―― 参考情報 ――――――――――
首相「女性天皇と女系の違い、啓蒙が必要」 男系皇位継承の提言受け
https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190026-n1.html
原作・青山繁晴、作画・弘兼憲史で皇位継承漫画発刊へ
https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190036-n1.html
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政権は、皇位継承策検討は来春以降としている。
ここで、この件についての背景事情の分析を、本稿出稿目的として位置づける。
まず、上記と下記の見出しを繋ぎ合わせると、来春まで検討を引き延ばす理由が一つ見えてくる。
―― 参考情報 ――――――――――
皇位継承策検討は来春以降 政府方針、非公式に意見聴取
https://www.sankei.com/politics/news/191114/plt1911140033-n1.html
菅氏、安定的な皇位継承をめぐる議論は「慎重な手続きが必要」
https://gunosy.com/articles/RFW0r
皇位継承議論、12月以降に 「皇室行事の終了待つ」―菅官房長官
https://gunosy.com/articles/RZuSp
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それは、広く一般向けに、男系男子宮家の正統性を理解いただくための、啓蒙の期間が必要ということ。
素直に考えると、啓蒙のための漫画の発刊が準備されているとするが、それだけではないように思う。建国記念の日の日本会議主催イベントに併せ、日本会議が空前の規模のPR活動を予定しているような気がする。建国記念の日にこの漫画本ないしチラシが、街頭などで大量配布される?
でなければ、検討を引き延ばし、啓蒙するという意味がわからない。
日本会議は、本気で準備しているのであろうか?
解散総選挙の時期との関係も気になる。
選挙対策上は、解散前に検討完了させ、政権支持層を安心させる?つもりなのではないか?
さらに気になることは、生前譲位を強行された上皇対策?
平成の天皇は、天皇誕生日に何かと、政治色あるご発言があった。(あったように記憶する)安倍談話以降、政権が謝罪を表明することを極力避けているのに、敢えて謝罪もしくは謝罪ととれる言葉を使うのは、中韓寄り⇒左翼政党のスタンス⇒護憲とみられることを意味する。韓国政府は今の○○ならつけこめると思ったはずである。
その辺から、政権と上皇の対立があったように推測する。(具体的に、どのお言葉が該当するとか分析するつもりはない)
その視点から、検討作業を春まで延ばしたい理由が一つ浮かんでくる。
平成の天皇の誕生日は12月23日
令和の天皇の誕生日は2月23日
皇嗣(秋篠宮文仁親王)の誕生日は11月30日
男系男子宮家に対する反論を封じる?ために、天皇誕生日でのご発言について、政治色なき結果とするために、政治タイミング的に、この三人の誕生日が終わった直後から動き出した方が都合が良い、と考えて不思議ではない。
私の発想は、不謹慎であろうか?
謀略とも思える生前譲位、生前譲位のせいで政権が振り回され、結果憲法改正の審議が後回し状態になった。(あくまで私見)
生前譲位は、護憲派にとって有利に機能したように思う。
さて、最近眺めている、皇室専門ブログは二つ。少し減った。
―― 参考情報 ――――――――――
のんびり Tea Time
https://koredeii.com/
remmikkiのブログ
http://blog.livedoor.jp/remmikki/
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下天皇という表現が飛び出している。そう言いたい気持ち、わからぬでもない。
政権が春まで検討を延ばし、啓蒙が必要と述べているので、保守陣営は、水間政憲主宰のみつばち隊が啓蒙活動面で先行している中で、最終的には、日本会議を中心にやるべきことをきっちりやることではないか。
やるべきことをやれば結果はついてくるし、やらなければ何も実現しない。
内輪の揉め事は慎みたいものである。
以上
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