拙ブログは、国会法を改正して、与党から野党に国会で質問できるようにすべく、法改正すべきとのスタンスである。国民各層から、野党に対し質問できる制度(質問主意書制度の見直し)の新設も必要と考えている。
質問主意書制度については、以下のような国会質問実績がある。
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http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a161007.htm
質問本文情報
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平成十六年十月十二日提出
質問第七号
政府の「質問主意書」に対する考え方に関する質問主意書
提出者 中根康浩
政府の「質問主意書」に対する考え方に関する質問主意書
国会法第七十四条及び第七十五条に定められているように、質問主意書制度は議員が政府の在り方を不断にチェックしていくため、議員に当然に付与されている権利であると同時に、この制度を有効に活用していくことは、議員の責務でもあると考える。
従って、次の事項について質問する。
(1) 政府が昨今、国会に対し「質問主意書」提出の抑制措置の検討を求めたとの報道があったが事実か。事実であればその理由について、答弁されたい。
(2) 「質問主意書」提出の抑制は国会法に定められた国会議員の権利を奪う横暴であり、すなわち国民からの政府に対する監視を拒絶することを意味すると思うが、このことについての政府の見解を答弁されたい。
(3) 行政職員は、一方で出版物などの監修業務を行なっている。他方で本来職務の一つである「質問主意書」を煩わしく考えているようであるが、このことについての政府の見解を答弁されたい。
(4) 「質問主意書」制度が活発に活用されていることは、国会が健全に機能していることの証だと思う。従って、「質問主意書」の提出期日について国会開会中のみならず、閉会中も提出できるようにすることが必要だと考える。また、このことが行政職員の負担を年間を通して均一化することになるとも思うが、政府の見解を答弁されたい。
右質問する。
||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中根康浩元議員は、民主党、民進党、希望の党に所属していた方である。
野党議員自ら、『「質問主意書」提出の抑制は国会法に定められた国会議員の権利を奪う横暴』という見解であれば、我々国民においても、日頃の言動に問題があり、給料泥棒実態にあると判断する野党議員に対し、質問する権利があってしかるべきだ。
国会議員の長男が、議員宿舎に居てやった犯行なら、親の責任が問われてしかるべきだ。
―― 参考情報 ――――――――――
民進・小川議員の長男また逮捕 議員宿舎近くの路上で女子中生襲う
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180308/soc1803080013-n1.html
小川勝也参院議員長男を再逮捕、わいせつ目的で女子中学生引き倒す 警視庁
https://www.sankei.com/affairs/news/180307/afr1803070028-n1.html
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こういう事案、なぜ国会質問の対象にならないのであろうか?
さて、野党に対し与党が質問可能とする、具体的な事案がこれまでなかなか見つからなかったが、野党政権時代に予算削減したとする、ほぼ確定的な情報の存在を確認、これなら、当時の野党幹部に国会審議の場にて、回答させる義務を課す口実になるだろうとの判断する。
||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50512019.html
(安倍政権) 「TPP対策で土地改良に990億円計上へ 補正予算案」 15年12月12日 朝日新聞
農地や農道などを整備する公共事業である土地改良事業の予算990億円を盛り込む方針
土地改良事業は、農地や農道、排水路、農業用ダムなどの整備を指す。土地改良の予算は、民主党政権で大幅に削減され、自民党は政権交代前の水準に戻すよう要望。
http://www.asahi.com/articles/ASHDC5G3XHDCULFA022.html
http://web.archive.org/web/20160115015503/http://www.asahi.com/articles/ASHDC5G3XHDCULFA022.html
(自民党) 宮下一郎公式ブログ 2016年12月20日
土地改良事業関係予算は、民主党政権で大幅に削減されたため、水路の補修や必要な圃場整備などに必要な予算が確保できない状況が続いてきましたが、平成28年度補正予算と平成29年度当初予算の合計で、ようやく政権交代前の5772億円を確保することができました。
【土地改良関係予算の推移のグラフ】
平成21年度:5772億円 → 平成22年度:3131億円
土地改良予算推移M
http://m-ichiro-blog.net/?p=48479
「事業費なんと63%も削減 土地改良 これでは営農できない」 2010年03月08日 農民連合会新聞より
民主党の小沢一郎幹事長の「鶴の一声」でバッサリ削られた来年度の土地改良事業費は、
今年度の予算額5772億円からなんと約63%削減の2129億円に。
「だめだ。(土地改良政治連盟の)政治的態度が悪い。そんな所に予算をつけるわけにはいかない」(小沢幹事長、朝日新聞2月1日付)――こんな党利党略で土地改良予算が削られた結果、各地で事業が突然中断したり、計画の変更を余儀なくされています。
http://www.nouminren.ne.jp/dat/201003/2010030801.htm
||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
この他に、対案なしの審議拒否、長期間の審議拒否、懲罰委員会にかけるべき事案の予算委員会や本会議での質疑なども、懲罰動議の濫発、野党議員懲罰拒否に係わる質問なども該当するだろう。
懲罰動議の濫発の事例とは、具体的に以下を想定している。
―― 参考情報 ――――――――――
山本太郎が懲罰動議にならず足立康史はなる不思議の安倍首相との面白国会中継
https://www.youtube.com/watch?v=LzQDTZx7nGg
維新・足立康史衆院議員への懲罰動議 議運委員長に対応一任
http://www.sankei.com/politics/news/180703/plt1807030016-n1.html
日本維新の会 足立康史議員の懲罰動議まとめ
https://naruhodo.repop.jp/choubatu-dougi/
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本稿の趣旨をまとめた結果は以下。
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与党議員による、野党議員に対する質問可能事案リスト(私案)
・野党政権時代における、予算方針変更とその影響に係わる質問
・対案なしの審議拒否に係わる質問
・長期間審議拒否することに係わる質問
・懲罰委員会にかけるべき事案の予算委員会や、本会議での質疑多発に係わる質問
・懲罰動議の濫発に係わる質問
・野党議員の懲罰動議拒否に係わる質問
・議員の問題行動等に係わる質問
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これらは、辻元清美議員をこれ以上のさばらせないための処置として位置づけ。
衆議院懲罰委員会は、共産党議員の暴言に対し、無反応でいいものであろうか?
