei.com/politics/news/170720/plt1707200045-n2.html

 稲田氏は8月中旬に自衛隊の部隊視察のため外遊し、自身が例年行ってきた終戦の日の靖国神社参拝を見送った。外遊の出発時に派手なサングラスと野球帽というリゾートルックで空港に現れ、周囲をあぜんとさせた。その後も奇抜な服装が目立ち、防衛省関係者は「服装を改めるよう進言しても聞き入れられなかった」とため息を漏らした。

弁護士としての自負が強く、報告では法的根拠の説明を求めた。多くの憲法学者が自衛隊を違憲と見なす中、法令解釈の実務も背広組に委ねてきた制服組幹部には、さらに不満が募った。「あなたたちは司法試験にも受かっていない」と言い放たれた幹部もいた。

 稲田氏も制服組に不信感を募らせていた形跡がある。制服組幹部のインタビューが新聞に掲載された際は「私の答弁は応答要領でがんじがらめにされているのに、なぜ制服組が自由に話せるのか。文民統制はどうなっているのか」と周囲に不満をぶつけたという。

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稲田議員は、安倍首相と仲が良い愛国議員として知られている。が、上記三つの情報を知ると、おそらく事実であろうという前提で考えると、愛国である前に、「人の上に立つ議員」として当たり前のことが理解できていない、そう考えざるを得ない。




・服装については、立場上、個人的趣味が制限される職種であることが理解できていない。
・部下を持つということは、部下の正統な主張に耳を傾ける必要が生じるが、自分の能力を部下に自慢している。
・自分と部下を同列視し過ぎる点において、子供っぽい。




要するに、精神的に子供っぽいのである。石原伸晃並なのである。
石原伸晃の父、石原慎太郎は、ある講演にて、愛国であることは自己犠牲を伴う、という趣旨のことを説いた。話は尤もなのであるが、それを聞いて感動した方もいたはずなのであるが、息子伸晃はそうではなかった。
田中角栄の娘、田中眞紀子もそうだった。田中眞紀子は、田中角栄にペコペコしていた政治家、官僚を眺めて育ったせいか、人を平気で小馬鹿にする癖がある。

似たようなことは、稲田議員にも起きた。
稲田議員の実父は、愛国議員だった三宅博議員の師匠だとされている。


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http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/8d3451f4591fcaa38f82bd7897add40d

わが師、椿原先生を偲んで
2016年12月07日 | 政治

わが師、椿原先生を偲んで

椿原泰夫先生が亡くなられた。
稲田朋美防衛大臣のご尊父である。
11月27日、椿原泰夫先生を偲ぶ会が先生の故郷福井県で営まれた。
参列者を代表し加地伸行先生が在りし日の椿原先生の人柄を惜別の思いで語られた。
最後にご自身のことを「弟子 加地伸行」と紹介し追悼文を締められた。

 私は20年前に先生の知遇を得、教育問題に関する毎月の勉強会で教えを受けた。
その後私は政界に身を転じ、椿原先生の教えを胸に置いて教育正常化に向けて微力ではあるが邁進したのであった。
一回目の立候補から様々な形で先生の応援を受けたものである。 
先生には選挙活動の末端の作業も厭わず選挙運動にご協力を頂いた。
また教育行政に関し、わからないことのすべての疑問に明確なご指導を受けることができたのだ。
非力な私の活動に対し、常に暖かい目でご指導を頂いたのである。
私にとっても加治先生同様、最も尊敬すべき師であったのだ。
未熟な私に対する先生のご支援は感謝という言葉では表現できるようなものではない。
7月の参議院選挙の際も、余命幾許もない弱った体力の中で誠に大きなご支援を頂き、それが私の闘いの原動力となったものである。
しかしながら私に対するご支援によって体力を消耗され、先生のご寿命を縮めたのではないかと痛切な悔いを感じてしまうのだ。
誠に申し訳ない思いで一杯である。

選挙期間中に頂いたご激励の一部を紹介する。

『今や世界の情勢は将に混沌として、人類の最後を予感せしめるほどのものがあります。
その中にあって、わが祖国日本はどうでせうか。
辛うじて国家の体裁を取り繕ってはゐますものの、日本を敵視する国々に囲まれ、同胞を拉致されても救ひ出すことが出来ず、
日本固有の国土を奪はれてもこれを取り返す力もなく、加へて、国の内から国家の解体に手を貸す非国民が跡を絶ちません。

不治の病に冒され、「余命」を過ぎて一年余りになる私ですが、唯一、心にかかるのはわが祖国日本の将来です。
その切実な想ひを諸兄姉に訴へたい。』

椿原泰夫先生こそは偏向堕落した戦後教育立て直しの最大の中心人物であった。
遺された我々が椿原先生に対して果たすべき使命は、先生の足跡と願いを胸に刻みその御跡に続くべきである。

