最近はあまりしないが、10年くらい前はブログ活動のネタ探しを兼ね、いろいろな講演会に出席した。
出席するだけでは物足りず、必ず一つくらいは質問することを習慣とした。もちろん、冷やかしではない。主義主張を共有化したいとの思いからだ。
小坪しんや議員は、SNS「Free Japan」の運営者であったことをつい最近知った。拙ブログは、当時、SNS登録していた。小坪議員が、政治家として軸足がぶれることがないのは、この時代のロビイスト経験・実績があるためだろう。数少ない理系議員であることもあり、近い将来、国政進出を期待している。
(故人となられた)渡部昇一先生については、ファンサイトを通じて、愛読者であることを報告。同時期、渡部昇一先生の教科書を扱った教科書出版会社に対し、特定の人物からの抗議活動が繰り返し行われていることを知り、教科書出版会社と渡部昇一先生に対し、ファンサイト経由で報告。渡部昇一先生は、状況を正確に把握、理解され、その後に刊行した本のまえがき等において、抗議活動を行った人物に読まれることを想定し、反論を兼ねた一文を追加したと記憶(解釈)している。百田某の歴史書のまえがきは内容的に薄っぺらいが、渡部昇一先生の歴史書のまえがきにはそういう意味、配慮があること、お気づきであろうか。
水間政憲氏は、民主党政権時代の売国法案反対活動の砦の一角を担っていた。陳情書のひな形になりえるレベルの文章がブログにて読めたのは有り難かった。先に判断が示された最高裁の民法改正(相続)については、婚外子(愛人の子)に相続権を認める問題について、筋論でのべられ、私も賛同する点があったので陳情文書提出の際、参考とさせていただいた。水間政憲氏については、ご自身主催の講演会にも参加、お人柄は存じているつもりである。水間政憲氏を支援する、海外在住のミツバチさん、おそらく、とある農業国在住の大金持ちであろうと推測する。その方は一時期、有名な保守系団体中枢に対し、提言を行われていた方である。その方とメールでやりとりしたことがある。もしそうなら、お二人とも年代的に近いだけでなく、主義主張もほぼ一致しているはずである。水間政憲がチャンネル桜に出演するので、水島某の一派と勘違いされている方がおられるようだが、水間政憲氏と話してみて、タイプ的に異なることくらいはわかっているつもりである。
また、水間政憲氏は、国会で歴史認識問題について糺した中山成彬議員など、保守系議員への情報提供者としても知られている。これに対し、水間政憲氏が批判している、百田某、有本某、青山某については、過去十年間の著作、呼びかけ等を振り返ると、民主党売国法案、民法改正問題について言及した、水間政憲の足下に及んでいるのかと思うほどだ。この三人から、重要事項について、何か重要かつ具体的な提言はなかったと記憶する。水間政憲氏は、保守政界において、著作だけでなく、陳情活動を行う保守層に対し、重要な役割を果たしてきたということ。
さらに、最近、自決された沼山氏について取り上げる言論人はあまりいない中で、水間政憲氏が、遺書を公開した。水間政憲氏は、文献的価値ある情報を発信し続けている。
―― 参考情報 ――――――――――
超拡散宜しく《令和元年5月11日、靖國神社前の路上で最期を遂げられた沼山光洋さんの死を「遺書」と受けとめ、心よりご冥福を御祈り致します》
http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/blog-entry-3090.html
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おそらく、心ある方が、血に染まった(かなり読みにくい)遺書を解読することに成功、公開する運びとなったのであろう。
彼は、平成の御代に御親拝賜れなかったことを総括、自決を選んだようだ。我々は、御親拝賜れる様、強力に運動すべきだったのだ。
「愛国団体の皆様には、靖國神社・護國神社で日本人の手本となっていただけるよう切にお願い申し上げます。」という言葉には、汚い言葉やカネ目当てで政治を語るなという意味が含まれている。
私にできることは、拙ブログ活動を通じて、「戦後レジームに支配された、時代は変わる」ことをメッセージとして意識して発信、一族の者に対し靖国参拝を促すことでしかない。(申し訳ない)そんな私でも、靖国参拝時の写真撮影に際し、宮司から注意を受けたことがある。あれ以来、靖国の宮司は特別な存在と思うようになった。
ホンモノというものは、地位、名誉、カネにこだわらない、潔さがある。
三島由紀夫、江藤小三郎、沼山光洋が訴えたかったこと、皇国史観派として通史を発刊する者なら、避けて通れなくなった。自決するのは、そういうことなのだ。
もちろん、皇国史観派の通史本は、カネ目当ての、ストーリーテラーが書くべきものではない。自決した、三島由紀夫、江藤小三郎、沼山光洋が書くにもっともふさわしい、と私はみている。
これに対し、ニセモノは饒舌。口当たりの良い言葉や感動ものの秘話を好む。だから初心者は騙される。ホンモノはそんなことは気にしない。ビジネス保守には、愛国、保守の概念を突き詰めて考えることはないようだ。やれ塾だの、やれメルマガだの、やれ講演だの、やれ寄付だの、活動目標・目的を具体的に定めず、地位、名誉、カネに直結する話題が多く、(言いたいことがあるなら水間政憲氏のように、全文提示すればいいものを)もったいぶっている言論人が多い気がしている。
その点、思いをすべてをぶちまける中川八洋氏の存在は貴重だ。
田母神俊雄氏については、事務所に電話した際、ご本人が電話に出られびっくりした。本家の本籍地等を告げ、話を聞いていただいたことがある。地縁はとても大切なことだと改めて思った。
遠藤健太郎氏とは、一度だけ電話にてお話させていただいたこともある。最近は、ストレートな主張が増えてきた。モノが見えているがゆえの確信に満ちた言論活動となりつつある。(百田某と比較すると)実力も志も有りルックスも良い遠藤健太郎氏が有名にならないことは不思議である。
瀬戸弘幸氏については、参議院選挙出馬時期の街頭演説が強烈だった。私からみて、桜井某は、いまだにこの次元を越えていない。当時の私はノンポリ(政治的に中立な視点で仕事せざるを得ない立場)、選挙以降、ブログは継続的に拝見させていただいた。一度、お話できる機会があったが、何をどう話すべきか整理がつかず(私はロビイスト的立場であるのに対し、瀬戸弘幸氏は活動家)、現在に至っている。
鈴木信行議員とは、数年前に一度、新橋の街頭演説直後に、議席獲得の視点でお話させていただいた。無事当選され、本当にうれしい。
吉田康一郎議員については、落選続きで気になっており、ブログで紹介し続けてきた。一度メールを受領、お話できる機会があったが、私の方で都合がつかなかった。今回の上位での当選は、本当に良かった。
10年もブログ活動していると、いろいろなことが起きる。
邪魔されることもあれば励まされることもある。
言論人と係わることになった、最初の原点は、高校時代に購入した、当時ベストセラーとなった官僚OBによる官界批判本について、書評を封書で送ったことに遡る。当時高校生だった私は、著者の主張に感銘、著者がおかれた(政治的?)立場に同情、激励のファンレターを書かざるを得ない気持ちとなり、二日間程考え、手紙を出した。
驚いたことに、約一ヵ月後に著者から返事が来た。母が、テレビ出演している、あの有名人から手紙が来ていると言ったことを覚えている。
自分では自分のことをずっとノンポリだと思ってきたが、厳密に考えると、高校時代から政治に無関心ではなかったようである。
以上
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