―― 参考情報 ――――――――――
議員以前に人としてNG ~ 宮本岳志(共産)の謝罪なき暴言
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3142.html
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委員長が持ち回りで指名されている感のある、国会の懲罰委員会こそ、国政最大の無駄ではないのか、と言いたい気分である。
―― 参考情報 ――――――――――
衆議院 懲罰委員会 委員名簿
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0170.htm
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以上
この記事へのコメント
かつて農民
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Message body
>民主党の小沢一郎幹事長の「鶴の一声」でバッサリ削られた
あなたは土地改良関係事業がどういうものか知ってますか?
農林水産関係の三分の一を占める巨大利権なんです。
公共事業と一般に言いますが公共事業には土地改良事業、道路工事、建築類などがあります。
が、土建屋にとって一番儲かるのがこの土地改良事業なんです。用水路や農道を作ったり田圃の改良なんですが
高齢化で田圃が減る一方なのに対し土建屋が儲かるから土地改良事業をどんどんやるという話なんです。
こういうのに多額の税金を注ぎ込むことが国益に適うかどうか考えればわかることではないでしょうか。
しかも反対する農家には嫌がらせはもちろん勝手に判を偽造されいつのまにか賛成したことになっているなんてことも起きてるんです。
小沢さんがこういう事業を問題視し予算を削減したというのは国民の利益を守り国益を重視する上で至極当然の話でありまさに国民の目線から考えた施策であったといえるでしょう。
ところが自民政権に戻りこのような利権屋が跋扈する状態を復活させ「やっと元に戻すことができました」なんて言ってることに何らの問題を感じないのでしょうか?
それとも自民の利権に関することなら許せるという立場なのでしょうか?
またあなた様が引用されている農民運動全国連合会はTPP11反対、安倍政権を9条改憲とともに葬り去ろう、非自民応援、反安倍などを主張しているのですがあなた様の考えだとスパイの暗躍や在日に支配されていることになるのですがどのようにお考えですか?
管理人
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> Message body
>
> >民主党の小沢一郎幹事長の「鶴の一声」でバッサリ削られた
>
> あなたは土地改良関係事業がどういうものか知ってますか?
> 農林水産関係の三分の一を占める巨大利権なんです。
> 公共事業と一般に言いますが公共事業には土地改良事業、道路工事、建築類などがあります。
> が、土建屋にとって一番儲かるのがこの土地改良事業なんです。用水路や農道を作ったり田圃の改良なんですが
> 高齢化で田圃が減る一方なのに対し土建屋が儲かるから土地改良事業をどんどんやるという話なんです。
> こういうのに多額の税金を注ぎ込むことが国益に適うかどうか考えればわかることではないでしょうか。
> しかも反対する農家には嫌がらせはもちろん勝手に判を偽造されいつのまにか賛成したことになっているなんてことも起きてるんです。
> 小沢さんがこういう事業を問題視し予算を削減したというのは国民の利益を守り国益を重視する上で至極当然の話でありまさに国民の目線から考えた施策であったといえるでしょう。
> ところが自民政権に戻りこのような利権屋が跋扈する状態を復活させ「やっと元に戻すことができました」なんて言ってることに何らの問題を感じないのでしょうか?
> それとも自民の利権に関することなら許せるという立場なのでしょうか?
>
> またあなた様が引用されている農民運動全国連合会はTPP11反対、安倍政権を9条改憲とともに葬り去ろう、非自民応援、反安倍などを主張しているのですがあなた様の考えだとスパイの暗躍や在日に支配されていることになるのですがどのようにお考えですか?
巨大利権であることを承知で書いております。
引用した記事は、当時の与党(現野党議員)の国会質問の回答の根拠になるだろうと考えます。
たちあがれ日本候補者は、実は、この予算削減について反対の立場でした。土地改良しないと、まともな農作物がつくれないとの主張でした。
理念的に正しいことでも、利権化したことは問題視せざるを得ないという認識です。小沢が当時の与党(野党議員)の立場で国会質問回答することが問題とは思えません。
私は、野党議員について、通常の国会審議で国会質問に回答する義務がある事例として、提示したに過ぎません。
もちろん、小沢一郎がまともな政治家とは思っておりません。
当該予算を削り、子供手当の原資?にした決断は政治的に正しいとも思えません。
反日政治家でないなら、改憲そのものを否定したりはしないはずですが。
安倍首相の改憲私案に小沢一郎氏「巧妙にできているが反対」
ttps://www.news-postseven.com/archives/20170627_566704.html