中共という存在がもたらす災禍 歴史は繰り返す

自民党有志議員が、習近平の国賓での来日に反対することを表明した。

―― 参考情報 ――――――――――

自民有志、中国主席の国賓来日反対決議へ 尖閣や邦人拘束改善条件
https://www.sankei.com/politics/news/191112/plt1911120053-n1.html

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有志とは言っても、官邸公認の保守層へのガス抜きの可能性もある。
有志議員には、中国人による土地買収対策の表明も求めたい。




この決議は、首相がメンツを重んじるであろう、習近平に面と向かって言えないことを、代弁させた可能性はある。これによって、有志議員の訪中は、今後、中共当局によって、妨害されることとなるはずだ。




さて、増長する中共、膨出する中共の存在については、その原因を辿ると、ニクソン政権時代の米中国交正常化に遡る。
外交実務で主導したのは、あのキッシンジャー。
仕上げを担当したのは、反日クリントン大統領。オバマは取り込まれそうになったが、最悪の事態を回避したようだ。

ここに来て、トランプ政権は、自国の外交政策の過ちを修正すべく動いている。共産主義国中共の国家承認、(日本憎しの余り日本経済を潰し)中共を世界の工場にしてしまったことが、安全保障外交上まずかったことを認めざるを得なくなったはずである。



自国の過去の政権が、国家承認すべきではない国を国家承認し、それによって世界が不安定になる構図をどう見るか?

アメリカは、いい加減な国なのか?
裁判好きな国民性からして、それほどいい加減とは思えない。
それともアメリカは、馬鹿な国なのか?
緻密な外交文書等の存在から、それほど馬鹿とも思えない。
ではアメリカは操られ続ける国なのか、、、
それとも、後先考えずに時々ポカをする国なのか、、、




仮に過ちとするならば、その過ちは、今回が初めてではない。ルーズベルト政権時代のソビエトの国家承認があった。
「裏切られた自由」(ハーバート・フーバー著、ジョージ・H・ナッシュ編、渡辺惣樹訳)にはこう書いてある

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

177~182頁

ルーズベルト氏が大統領となった時期にも、共産主義舎が我が国への工作を仕掛けていることははっきりしていた。それを示す2つの大きな事件があり、ルーズベルト氏もそのことを知っていた。一つは、一九三二年のいわゆる「ボーナス行進」と呼ばれるデモであり、もう一つは、モスクワで作られた偽ドル札のバラマキである。偽札は共産主義の活動のために使用された。
ワシントンで行われた「ボーナス行進」についてここでは詳しく論じないが、第一次世界大戦の復員兵が、議会に(金銭的)救済を求めた行動だった。
陸海軍の情報部門は、この行進が共産主義者によって組織されていることを突き止めている。彼らは、復員兵を利用して、政府転覆を狙っていた。筆者は、この頃、「ボーナス行進」の背後に共産主義者がいると公の場で訴えた。私の主張が想像の産物でないことを示す証拠がある。デモの三年後(一九三五年)に第七回コミンテルン大会がモスクワで開催されたが、そこで、共産主義者がこの事件に関与していたことが報告されたのである。

中略

元共産主義者で後にテネシー州で副保安官となったジョン・T・ベイスは次のように述べている。

<私は行進グループの左翼(共産主義者)勢力の指導を担当した。
共産党の指導者からは、とにかく騒乱を起こせと命じられていた。
流血騒ぎを起こせ。そのためにはなんでもやれという指示だった。
復員兵が何人死のうが、共産党にとってはどうでもよかった。>

また偽札については、ルーズベルト氏が政権に就く前に、私自身、ソビエトが数百万ドル規模でドル札を偽造していることをルーズベルト氏に説明した。偽札は、ヨーロッパ、中国、中東で使われていた。我が国の連邦準備銀行は、国内および外国政府にも注意を促していた。

ルーズベルトの大統領の就任式の二ヵ月前(一九三三年一月三日)、ドイツ人のハンス・デチョウという男がアメリカ入国時に逮捕された。彼は大量の偽ドル札を所持していた。翌日には、ニューヨークで、ロシア人医師バレンタイン・グレゴリー・バータンが逮捕された。偽札使用の容疑だった。彼は以前にも偽札を使用していたことが、デチョウの所持品などから明らかになり、有罪判決を受け収監された。
ルーズベルト政権発足直前の一九三三年二月二十四日、『ニューヨーク・タイムズ』紙は、ソビエト政府が偽札に関与していることを報じた。

