長期間審議拒否した理由≒北朝鮮制裁強化を妨害するためだった?

麻生大臣の発言が気になっている方は、何が国会で起きているか、お気づきのことと思う。


―― 参考情報 ――――――――――

麻生大臣が「G20に行っててG7って言ってる」?/「最初にG7(での北朝鮮への経済制裁や圧力)の説明からした方がいいんじゃねぇか?」→テレビ朝日記者は無視
https://togetter.com/li/1219848

【動画あり】立ち去ろうとする麻生大臣に、テレ朝記者が大声で「大臣!!」 →麻生大臣「最初から聞けよ!大きな声出さないで。」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48815529.html

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審議拒否を首謀した政党はかく発言している。


―― 参考情報 ――――――――――

立憲「与党は審議虚偽して、野党が審議拒否したかのように見せかけている!!!」
http://www.watch2chan.com/archives/53392164.html

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さて、小坪しんや議員の原稿を組み替えて読んでいくうちに、あることに気がついた。当該箇所を一読したい。


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https://samurai20.jp/2018/04/nanboku/

朝鮮戦争終結の可能性に期待、在日朝鮮人は難民じゃなくなる?【気になる人はシェア】
2018年4月27日

韓国と北朝鮮のトップが会談した。
米国が本気であり「やばいやばい」と思って動いたんだろうな、と思っている。
「圧力」が上手く機能していることは確実であり、そのハンドリングを我が国が行ってきたことを国民として嬉しく思う。

野党や左派などは「日本は蚊帳の外」と必死だが、まったくそうは思わない。
麻生総理がG20に出席しているが、その際にG7の声明も出されている。
「北朝鮮に関するG7財務大臣共同声明(仮訳)」というもので、ここにはちょっとした背景もある。

メディアが全く報じないのでご存じない方ばかりかと思うが「G20中にG7が開催したかどうかも含め非公表」です。みんなで集まっているのにG7だけで集まるのは、配慮に欠けるとされているためでしょう。
しかし、今回は声明を発出しています。これ自体が異常。
まったく報道されていない世界の動きとして、凄いことが起きています。

この声明は、(以下に紹介するため)実際に見て欲しいのですが、
どう読んでも「来週の米朝協議において、国際社会で『圧力』を強める為」です。
対北朝鮮制裁は『対話と圧力』ですが、圧力を強めてきたことがトランプ会談に結びついたことは明らかです。
中身がそれほどインパクトのあるもので、報道しないのが不思議。

国際情勢からの圧力が、奏功。
ここと「韓国、北朝鮮のトップ会談」は、私は無関係ではないと思う。
このまま行くと「極めて厳しいこと」になるため、【もう喧嘩してないよ!仲良くしてるよ!】とアピールする目的ではないか?という見方です。


中略

野党は何をしたのか。
国会会期中の海外出張は、全会派一致での承認が必要です。
しかし、野党の反対で了承は得られませんでした。

先月も了承が得られず、副大臣の木原先生がG20に参加しています。

今回は、野党との意見の一致は見られませんでしたが、
それでも強行して参加しています。

そして、成果が得られました。

前回のG20、木原副大臣が参加した際のことを下記のエントリで触れています。
出張が決まったのはギリギリで、ちょうど国政報告会を開催する日の深夜に飛びました。

元々、私も参加予定であり、リアルタイムで本人と会っています。

中略

こういう声明が出されたことを。
世界は協調して動いており、米朝会談に対して凄まじいサポートを行っていることを。

それすら表に出ないということは、
声明が出されるまでに流された汗なんて、誰も気づいてくれないってこと、、、

そんなの、一人の政治家として、とても悲しいことだと思うし、
まぁ「木原先生、本当、お疲れ様っす」と言いたいじゃないですか。

最後にとりまとめた大臣も恰好いいですが、私は裏方の恰好よさにしびれるけどなぁ。

そうそう、「実態はわかりません」が、声明において「制裁のかけ方」に癖みたいなものも感じてしまって。
昔、私がご指導して頂いた(カラス天狗みたいなイメージ)方の打つ手に、似ている気がします。
そして、いま私がベースとしている戦い方にも似ているように、思うのです。

誰かがどこかで、何かしたんだろうな、みたいな。
そんな足跡を行間から感じるのです。

中略

北朝鮮は、苦しい。
この状態で、米朝会談に臨むわけです。

米国からのジャブというか「状況によっちゃ、行かんよ?」という報道もあったり。

G7の声明は、相当に効果が期待できるもので、極めて踏み込んでますしね。

冒頭の繰り返しになりますが、
「G20中にG7が開催したかどうかも含め非公表」です。

先進20か国の”みんな”で集まっているのに、G7だけで集まるのは配慮に欠けるとされているためでしょう。
これは慣例かと思いますが、意外に知られていない事実です。
メディアはこういうことを報じればいいのに。