   「椿原泰夫先生、我々はあなたの死を決して無駄には致しません。   合掌 」
                                                前衆議院議員  三宅 博

【ご参考】 椿原泰夫先生が私三宅博にくださった激励全文  http://blog.goo.ne.jp/yaonomiyake/e/3d559f91f4e57d510bff2c60bdee1007


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あの三宅博先生がそう語るのであるから、間違いはないと思いたい。その娘さんが、ああいうことを語る。だが、それは、石原慎太郎の息子伸晃にも起きたことである。



では、小泉純一郎と小泉進次郎はどうなのか?というと、雑巾がけを苦にしない点において、その図式は当てはまらない。(C●Aエージェント臭い小泉進次郎を持ちあげるつもりはない)

田中眞紀子、石原伸晃、稲田朋美、3人の父親が、普段、格下の人たちをどう扱ってきたのか?それを観察すれば、その子供の行状が大凡予想がつくのではないか?

おそらく、世の中馬鹿ばかり、部下を怒鳴りつけている光景を眺めて育っててきたのではなかろうか?

保守活動の世界でも、似たようなことはある。外務省が反日官庁だとして、怒鳴り散らして対応される愛国活動家がいるそうだ。しかし、彼らにとっては、面従腹背、カエルの面に小便みたいなものであろう。




ここで、「ノブレス・オブリュージュ」というフランス語の言葉を参照したい。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5

ノブレス・オブリージュ(仏: noblesse oblige ノブレ(ッ)ソブリージュ[1][2])とは、直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。

貴族制度や階級社会が残るイギリスでは、上流階級にはノブレス・オブリージュの考えが求められている。第一次世界大戦では貴族や王族の子弟にも戦死者が多く、第二次世界大戦ではエリザベス2世がイギリス軍に従軍し、フォークランド紛争にもアンドルー王子などがイギリス軍に従軍している。現在でも、例えば高校卒業後のギャップ・イヤーに、ウィリアム王子がチリで、ヘンリー王子がレソトの孤児院でボランティア活動に従事している。またウィリアムはホームレス支援事業のパトロンでもあり、自ら路上生活体験をした。
アメリカ合衆国では、セレブリティや名士が、ボランティア活動や寄付をする事は一般的なことである。これは企業の社会的責任遂行(所謂CSR)にも通じる考え方でもある。第二次世界大戦においてはアイビー・リーグを始めとする、アメリカの大学生は徴兵制度が免除されていたが、志願して出征したものも多くいた。しかし2003年のイラク戦争において、政治家が対テロ戦争を煽り立てながら、イラク戦争でイラクでの戦闘に参加するため志願し、アメリカ軍に従軍した親族がいるアメリカ合衆国議会政治家の数は、極少数であったことが物議を醸した。
日本においても、第二次世界大戦前の皇族男子は、日本軍の軍務(近衛師団など)に就くことになっていた。但し、最前線に送られるケースは稀であるが、三笠宮崇仁親王が大日本帝国陸軍の「若杉参謀」として、中国戦線の支那派遣軍に送られた場合もあった。また皇族女子も、日本赤十字社等の機関において貢献することが求められた。日露戦争では、閑院宮載仁親王が騎兵第2旅団長として出征し、最前線でロシア帝国陸軍と戦っている。

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皇族男子もその対象とされて扱われた時代があったそうだ。

話はそれるが、大東亜戦争開戦前、伏見宮博恭王、閑院宮載仁親王が海軍、陸軍の要職に就いた。閑院宮載仁親王は終戦前に亡くなられ、陸軍の傀儡軍人であったとの記述がある。一方、伏見宮博恭王は、海軍軍令部の権限強化を実現、結果的に、山本五十六の真珠湾攻撃、ミッドウエー海戦のゴリ押しをもたらした。

戦後、伏見宮博恭王は戦犯指定を受けることを予期していたことが、「帝国海軍 軍令部総長の失敗」(生出寿)に書いてある。



ここで、読者の方にお考えいただきたいことがある。
なぜ、このテーマを選び、かく事例紹介したのかについてである。

私が、懸念するのは、「ノブレス・オブリュージュ」が死語になることである。



なぜなら、大東亜戦争の要職に就いた皇族が必ずしも「ノブレス・オブリュージュ」の実践者ではなく、戦後の名だたる首相や政治家の子供もそうではなく、次期政権を担うかもしれないと注目されてきた「愛国」議員がそうではなかった、からなのである。



愛国保守の世界から、「ノブレス・オブリュージュ」が消滅することは、何を意味するか?

私は暗澹たる気持ちになっている。



ここで、本稿を最後までお読みいただいたお礼のつもりで、「ノブレス・オブリュージュ」という言葉が出てくる一冊の良書を紹介する。

「武士道解題 ノブレス・オブリュージュとは」(李登輝)

この本を通じて、李登輝閣下の偉大さ、我々一人一人のDNAとして受け継がれているであろう伝統精神の根源を知るのである。

以上











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