揺れ動く「プーチン観」 世界を動かしている国の存在

最近、日露外交が変調をきたしている。

安倍首相が最も会談時間が長かったのは、明らかにプーチン。いろいろな話をしているわりに、最近、なぜかプーチンによる足下を見るような言動(領土不返還)、行動(領空侵犯)が目立つ。
もはや、プーチンは、馬淵睦夫が著作でなんども力説した、親日の柔道家で信用できそうなイメージでではない。



最近のプーチン観については、自説を含め4つの説があるように思う。

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独裁侵略国家の中国とロシアを外交的・軍事的・経済的に封じ込めていくために
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12485311408.html

ロシアの領空侵犯にもプーチンの辺野古発言にも抗議せず、ただ容認の安倍晋三は、“日本のロシア属領化”を加速中
http://nakagawayatsuhiro.com/?p=726

日露を邪魔した「反安倍」
http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post6352/

奇妙な現象 同じスポンサーが仕掛けている?
http://sokokuhanihon.seesaa.net/article/467366358.html

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ここで、兵頭二十八の見解を一読したい。



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八丈島と大東諸島にもSAMが必要だよね。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2019/06/#a002365

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イスラエルとロシアは軍事的に繋がっているとしている。ロシア出身のユダヤ人(元軍人?)がイスラエルに移住しているためである。
こんな情報があったこと。覚えているだろうか?

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https://www.sankei.com/world/news/180724/wor1807240018-n1.html
【緯度経度】したたかなイスラエル、露に急接近 三井美奈

はちゃめちゃなトランプ節が炸裂(さくれつ)したヘルシンキの米露首脳会談。議題も合意もお構いなしの大騒ぎの中、唯一得をした国があった。イスラエルだ。

 会談後の記者会見。シリアに触れたプーチン露大統領は、イスラエルの占領地ゴラン高原で「1974年の協定を完全に順守すべきだ」と言った。協定は第4次中東戦争後、イスラエルとシリアの間に兵力引き離し地帯設置を定めたものだ。シリアは67年の第3次中東戦争でイスラエルにゴラン高原を占領され、奪回を狙ったが、果たせなかった。

 プーチン氏の発言は「占領維持の後見役になる」と公約したのに等しい。イスラエルのネタニヤフ首相は直ちに、発言を「高く評価する」と声明を出した。イスラエルはシリアにイラン部隊が潜伏し、ゴラン高原や周辺地域の攻撃を狙ったと訴え、シリア空爆を繰り返してきたから、ロシアの公約はありがたかった。

 会見ではトランプ米大統領もイスラエル支援を約束したが、同国で「この人は頼れない」というムードが広がっているのは明らかだ。地元紙ハーレツは「トランプ氏のとっぴな言動を見れば、ロシアに賭けて正解だったのは明白だ」と評した。ネタニヤフ氏は昨年来、約20回も電話や直接会談を繰り返し、プーチン氏と関係構築に努めてきた。

 ロシアはシリアのアサド政権にテコ入れし、イランと共同歩調をとる。だが、イスラエルが絡むと、途端にイラン牽制(けんせい)に回る。

 シリア南部ではアサド政権軍と反体制派の停戦交渉まで引き受け、汗をかく。駐シリア露大使は19日、「今のシリア南部に親イラン勢力はいないはずだ」とタス通信に述べた。イスラエルへのメッセージだ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

米露は、イラン問題よりもシリア問題の処理を優先したということ。




プーチンの対日発言が強硬姿勢に変わったのは、イスラエルとプーチンの関係が親密になったことが関係しているのではないか?

こんな説もある。

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アメリカはイスラエルの植民地とわかってしまった!【トランプがみんなに知らせたんだよな】
https://blog.goo.ne.jp/j4goocast/e/5acc0e1a780a1e3140ea7016b04a417d

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トランプは、親イスラエル政権と考えられている。根拠となるのは、トランプ政権が、エルサレムをイスラエルの首都であると承認したことである。
結果、中東情勢は緊迫化した。

―― 参考情報 ――――――――――

トランプのエルサレム首都承認で中東大炎上(パックン)
https://www.newsweekjapan.jp/satire/2018/05/post-27.php

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トランプは「イスラエル向けの武器商人」にとっては、好ましい政権のようだ。


同時に、歴代アメリカの政権と比較し、トランプ政権が主体的外交活動を放棄したように見えるのはなぜか?

アメリカが「イスラエルに外交的に支配されている」と考えれば説明がつくのではないか?




もちろん、米とイランの緊張緩和を目指す動きを選んだ、安倍首相が目障りなのだろう。

軍事力ない国に、北朝鮮制裁強化とセットでうろつかれるのは目障りなので、日本船が襲撃され、ダメ押しで、領空侵犯ということなのではないか?

ロシアによる領空侵犯は、「安倍首相は、イラン問題には二度と係わるな、自国の防衛力増強の心配でもしろ」というメッセージが込められているのではないか?




そう考えると、安倍首相のイラン訪問を最も嫌ったのは、「シリア問題処理を最優先と考える、イスラエルとロシア」だったのではないか?
このシナリオで行くと、日本船襲撃の黒幕は、、、となる。ロシアは、イスラエルと共同歩調をとるべく、領空侵犯してみせたのではないか?




そして、トランプがイランに対し追加制裁を発表した。

―― 参考情報 ――――――――――

米、イラン追加制裁署名 ハメネイ師への金融制裁も
https://www.sankei.com/world/news/190625/wor1906250003-n1.html

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もはや、イラン政府に対し、安倍首相の出る幕はなくなったように見える。つまり、このような事態となることを見越し、首相だけでなく外相も、滅多にないイラン訪問を実現、北朝鮮包囲網の強化に係わる手がかりを模索しようとしたのではないか、と推測する。




イランは、安倍首相が訪問することでイランが困窮しつつあることを世界に示そうとした、、、

プーチンは、アメリカを操るイスラエルというフィルターを通して、アメリカと交渉、日本と対応しているのではないか。
イスラエルとプーチンが協調し続けている限り、北方領土問題、平和条約交渉は、プーチンにとってどうでもいい話ということになりそうである。


以上

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