第二次大戦勃発時点に時間軸を巻き戻すと、歴代共和党政権は、ジンクス的に戦争を回避する方向に動いてきた。トランプも同様。
―― 参考情報 ――――――――――
ボルトン補佐官解任 アフガン政策でトランプ氏と対立 日経
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49660940R10C19A9000000/
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レーガンのソ連潰しは見事だったと言わなくてはならない。トランプは、レーガンに心酔していることはご存じのことと思う。
トランプは、論争の場においては激しく罵りつつ怖いおじさんを演じているが、最終的には融和的シナリオでの着地点を見出そうとしている。「ポンペオ氏はボルトン氏と同じくイランや北朝鮮に強硬な姿勢だが直言や対立は避けるとされ、トランプ氏との関係は極めて良好だ。このためボルトン氏が辞任すれば、政権の外交政策は融和的になるとの見方がある。」(上記日経記事)
従って、「サウジ石油施設攻撃はなめられたから起きたという説」を私は支持する。
―― 参考情報 ――――――――――
サウジ石油施設攻撃はトランプがなめられたから起きた
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/post-13016.php
トランプは戦争に関しては口先だけのチキンで、本音はイランや北鮮との戦争はできないと思っていることを見透かされてしまった。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2019/09/#a002439
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自作自演的スタンスでみれば、C○Aやアメリカ民主党のスポンサーが、資金やノウハウをとある組織に提供し画策したから起きたということ。次期大統領選挙で、アメリカ民主党候補は、トランプの事を「弱虫」と叩くつもりであろう。
―― 参考情報 ――――――――――
サウジアラビアの石油施設攻撃の黒幕は?
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52044613.html
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アメリカが、歴史的に戦争の当事者に対し、資金やノウハウを提供した実績は広範囲に及ぶ。
・大東亜戦争開戦前、国民党政権にアメリカ製飛行機とアメリカ人パイロットが配置され日本軍と交戦した事実(フライングタイガース)
・第二次大戦でアメリカが武器を大量にソ連に支給した事実
・大戦末期に原爆技術がソ連に流出した事実
・ベトナム戦争でソ連に軍事物資が大量に供給されていた事実
・フッ化水素が大量に横流しされた事実
どれも世界規模での戦争状態を欲する組織が、介在しているのではないか。
ビン・ラデイン、アルカイダ、イスラム国、これらの組織は、戦争を勃発させることを目的としたエージェント・組織であり、その育成のため、C○Aが資金とノウハウを提供してきたのではないか。
サウジの石油施設を攻撃した勢力は、C○Aから資金とノウハウを得ている可能性はないのか。
文大統領がここに来て反米(反トランプ)なのは、フッ化水素等、重要な軍事物資横流しにより、各地で戦争勃発を望む、アメリカ民主党のスポンサー勢力の指示どおり文大統領が従った結果ではないのか。もちろん、アメリカ民主党は、朝鮮半島の赤化統一を望んでいる?、その方が大規模な戦争を起こしやすい、、、
対して、トランプは、韓国の経済的焦土化を急ぎつつ、北朝鮮の非核化を実現しようとしている。
同時期、北朝鮮は、二通の親書をトランプに送付した。
||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49866190X10C19A9EAF000/
金正恩氏、トランプ氏に平壌会談提案か 韓国紙が報道
米朝首脳会談 朝鮮半島 北米
2019/9/17 8:51
【ソウル=恩地洋介】16日付の韓国紙・中央日報は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が8月、トランプ米大統領に親書を送り、平壌で米朝首脳会談を開くことを提案したと報じた。同紙が引用した外交消息筋によると、親書は8月第3週に送られた。トランプ氏は8月9日に、3ページにわたる金正恩氏からの手紙を受け取ったと明かしたが、これとは別の書簡だという。
米朝首脳は6月30日に板門店で会談し、実務者による非核化交渉を早期に再開する方針を確認した。双方には4回目の首脳会談の年内開催が念頭にあるが、北朝鮮が米韓合同軍事演習に反発し、協議は実現せずにいた。16日に北朝鮮外務省の米国担当局長が出した談話は、数週間以内の協議再開を示唆し、条件として「体制安全」を保証するよう米国に要求した。
||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
米朝首脳会談の再開条件としての「体制安全の保障」は一体何を意味するのか?
北朝鮮は、ひょっとすると戦争を欲していないのではないか?
行間を読むと、北朝鮮問題についてC○Aは関与しないで欲しいと言っている???
北朝鮮がなぜ二通の親書を送付したのか?二通目は状況変更によるものなのか。日本政府の韓国に対する、フッ化水素横流し防止策の影響なのだろうか。
周辺状況を見渡すと、韓国企業は、GSOMIAを破棄したことを契機に、「格下げ」という報復措置?が準備されている。
―― 参考情報 ――――――――――
ムーディーズが韓国企業13社に「格下げ」警告
https://shinjukuacc.com/20190915-02/
GSOMIAを破棄した韓国を米資本が露骨に見捨てる動きを見せ始める 日韓激突で死ぬのは韓国だ
http://japannews01.blog.jp/archives/50523565.html
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日本政府による韓国のホワイト国適用除外、韓国企業の大規模な格下げ、トランプが主張しているWTOでの中韓の途上国の適用除外から、産業政策的にどうあがこうが韓国は経済的に潰されることが確定した。
国として経済的に破綻、債務弁済できず、条約すら守れない国は、どういう扱いを受けることになるのか?国権を剥奪され、国としての統治機構が消滅、IMF等が金融支配する国になるのかもしれない。文政権は北朝鮮に統合されることを急いでいるが、トランプは違うシナリオを準備しているような気がする。
―― 参考情報 ――――――――――
トランプ大統領は北朝鮮と同盟を結ぶか
https://kotobukibune.at.webry.info/201909/article_20.html
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この状況で、韓国人たちは、由々しき将来に係わる重要情報を知らされず、文政権に踊らされ、日本製品不買運動、反日活動に活路を見出そうとしている。知れば知るほど悲しい国となった。
周辺国の状況はどうなっているのか?