ロシアの国家承認交渉
一九三三年十月十日、ルーズベルトは全連邦中央執行委員会議長の(ミハイル)カリーニンにメッセージを送った。大統領就任からわずか八ヵ月後のことである。ソビエトに特使派遣を促し、ワシントンで国交を結ぶ(アメリカによるソビエト承認)協議を求めるものであった。メッセージを受けた七日後、ソビエトは外務人民委員のマクシム・リトヴイノフを特使として派遣すると回答した。

中略

我が国がソビエトを承認したことは、国家としての信頼性のお墨付きを世界各国に与えたようなものだった。我が国の決定に他の国々も追従した。(共産主義者の)陰謀を抑えていた蓋がこうして開いた。そして、その結果がもたらした状況に世界はいまでも苦しんでいる。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||




フーバーが存命だったら、ニクソン政権時代、キッシンジャー外交が着手した米中国交正常化をこう評するのではないか?

「アメリカが中共を国家承認したことは、国家としての信頼性のお墨付きを世界各国に与えたようなものだった。我が国の決定に他の国々も追従した。中華主義思想の共産主義者の陰謀を抑えていた蓋がこうして開いた。そして、その結果がもたらした状況に世界はこれから苦しむことになるだろう」




かくして、ルーズベルト、ニクソンが共産主義について無知だったのか、そうでなかったのか(買収されたか、誰かに命令されたか)について、歴史的に追加検証する必要があると考えるのである。

以上

この記事へのコメント

  • カオル

    キッシンジャー症候群・・・

    遅ればせながら、イアン・リチャードソン主演英国テレビドラマ「ハウス オブ カード」(1990-1995)を鑑賞。ドラマの中で「キッシンジャー症候群」なる言葉が使われていた。この言葉をネットで探してみたが、詳細を知ることはできなかった。

    以下の図書の存在を知ったので、近々、利用図書館で読んでみたい。高価な上、ページ数もあるので、安直な気持ちで取り掛かることはできない。

    ―――――――――――――――――――――――――――
    キッシンジャー 1 1923-1968|理想主義者
    ニーアル・ファーガソン/著 -- 日経BP社 -- 2019.2

    キッシンジャー 2 1923-1968|理想主義者
    ニーアル・ファーガソン/著 -- 日経BP社 -- 2019.2
    ―――――――――――――――――――――――――――
    2019年11月15日 09:01
  • カオル

    警鐘乱打・11月22日以後の政治情勢は臨戦体制で。

    国内外の政治状況が、大きく変わり始めています。2020東京五輪が平和的に開催できるのか、問われる状況に
    なりつつあるように思えてなりません。

    【北海道の保守】工作員によるテロを想定 警察と自衛隊が合同訓練 - 北海道の保守
    https://soughtafter.blog.fc2.com/blog-entry-138.html
    2019年11月15日 17:15
  • 市井の人



    >カオルさん
    >
    >キッシンジャー症候群・・・
    >
    >遅ればせながら、イアン・リチャードソン主演英国テレビドラマ「ハウス オブ カード」(1990-1995)を鑑賞。ドラマの中で「キッシンジャー症候群」なる言葉が使われていた。この言葉をネットで探してみたが、詳細を知ることはできなかった。
    >
    >以下の図書の存在を知ったので、近々、利用図書館で読んでみたい。高価な上、ページ数もあるので、安直な気持ちで取り掛かることはできない。
    >
    >―――――――――――――――――――――――――――
    >キッシンジャー 1 1923-1968|理想主義者
    >ニーアル・ファーガソン/著 -- 日経BP社 -- 2019.2
    >
    >キッシンジャー 2 1923-1968|理想主義者
    >ニーアル・ファーガソン/著 -- 日経BP社 -- 2019.2
    >―――――――――――――――――――――――――――

    裏切られた自由もそうですが、文献価値ある本は高価格ですね。
    2019年11月15日 19:58
  • 市井の人



    >カオルさん
    >
    >警鐘乱打・11月22日以後の政治情勢は臨戦体制で。
    >
    >国内外の政治状況が、大きく変わり始めています。2020東京五輪が平和的に開催できるのか、問われる状況に
    >なりつつあるように思えてなりません。
    >
    >【北海道の保守】工作員によるテロを想定 警察と自衛隊が合同訓練 - 北海道の保守
    >https://soughtafter.blog.fc2.com/blog-entry-138.html


    偶然ですが、別サイトにて同様の記事を読んでおります。
    テロ対策強化だけでなく、11月22日をきっかけに出入国管理の運用を厳格化すべきでしょう。
    2019年11月15日 20:02

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