中共の今日の繁栄を企図した者の正体

大東亜戦争終戦後、中国では、国民党ではなく、共産党勢力に政権を執らせる謀略があったことが指摘されている。



フーバーの「裏切られた自由」にはこう書いてある。

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裏切られた自由 下

ハーバート・フーバー著
ジョージ・H・ナッシュ編
渡辺惣樹訳

359頁

まとめ
なぜ中国が共産主義者の手中に落ちたかを研究する者は、以下の点を必ず考慮しなくてはならない。

一、一九四三年十一月のカイロ会談で約束された蒋介石に対する軍事支援、およびテヘラン会談、第二回カイロ会談(一九四四年一月)でなされた約束の裏切り
二、一九四五年二月のヤルタにおける極東秘密協定によって中国の分裂が進んだこと
三、我が国政府が、蒋介石に対して毛沢東共産主義政府の代表を国民党政府閣内に入れるよう執拗に要求したこと。それが政治的陰謀を持った我が国の(国務省)高官によってなされたものであり、要求は一九四七年から四八年にかけてもやむことなく続いていた。このころ、中国の自由を守れる人物は蒋介石しかいなかったこと。しかし、(我が国の対中外交の結果)彼の評判は低下し、共産主義への頑なな抵抗もしだいに弱体化したこと。


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その後の米中国交正常化は、中国共産主義化の謀略のほとぼりが冷めたことを見計らったタイミングあるいは、当時の大統領だったニクソンが誰かからの指令を受けた結果であろう。

興味深いことに、外交実務を担ったキッシンジャーは、地政学上の専門家とされている。

戦後まもなくの冷戦構造も、中国の共産主義化も、地政学上の論理で、支配者が必要性を認め構築された可能性があるということ。




すなわち、戦前、戦時中に書かれ、今時点で地政学の名著と言われた本には、「我々が存在することを知らない頁」があり、その「存在することを知らない頁」を著者と支配者が共有しているのではないかと、解するのである。キッシンジャーはその頁を読んで、外交活動をしたということ。

その後、クリントンの日本叩き、オバマの無策時代を経て、トランプは中共が経済的覇権を握ることを阻止しようとしている。




物流的にはこうなっている。

宮崎正弘のメルマガに具体的数値の記述がある。転載させていただく。

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http://melma.com/backnumber_45206_6879188/

樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1985回】                 
――「支那を亡すものは鴉片の害毒である」――上塚(3)
上塚司『揚子江を中心として』(織田書店 大正14年)

   ▽
 ここで些か飛躍するようだが、「中欧班列」の最近の状況を簡単に紹介しておきたい。
 中国の59都市とヨーロッパの15カ国を結んでいる中欧班列はロシア経由とカザフスタン経由の2路線が稼働し、ユーラシア大陸の東と西とを結ぶ1万km超の路線を2週間余りで繋いでいる。
 輸送コストは空路の75%前後と安い。海路の2、3倍は高い運賃ではあるが所要時間は半分前後。つまり中欧班列は、空路より安い運賃で海路よりは断然早い。加えて季節による運賃変動が少ないことも魅力の1つだ。

 当初の最大の懸案であった片荷問題だが、2018年を見ると欧州発便は前年比111%増で全体の42.3%を占めるなど、解消に向かっている。スマートフォンやモバイルなどのIT製品、自動車・自動車部品、一般機械、金属加工品、衣類、コーヒー豆、ワイン、木材、家具などが中国から欧州へ、自動車、日用品、食品、機械設備などが欧州から中国へ送り込まれている。中国・欧州間を往来するコンテナーは2019年3月には110万を超えている。

 中欧班列は中国以外の企業も利用し、たとえばホンダは中国で生産したエンジンを欧州物流拠点(在ベルギー)への輸送に利用。日本通運は陝西省西安とデュイスブルク(ドイツ)を繋ぐ専用貸し切り列車の試運転を開始。フォードはドイツで生産した部品を重慶に送り込み、完成車を欧州に送り出す。

