G20での演出効果 参議院選挙を意識している!?

G20主催国として、会場の狭さ、安物のオフイス什器が気になるところだが、トランプとプーチン、トランプと習近平の間に座る、日本の首相を見るのは、支持者(無条件支持者ではないが)としてはうれしい気分だ。



―― 参考情報 ――――――――――

https://www.sankei.com/
G20-1.jpg


【G20】トランプ、安倍、習近平の並びが凄いwwww 近すぎるだろこれ
https://hosyusokuhou.jp/archives/48853660.html
G20-2.jpg
―――――――――――――――――



トランプは、アメリカ国内の捜査等があり、ロシアのプーチンと表向きの接触はしにくかった。G20で、近くに座り、安倍首相を間でトランプとプーチンが乾杯している。
このシーンは、北方領土返還に関する、ロシア側の返還条件(在日米軍云々)について、米露が協議、日露平和条約進展に両国が同意していると演出する効果がある。



次に、日米中首脳が並んだ画像について述べたい。トランプは、事前に習近平に対し、G20欠席しない様、恫喝している。

―― 参考情報 ――――――――――

習近平氏がG20サミット欠席なら追加関税=トランプ氏
https://jp.sputniknews.com/business/201906116345233/

―――――――――――――――――

G20の狭い会場にて、日米中が並んで座って見せることで、日本は米中の緊張緩和を目指していると世界に印象づけている。

習近平来日直後に行われた、日中首脳会談については、香港市民が日本に感謝する状況となっている。

―― 参考情報 ――――――――――

香港「やっぱり日本は最高だ!」 安倍総理が習主席に放った言葉に称賛と感動の声が殺到
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-3114.html

―――――――――――――――――



一方、味方同士の日米印首脳の画像を眺めると、再会を心から喜んでいるように見える。

https://hosyusokuhou.jp/archives/48853746.html
G20-3.jpg



G20、主催国としては成果を世界に示せなくても、狭い会場となったことで、各国首脳が緊張緩和に取り組んだことを印象づける効果はあったようだ。

さて、ここで、なぜ第二次安倍政権が外交に重点を置かなければならないと考えたのか、振り返って分析したい。

歴史認識問題の視点で眺めると、状況的にはこうなる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

①弱腰外交のオバマ、軍事的に台頭する中共、世界のマスコミはリベラル派が支配

②アメリカの歴史学会はリベラル派が支配

③韓国による告げ口外交、慰安婦問題日韓合意破棄状態、徴用工訴訟

④中韓共同での歴史認識問題の外交攻勢

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



安倍首相はどうしたか??

①についての対応策は、地球儀外交
②についての対応策は、アメリカ議会演説、日米和解の儀式、対外広報強化
③については、慰安婦問題は日韓合意、徴用工事案については韓国を丁寧に無視しつつ損害発生以降対抗措置を準備
④についての対応策は、最終的には中韓の分断?(これから本格化?)



歴史認識問題に焦点を当てると、安倍首相が外交に活路を見出さざるを得なかった背景が見えてくる。

G20は、安倍地球儀外交の総仕上げの意味があるのではないか?

他方、ロシアに甘い外交姿勢、消費税増税発言、憲法改正について具体的進展がなかったこと、を以て、首相の政治・外交姿勢を疑う保守派が増えている。

―― 参考情報 ――――――――――

“敵国人ロスケ”安倍晋三の家・動産すべてを差押え、3000億円を賠償させよう──””対ロ売国奴”を処断せずば、日本国は地球から消え“亡国”必至となる
http://nakagawayatsuhiro.com/?p=735

―――――――――――――――――

なぜ、私が同意見とはならないか?それは、過去数年間、公開情報をベースとする外交分析を続け、業務上の困難(たとえば上司や先輩との対立)を乗り越え、腹立たしいことも冷静に考え文章化、決裁にこぎつけた経験があるからである。
何事も簡単に思い通りになるものではない。特に、外交の世界ではヒステリーを起こした方が負けなのだ。



第一次安倍政権が終わった後に、安倍晋三が漏らした本音を覚えている方なら、私が言わんとしている意味、おわかりいただけることと思う。



来日した習近平に対し、再度の国賓としての来日を働きかける一方、香港市民が感謝するような発言「1国2制度の下、自由で開かれた香港が繁栄していくことが重要だ」があったことは、安倍首相が自由主義陣営の外交の要として動いていることを意味する。

憲法改正が参議院選挙に合わなくとも、北方領土返還は遠のいたように見えても、中共に対して言うべきことは言いつつ懐柔しつつ対応することなどを通じて、G20では、「(ちゃっかり者の)首相は、参議院選挙を意識し、うまく演出してみせた」との評価となるのである。


以上

この記事へのコメント

人気記事