大学の教養時代、日本国憲法は、崇高なもの、変える必要がない素晴らしいものという主旨のことを大学の憲法学者から学んだが、今となっては、理想論としての憲法学を学んだに過ぎず、無駄な勉強をしたという認識である。
従って、改憲論議に参加しない、憲法学者の95%はリストラしてもいいと思っている。
―― 参考情報 ――――――――――
【参院選】自公維 改憲発議に必要な「参院の3分の2」に4議席足りない状況
http://newsoku318.blog134.fc2.com/blog-entry-8193.html
【改憲】国民民主「憲法改正の議論進める」 立憲&共産&サヨク「えっ?」
http://mona-news.com/archives/80484333.html
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国会内では、実質、野党の審議状態が、慣例的に続いてきた。維新系、次世代の党以外は、長年、審議拒否の常連だった。
拙ブログは、国会法を改正し、与党議員による野党議員への国会質問(質問主意書を含む)を実現すべきであり、審議拒否政党に対する、議員の給与、政党交付金は支払う必要はないとのスタンスである。
以下、護憲派の論理で、改憲審議拒否する議員について、「議員の給与、政党交付金は支払う必要はない」と考える理由を、官界稟議書の提案理由欄を意識して、文章化してみた。
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改憲審議拒否する議員について、「議員の給与、政党交付金は支払う必要はない」と考える理由
改憲したい側においては、改憲したいとする理由、背景事情の説明が、これまでは通常なされてきた。
これに対し、改憲したくない側からの、改憲反対の説明は、都度、国会にて十分になされてきたとは言えない。
護憲派は、日本国憲法を「改憲する必要もない程の、素晴らしい憲法」として扱ってきた。そんな素晴らしいものなら、決して変えてはいけないものなら、その素晴らしさについての証明を、不変とすべき証明を、なおさらきちんと国会で説明いただく義務が生じる。
なぜなら、護憲派にとって、日本国憲法は、一文たりとも決して変えてはならない素晴らしい憲法であるからだ。
議論の場で、そんな素晴らしいものについて、素晴らしさについての説明をすることは、立法組織に所属するものの職務上の義務であろう。
改憲勢力は、護憲派が認める素晴らしいものについて、さらに素晴らしくしようとして、改憲発議しようとしてきたが、護憲派は明らかに審議拒否してきた。
護憲派が認める、国家で最も素晴らしいものについて、審議拒否という手段に訴える行為は、素晴らしいものについての説明を拒否している点において、護憲派にとって最も素晴らしい憲法の存在を自ら冒涜していることを意味する。
そんなに、素晴らしいものなら、なおさら、素晴らしさを証明し続ける必要が生じるのである。
素晴らしいものなら、素晴らしさを証明し続けないと、素晴らしさは維持できないのである。
ゆえに、国家で最も素晴らしいもの、「改憲する必要もない程の、素晴らしい憲法」について、その素晴らしさについての、都度説明ができない議員、その説明を怠る議員に、素晴らしい憲法を冒涜しているとみなし、議員給与、政党交付金を支払う必要はないとの結論に達するのである。
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以上
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