 2011年の中欧班列の列車本数を歴年で追ってみると、2011年(中国発:17本/欧州発0本。以下同)、2012年(42本/0本)、2013年(80本/0本)、2014年(280本/28本)、2015年(550本/265本)、2016年(1,130本/527本)、2017年(2,339本/1,274本)、2018年(3,673本/2,690本)――2018年の実績は6363本で前年比73%増。累計本数は2018年末で1万3千本を突破している。
 こう見てくると、20世紀初頭に構想された海蘭鉄道の先見性や戦略性、加えるなら1世紀と言う時代の激動を改めて思い知らされるようだ。
 上塚に戻るが、彼は20世紀初頭における中国を巡る列強の「蟻軍の甘きに附く」ような振る舞いを「表に正義人道の衣を纏ひて、内に恐るべき豺狼の牙を磨くあり」と形容しているが、これはそのまま一帯一路を推し進める習近平政権の姿勢に当てはまるに違いない。

 1世紀前には「豺狼の牙」に慄いていた中国が、今や自らが「豺狼の牙」を研ぐ。かつて列強は「正義人道の衣を纏ひて、内に恐るべき豺狼の牙を磨」きながら、中国に利権を求めた。そして今、習近平政権の率いられた中国は、かつて列強が中国に向かった野望の道を反対方向に進み、「正義人道の衣」ならぬ「双嬴(ウィンウィン)関係」をチラつかせながら相手国を丸め込み、「内に恐るべき豺狼の牙を磨」いている。

 かつての「東亜病夫」と蔑まれた中国だったが、今や「恐るべき豺狼」にまで“成長”してしまった。やはり自らの力で成長したわけではなく、安い労働力を求めて押し寄せた日本や欧米諸国がカネとモノとを注ぎ込んだからだろう。毛沢東が30年ほどの時間をかけて辿り着いた貧乏の共同体は、「恐るべき豺狼」に激変したのだ。これを歴史の皮肉と見るべきか。はたまた歴史の必然と考えるべきか。

 上塚は「俺は一體何の爲めに歩いて居るかと自問自答」しつつ、ひたすら歩く。

「毎日々々野と山と河とを眺め、南京蟲に喰はれ、蚊に刺され、豚肉とボロボロ飯を食ひ乍ら、世の中の總てから離れ、金を使つて苦勞した、得る所果して幾何ぞや。〔中略〕俺は餘程馬鹿だワイと一方の耳で囁く。〔中略〕實際御前は馬鹿ダ。然し數字や常識に超越した馬鹿で無くて、何で之が出來よう。自己と利?とを忘れて馬鹿者でなくて、どうして之れが忍ばれよう。馬鹿になれ、馬鹿になれと亦一方の耳で囁く」。馬鹿力〈バカリョク〉だ。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||




ヨーロッパと中共間の、物流網の整備、そして巨大化は何を意味するか?
アメリカの没落、経済的繁栄だけでなく、軍事的覇権喪失を意味する。

単に、トランプがスマホ技術、中共のスパイ工作だけを問題視したのではない。

米中貿易戦争は、物流覇権競争の一面がある。

トランプはアメリカ国内に潜む、中共等に買収されたアメリカ民主党とも戦っている。

―― 参考情報 ――――――――――

グレタの正体
http://hondaz360gss214.blog.fc2.com/blog-entry-2120.html

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その中共が強みとしたスマートフォン、各国のメーカーは生産をベトナムに移転しつつある。

―― 参考情報 ――――――――――

中国が「世界のスマートフォン工場」の座を明け渡す日がやってくる
https://www.sankei.com/wired/news/191030/wir1910300001-n1.html

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振り返ると、韓国のサムソン、中共のファーフエイ、スマホ王座に君臨した期間は、日本企業が世界のトップ集団に君臨した期間よりも短かい。




トランプ大統領出現がなければ、どうなっていたか?

欧州と中共が物流覇権を握り、大陸側が経済繁栄、地政学上の海洋国家の優位性が失われる?寸前まで行ったのである。(私見)

すべての原因は
・ルーズベルトがソ連を国家承認したこと
・終戦後、中国で毛沢東がなぜか政権を握ったこと
・冷戦構造が編み出されたこと
・米中国交正常化
・クリントン大統領の日本叩き
この五点セットによって仕組まれた結果起きたことである。

すべて、アメリカが係わっている。ハーバード・フーバーが存命なら、これら五点について企図した者の正体を突き止めたはずである。


以上

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