台湾の扱いについては、「国家承認」を検討する一方、中共に靡き台湾と断交したソロモン諸島とは
外交的に相手にしない方針。これもどちらかというと、外交的にはマイルドな手法である。
―― 参考情報 ――――――――――
米国、台湾の「国家承認」を検討
http://alfalfalfa.com/articles/265080.html
ソロモン諸島首相との会談拒否=台湾断交で米副大統領
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091800385&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
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米中貿易協議の結果、中共の企業が没落することが予想され、中共の軍事力が長期的に衰退することを意味する。このことは、トランプは米中貿易協議により中共との戦争を回避しようとしているという見方に繋がる。
同時に、台湾の国家承認は、中共が米中国交樹立から堅持してきた「一つの中国」を放棄させることを意味する。「台湾の国家承認」により、国際社会における、中共の国是としての「一つの中国」が消滅するのである。これは、中共に占領されている、チベット、ウイグルに波及するはずである。「一つの中国」の主張の消滅、それは中共の存立基盤を木っ端みじんにする政治的効果があるのではないか。すなわち、トランプは、戦争という手段によらず中共を滅亡させようとしているのではないか。
台湾の地理的位置関係から、台湾を西側陣営の一員として正式に組み込むことは、地政学的にすっきりする。すなわち、不安定に見えた列島防衛ラインの穴が消え、蓋された如く安定的な防衛ラインに変わるのである。
この状況で、「金正恩への誓詞文」の存在が発覚したことは何を意味するのか?考えてみたい。
―― 参考情報 ――――――――――
【悲報】ついにCIAが動いた?米国に逆らった結果⇒ 韓国・文大統領、金正恩将軍様への誓詞文が発覚してしまうwww
http://crx7601.com/archives/55854769.html
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文大統領は、馴れ馴れしく金正恩に手を差し伸べるが、その金正恩は、そもそも外交的に韓国の文大統領を相手にしていない。これは、サンデーモーニングなどの反日番組で繰り返される、リハーサル済みの演技なのか。文大統領は誓詞文に則って処置している。後継者は、あのタマネギ男、、、
その金正恩はトランプに対し体制保障を求めている。
「誓詞文」を暴露したのは、ひょっとすると北朝鮮?
北朝鮮は、アメリカ民主党のスポンサーが、北朝鮮にけしかける戦争ビジネス(第二次朝鮮戦争?)は請負いたくない?
政権中枢が語り始めた、北朝鮮との国交正常化とは、北朝鮮が示した、何らかの措置に対する返礼?の意味が込められているかもしれない。北朝鮮が、北朝鮮のエージェントである文大統領切り捨てに協力すれば、、、という意味である。
―― 参考情報 ――――――――――
日朝首脳会談「無条件ではなく矛盾」 北朝鮮、安倍首相の提案に疑念
https://www.sankei.com/world/news/190919/wor1909190029-n1.html
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いずれにせよ、米朝、日朝のやりとりから、日米は、北朝鮮よりも先に、韓国が国家として消滅させる手順を選択しているということになる。文大統領は、経済的に劣位にある北朝鮮のために、自国の政治システム、経済の破壊に熱心に取り組んでいる。
そして、日本政府による韓国のホワイト国適用除外、韓国企業の大規模な格下げ、トランプが主張しているWTOでの中韓の途上国の適用除外は、いずれも(トランプが好む)ソフトランデイング的な施策である。
一時期のC○A活動が、謀略的、資金・ノウハウ提供を通じて、各地で戦争勃発のきっかけづくりを担ったことを振り返ると、トランプは朝鮮半島においてC○Aの存在を必要としない状況を創りだそうとしているのではないか?
よって、日米の堅い絆が堅持される限り、安倍首相が世界の外交の要的役割を果たす限り、トランプ政権が続く間は熟慮されたソフトランデイング施策が選択され、第二次朝鮮戦争含め、大規模な戦争は暫くは(今後数年間?)回避されることになると予想する。
―― 参考情報 ――――――――――
元CIA局員たちへの取材で炙り出された、日米の諜報活動の実態
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/09/cia-24.php
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トランプの最終目標は、東アジアにおいては、戦わずして中共を消滅させること、北朝鮮を非核化させること(同盟国化?)、韓国を経済的に消滅させ国として、、、ではないかと推定するのである。
以上
この記事へのコメント
カオル
日本、悲願のファイブアイズ加盟へ、眼中にない韓国(2019年9月24日)|BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/international/0924/jbp_190924_9801442243.html
市井の人
>カオルさん
>
>C○A関連として検索した情報を紹介します。記事中に「日本版CIA創設を嫌った警察官僚」なる文言が登場します。
>
>日本、悲願のファイブアイズ加盟へ、眼中にない韓国(2019年9月24日)|BIGLOBEニュース
>https://news.biglobe.ne.jp/international/0924/jbp_190924_9801442243.html
C○Aですが、かつてほど盗聴を駆使できなくなったと推定します。(同盟国に対する裏切り?)
諜報機関業務ですが、基本は、公開された情報からの分析、裏付けとなる重要情報は、衛星情報、盗聴、体を張った作業で得ることになると推定します。
ゆえに、外交分析は必須と考えます。