「トップ20で集まりましょう!」と呼びかけておいて、裏では「さらにトップの7か国で話そうよ」は、やっぱ感じ悪いですからね。

にも関わらず、G7の声明が出たのは、本当にびびりました。
珍しいと言うか、これは異例ですよ。

北朝鮮は、とても苦しいわけです。
ここで米朝会談となれば、相当にやりこめられる。

となれば、「もう喧嘩はしてないよ」とか、
「ちゃんと話し合いもできるよ」みたいなアピールもですね、
やってくるのかな、と。


韓国とトップ会談を行い「ちゃんとするから!」「マジで!」「今度こそマジで!」と、外交アピールしてるように私は感じました。

中身はこの場で言及しませんが、あんまり内容としてはないかなぁと思いました。
希望とか目標ばかりで、決定事項は少ないですし。

やらないよりは、やったほうがいいとは思います。
でも、劇的な変化は期待できないと感じました。

この件は「韓国と北朝鮮が会った」ことに意味があったというか、
相手側の狙いがあったように思うのです。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



辻元清美が立憲民主党の国会対策委員長となり、審議拒否し続けた理由、ひょっとするとG20で日本が北朝鮮制裁強化のために根回しすることを妨害することを狙っていたのではないか?

辻元清美は、「国会会期中の海外出張は、全会派一致での承認が必要であり、野党の反対で了承は得られない」ことを熟知し、北朝鮮制裁がこれ以上強化されないために異常に長期間の審議拒否を選んだのではないか?

反日マスコミは、審議拒否に繋がるネタを野党のために投下し続けたのではないか?

財務省ネタで、野党が麻生大臣辞任を求めたのは、G7での異例声明が発信されることを察知、日本政府による根回しをさせないための最終工作だった可能性はないのか?



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https://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g7/cy2018/g7_20180418.htm

北朝鮮に関するG7財務大臣共同声明(仮訳)(2018年4月18日)

 北朝鮮による大量破壊兵器及び弾道ミサイル開発の継続は、国際平和と安全に対する重大な脅威である。我々は完全で、検証可能、かつ不可逆的な朝鮮半島における非核化及び北朝鮮の大量破棄兵器及び弾道ミサイルの廃棄に引き続きコミットしているが、北朝鮮はその発言に対応した具体的な行動を取るべきである。この目的を実現するため、関連する国連安全保障理事会決議に沿い、北朝鮮に対し最大限の経済圧力をかけるための行動を継続していく。

 我々は北朝鮮による国際的制裁逃れと彼らが未だ国際金融システムにアクセスし得ることにつき憂慮している。北朝鮮はその実名で取引することはほとんどなく、国際金融システムにアクセスするために、代理人、フロント企業、複雑な所有関係のネットワークを利用している。

 2018年3月に国連専門家パネルがそのレポートに記述したとおり、2017年には30を超える北朝鮮の銀行の支部が、国連安保理決議に違反して北朝鮮域外において活動している。専門家パネル報告はさらに、第三国に所在する北朝鮮の貿易代表部は、国連安保理決議により制裁対象となった個人及び団体の隠れみのとして活動することや国連安保理決議に違反する商業活動を行うこと等により、北朝鮮が禁止された活動を実施するための役割を引き続き担っていることを指摘している。我々は全ての国々に対し、北朝鮮に関する国連安保理決議の完全かつ効果的な履行を求めるとともに、これに関連して、国連により課された義務に従い、各国に所在する北朝鮮の銀行及び貿易代表を迅速に追放することを求める。

 G7各国の金融機関は北朝鮮の世界規模での違法な金融活動に対抗する上で重要な役割を担っており、我々は北朝鮮の欺罔的な金融活動を暴露するために、これら金融機関と連携するとともに、適切に、これらの金融機関と情報を共有し、国際金融システムの健全性を守っていく。我々は他の国々に対し、それぞれの金融機関が制裁対象となっている北朝鮮の団体に代わって取引を行うこととならないよう、警戒するとともに、必要な追加的なスクリーニングを実施するための措置を取れるよう、我々と同じようにそれぞれの金融機関と連携していくことを要請する。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



以下は私見。

このG20開催期間中のG7財務大臣共同声明の「根回し情報が洩れている」と私は見ている。

自殺した財務省職員、処分された財務省職員の中に、政府の北朝鮮制裁に係わる根回しの概要を掴み、野党議員に密告した者がいるのではないかと推測する。

北朝鮮制裁強化を妨害した、議員、官僚、マスコミ関係者たちは、本来は、スパイ防止法法制化されていれば訴追されるべき対象である。

もちろん、外国籍のマスコミ関係者の反日政治活動はご法度、記者証剥奪し政府機関等への立ち入りを禁止すべきだ。

また、財務省のどうでもいい事案を口実にして、審議拒否した野党については、今後は与党や国民各層からの質問を受付回答させるべく、国会法等改正されるべきであるし、審議拒否については厳格なる説明責任を課すべく、要件厳格化する必要があると考える。


以上

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