アメリカがアジアから手を引いた後 ⇒ 歴史認識カードが復活する悪夢

アメリカは自国の都合で、最終的にアジアから手を引くことになるだろうと予想している。

―― 参考情報 ――――――――――

中国が好む多極・多重型覇権
http://tanakanews.com/191107multipol.htm

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安倍首相が中共に対し、玉虫色の対応となっているのは、アメリカがアジアから手を引いた場合に備え、保険をかけていると解することができる。



アメリカがアジアから手を引く意味、すなわち、かつてほど国家予算が潤沢ではなくなったことを意味する。

その状態でも、世界を牛耳るユダヤ金融資本は、アメリカのマスコミを支配し、ワンワールド化を諦めていない。アメリカがアジアから手を引いても対日戦勝史観は健在だ。
グローバリゼーション、共産主義、スポンサー的に同根と考えなくてはならない。EUはもちろん、東アジア共同体構想も背後には、ユダヤが控えていると見るべきだろう。鳩山元首相が掲げる構想、フリーメーソン絡みとみなくてはならない。
日本に対しては、大東亜戦争での敗戦を根拠に、今後もさまざまの謀略が仕かけられることになるだろう。
中共が、アメリカのマスコミを買収するのは訳ないことだ。現実に、トランプ報道(大統領選挙戦、当選後)がそうなっている。

これに対し、安倍首相は、日米の歴史的問題を一つ一つ解きほぐし、元あった姿に戻そうとしている。オバマ政権時代の日米和解の儀式、韓国との外交関係の冷却化はその流れの中にある。
プーチンとの関係は、今一つ謎が多い。中川八洋は安倍首相がロシアのスパイだとしている。あれだけの頻度、あれだけの時間、首脳会談したのだからそう思われても仕方ない面はある。




その前提で、アメリカ大統領ハーバート・フーバーが書いた「裏切られた自由」を読んだ。

この本は、ルーズベルトの日米開戦に際しての欺瞞を指摘した名著であると、日本の言論界では位置づけられている。が、フーバーは日本のことを(中国に侵略した)侵略国家として位置づけている。

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「裏切られた自由」の日本版翻訳がなかなか発刊されなかった理由について
http://nihonshitanbou.blog.fc2.com/blog-entry-683.html

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保守系言論人たちは、都合の悪いことは知らせない。都合の良い点ばかり紹介する。
この点において、保守系言論人も反日マスコミも同じである。
渡部昇一も、あれだけの所蔵量なのだから英文のフーバーの著作を所蔵していたはずだが?あれだけ書いた歴史書で、フーバーの歴史観を解き明かそうとはしなかった。なぜであろうか?
フーバーの本に都合が悪いことが書いてあったためではないのか!
私は、都合の悪い事も良いことも両方知り、そのうえで分析・判断すべきとする立場である。



そういう視点でこの本を眺めていくと、フーバーが選択した歴史認識上のスタンスは、以下の特徴があることがわかっている。

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フーバーが選択した歴史認識上のスタンス(一部Wikipediaを引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC

①日本は中国を侵略した侵略国家
②チャーチルとルーズベルトがスターリンを連合軍側に引き入れたことは、スターリンが共産主義を広める手助けになったと批判
③大東亜戦争開戦については、ルーズベルトが日本を締め上げ、日本軍に最初の一発を撃たせるべく仕向けたものであって、その兆候が知っていて自国の軍隊に知らせなかったルーズベルトは「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた『狂気の男』だった
④原爆投下については、「トルーマン大統領が人道に反して、日本に対して、原爆を投下するように命じたことは、アメリカの政治家の質を、疑わせるものである。日本は繰り返し和平を求める意向を、示していた。これはアメリカの歴史において、未曾有の残虐行為だった。アメリカ国民の良心を、永遠に責むものである」

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これは、アメリカ政界にあって、日本に同情的な大統領の見解である。



ルーズベルト戦勝史観(最近の大統領では、クリントン大統領の場合)はさらに強硬(=反日的)となる。

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①日本は中国を侵略した侵略国家
②第二次大戦の結果を全面肯定
③真珠湾奇襲で、日本を悪役化
④原爆投下を全面肯定

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リベラルなアメリカの歴史学会は①~④を肯定(おそらく)

安倍首相は、オバマ政権時代の日米の和解を通じ、②~④は政治的に消化。




しかしながら、①侵略戦争史観がまだ残っている。しかし、アメリカの歴史学会は、ユダヤ人が支配、ルーズベルト戦勝史観は健在だそうだ。(馬淵睦夫の説によれば)

アメリカがアジアから手を引けば、中共は、再び歴史認識カードを手にして、日本に無理難題を吹っ掛け、日本の対し譲歩を迫るつもりかもしれない。

政権は、韓国が仕掛けた慰安婦問題、徴用工問題、その他の反日攻勢に対して、有能な人材を大臣に充て、対応している。

アメリカがアジアから手を引くということは、好むと好まざるとにかかわらず、自衛隊の海外派遣が拡大することを意味する。

戦前、日本軍が日英同盟上の要請から中国に駐留した時期から中国の軍隊との係わりを持つきっかけになったことを知るならば(日清戦争時代を除き)、日本軍侵略説を唱える者は、いずれの時期から日本軍が侵略したとするのか、明らかにすべきだ。
また、日本軍が侵略したのが国際法上問題だとするなら、欧米列強の植民地支配と比較して、日本軍がとった行動が国際法上問題視されるべきことなのか、そうでないことなのか検証してから語るべきだ。

また、大東亜戦争で日本軍がアジアに軍事侵攻したことについて、反日マスコミはアジア諸国を軍事侵攻したと嘘を書いてきた。が、正確にはアジア人が政権運営する国家ではなく、欧米列強が植民地支配した地域に軍事侵攻したのである。一部は戦時中に独立させたことが、水間政憲の本で確認される。

あのフーバーでさえ、日本に係わる戦争史観について認識を誤まったのである。そのうえ、リベラルなアメリカ歴史学会はいまだ健在、、、

ではどうすべきか、ということになる。

保守系言論人はいい加減な歴史書を世に出すべきではないのである!

庶民向け、初心者向けの劣化版の歴史書では意味がない。いくら売れようが「日本国紀」の内容では歯が立たないのである。学術的に対抗できる内容でなければ!

―― 参考情報 ――――――――――

韓国との歴戦に勝つためには若手の研究者の養成が急務だ!
https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou/e/32ecb068f0142afe37f784927fee6b93

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歴史書を出すなら、歴史学上のスキル、作法を最低限学び、出版すべきだった。大学中退者が多い言論人たちには理解できないことかもしれないが。




これらは、アメリカがアジアから手を引いた時代に備えるための問題提起である。

アメリカがアジアから手を引いても、(中韓に買収された?)アメリカのリベラルな歴史学者たちが、対日戦勝史観から要らぬ干渉をしてくることを予想しなくてはならないのである。

以上

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