公道で布教活動しているキリスト教関係者に言いたいこと

ローマ教皇来日したついでに普段から思っていること、特に、公道で布教活動しているキリスト教関係者に申しあげたいことがある。

年に一度くらい、なぜか、外国人宣教師みたいな人に呼び止められ話をさせられることがある。彼らに対し語ってきたこと、今度遭遇した時に、追加で話したいと思っていることなどを以下に紹介させていただく。




・国内の既存のキリスト教会の大半は、慰安婦問題、靖国訴訟、自衛隊等々、政治活動ばかりしている邪教集団のようにみえる。ローマ教皇が韓国のキリスト教を批判したことは真っ当な批判だと思っている。司教、牧師たちの多くは、韓国系と思われるが、キリスト教を語り政治活動している教会組織は純粋な意味で宗教団体とは思えず、一旦すべて、廃止されるべきではないか。


・他の問題ありすぎるキリスト教の教会の存在を見て見ないふりをして、自分たちの宗派だけ正統であると主張しても、布教活動的に説得力がないのではないか。


・日本のマスコミはキリスト教禁教を問題視するが、それ以前に、イエズス会聖職者が日本で行ったことを、あなたがたは、歴史資料を読み受け入れるべきだ。キリスト教は、それ自身、少なくともアジアにて、原罪レベルにある(悪しき)行為を為している。


・「イエズス会の歴史」というタイトルの翻訳書を読むと、イエズス会宣教師が当時のポルトガル国王の支援を受けて宣教師を日本に派遣したと書いてある。この記述は、イエズス会が植民地支配の尖兵だったことを示すものと考えるが、どう思うか。

―― 参考情報 ――――――――――

キリスト教宣教師たちが植民地支配の尖兵だったとする根拠
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1171

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・日本では信教の自由が憲法で保障されている。だからと言って、宗教団体が納税せず、公道、公共施設をただ乗りすることについては納得いかない。公道で布教活動するなら、しかるべき納税の義務が果たされるべきであろう。公道での布教活動は、最も安上がりに見えてしまうのである。


・西洋史やニーチェの本を読んで気がついていることだが、キリスト教系の新興宗派は、結果的に、イエス・キリストの主張を切り刻み、その痕跡を消すことに加担しているのではないか?イエス・キリストの存在を都合悪く思っている宗派が、キリスト教系の新興宗派を必要としているのではないか。


・日本の既存のキリスト教会の大半は、実質的に天皇制廃止を目論見、皇室解体を通じて、神道を攻撃する活動の一翼を担っている。これに対して、神道側は、主だった反撃はしていない。私は、キリスト教会組織が皇室や神道組織を批判することは、政治活動的にフェアではないと考える。


・東京裁判では、中国在住のキリスト教司教が、伝聞によって証言、その証言を根拠に(無実の罪で?)死刑となられた日本軍人がおられたことをどう思うか。嘘の証言であるならば、キリスト教組織が裁かなくでどうするのか。


普遍的宗教的価値観に従えば、日本で布教することをどのように心得、理解している、とお聞きしたい気持ちである。


以上

この記事へのコメント

  • 西

    キリスト教の歴史を調べてみると、「中世から近代」までは、ずっと植民地支配と奴隷貿易で儲けていた事が明らかなんですよね。

    同じく中世から近代にかけて日本にキリスト教の宣教師がやって来たわけですが、彼らが「日本」に対してのみそういった政策を行おうとは思っていなかったと考える方が不自然である事は間違いないでしょう。

    自分はキリスト教徒自体に敵意は無いですが(思想的にリベラルな立場ではあっても、それらは信仰からくるもので、悪意というわけではないため)、政治宗教化したキリスト教宣教師、宗派に対しては「追放」を含めた処置が必要ではないかと思いますね。

    2019年12月05日 01:50
  • 西

    実際にアメリカ大陸などに関しては、宣教師が先駆となって現地の文明を亡ぼし、奴隷化していた歴史がありますからね。

    実際、ニーチェなどもそういった「キリスト教」の「政治宗教化」を批判し、本来の「世俗宗教」としての「キリスト教」に立ち返る事を薦めていましたが、結局は、ニーチェの危惧していた通り、「ニヒリズム(金儲け主義)」からの「無神論」、その後の「全体主義」や「合理主義」に行き着いてしまったわけですね。

    宗教の歴史を調べると世界史などもよく分かってきますね。
    2019年12月05日 01:56
  • 市井の人



    >西さん
    >
    >キリスト教の歴史を調べてみると、「中世から近代」までは、ずっと植民地支配と奴隷貿易で儲けていた事が明らかなんですよね。
    >
    >同じく中世から近代にかけて日本にキリスト教の宣教師がやって来たわけですが、彼らが「日本」に対してのみそういった政策を行おうとは思っていなかったと考える方が不自然である事は間違いないでしょう。
    >
    >自分はキリスト教徒自体に敵意は無いですが(思想的にリベラルな立場ではあっても、それらは信仰からくるもので、悪意というわけではないため)、政治宗教化したキリスト教宣教師、宗派に対しては「追放」を含めた処置が必要ではないかと思いますね。
    >


    本当にそうすべきなのですが、クリスチャン言論人たちは何も言いません。彼らの言論活動が偽善なので、政治宗教化した宗派に対して、問題意識が湧かないのでしょう。
    2019年12月05日 12:06
  • 市井の人



    >西さん
    >
    >実際にアメリカ大陸などに関しては、宣教師が先駆となって現地の文明を亡ぼし、奴隷化していた歴史がありますからね。
    >
    >実際、ニーチェなどもそういった「キリスト教」の「政治宗教化」を批判し、本来の「世俗宗教」としての「キリスト教」に立ち返る事を薦めていましたが、結局は、ニーチェの危惧していた通り、「ニヒリズム(金儲け主義)」からの「無神論」、その後の「全体主義」や「合理主義」に行き着いてしまったわけですね。
    >
    >宗教の歴史を調べると世界史などもよく分かってきますね。


    宗教者であると自覚する人たちこそ、歴史に学ばなくてはならない、ということです。
    都合の悪いことも聞き、知り、理解しそのうえで布教活動をしたいならするというのが私のスタンスです
    2019年12月05日 12:08

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