編み出された、支配者に都合が良い論理

本稿では、支配者に都合が良い論理が、古今東西存在していること、それがどんな論理構造に基づいて編み出されたものなのか、紹介させていただく。
歴史、哲学、宗教横断的な視点から述べている関係で、いささか難解な部分がある点、御了承いただきたい。(わかりやすく書きたい気持ちはあるが、試論段階のため難しいという意味)




古くは、儒教。孔子の教えは、支配者や家長にとって、目下の者を従わせる論理として機能した。長幼の序などは代表格。

―― 参考情報 ――――――――――

五倫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%80%AB

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聖職者など、上に立つ者の性犯罪が続出している、韓国は儒教国と言われる。儒教国における性犯罪は、被害者に対し五倫なる道徳を一方的に強要、犯罪表面化させないよう機能していた面があるのではないか。

国内的には、昨今は、左翼思想の洗脳からいまだ脱せず、マナー的に劣化しつつある、団塊世代の存在がある。例えば山口二郎は、人の話を聞く態度において、見識において、語る言葉において、学者レベルなのであろうか。年上という理由だけで、保守層で敬う人はいるのだろうか。

同じことは、暴言が絶えない保守系言論人についても言える。天に吐く唾は自分に向かって落ちてくる。少なくとも暴言癖ある言論人は、皇室問題を語るべきではない。その暴言癖がイメージとして残る限り、皇室を間接的に貶めていることに気づくべきだ。




それだけではない。
キリスト教もそのような部分がある。

「世界史の新常識」にて、加藤隆がかく述べている。

―― 参考情報 ――――――――――

・イエスとペテロはどう違うのか?
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1175

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日本において、キリスト教が政治活動団体化したのは、教団上部組織が一般信者を、政治的に煽動?することを肯定する論理を、ペテロの時代に編み出されたことが根源としてある、ようだ。

神学は、そのような前提の上に、何世紀もかけて編み出され蓄積された。神学の支配の論理は、いつのまにか、信仰する人だけでなく、世界を支配しようとする?支配者にとって有用な論理として位置づけられた。

唯物論などは、極論すれば、人を人として扱わないことを正当化したことになる。人を裏切り、人を奴隷化することを正当化する、政治思想に繋がった。
植民地支配を、欧米列強が肯定したのは、唯物論が深く関係している???(キリスト教を信仰しないものは、人間ではない、人間として扱う必要はない、、、)



原爆投下は、人種差別の結果であろう。トルーマンの対日暴言を忘れてはならない。仮に、原爆投下を赦しても、あの人種差別的暴言だけは、絶対に謝罪させなくてはならない、、、
ロビン・ジョージ・コリングウッド流の歴史哲学に沿って、人類史上初の原爆投下について歴史家として解釈すれば、「人種差別的思想哲学に基づいて、トルーマンは、原爆投下を決断した?」と解することができそうだ。


―― 参考情報 ――――――――――

歴史哲学者ロビン・ジョージ・コリングウッドの考え方
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1172

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とにもかくにも、歴史を支配し、敗戦国を歴史認識によって未来永劫従属させようとする場合、都合が良い歴史哲学なのである。

この歴史哲学を戦後本格的に重視したと思われるのが、歴史学、地政学、外交分野に精通した、あのキッシンジャー。キッシンジャーの卒論テーマは歴史だった。




もちろん、勝者が歴史を捏造するというジンクスは、古今東西で行われてきた。目新しいものではない。

「世界史の新常識」(文藝春秋編)で渡辺惣樹はこう述べている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

235~236頁

共和党対民主党 日本人が知らないアメリカ史
渡辺惣樹

アメリカの史書は中国にとっての「論語」のようなものだと言えばわかりやすい。支那大陸には論語的世界は存在しない。論語には孔子が理想とする世界が描かれているように、アメリカの史書にもアメリカの歴史家がそうであって欲しい(欲しかった)母国のありようが描かれているのである。日本史においても明治以降の史書が、徳川の世を必要以上に悪しく描いてきたことを考えればこのことを理解することは難しいことではない。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

戦後史上、海軍が善玉、陸軍が悪玉という扱いになっているのは、海軍がアメリカ海軍に手抜き?海戦で戦力を消耗、戦後はGHQにうまく取り入った(米内光政)結果である。




一般論的には、歴史研究は、個々個別の細部的な調査・分析を必要とするケースが多い。南京虐殺問題、慰安婦問題、徴用工問題は、日本側はなぜか「悪魔の証明」をさせられるポジションを選らばざるを得ない状況が続いている。

韓国側は、政府関係者を筆頭に、嘘を吐き続ける、、、
対して、日本政府は、それを名指しで嘘だとは言わない!?

なぜこんな不思議な現象がまかり通るのか?
それは、アメリカで主流となっている歴史哲学、歴史学の常識と関係しているのではないか?

韓国側は、史料検証を重要視する歴史研究ではなくなっている。

これに対し、日本では、史料検証を最重要視している関係で、支配者が採用した歴史哲学のウンチクに遡ろうとする研究者は少ない。中川八洋や渡部昇一のように、古今東西の哲学書や歴史書に精通した歴史家は何人おられるのか?
歴史哲学者ロビン・ジョージ・コリングウッドの説を採用する歴史家、歴史学、地政学、外交の大家が居る限り、哲学書を読まない、読んだことがない、勉学も読書も中途半端な歴史家だらけでは(国際的に)歯が立たない、はずなのである!!!

技法的に分析、解説するとこうなる。

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国内的には歴史とは史料検証を前提とする学問と思われているが、
ロビン・ジョージ・コリングウッドの場合は、歴史を形成した思想哲学の存在が歴史研究の大前提にある。(ようだ)

アメリカの歴史学会は、捏造史観を肯定しておりユダヤ人のリベラル歴史学者が支配しているとされる。ということは、維持されるべき戦勝国歴史観のための、歴史哲学が最重要であって、史料検証は絶対条件ではないのではないのか。
同様に、韓国を覆う捏造史観は、アメリカのリベラルの歴史観と同様、このロビン・ジョージ・コリングウッドの歴史哲学から派生した可能性がある。

日本政府関係者が、あからさまに韓国政府の歴史観の問題を指摘すれば、それは巡り巡って、キッシンジャーとその一派の戦勝国史観の歴史学者を批判することに繋がる???、、、

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それゆえ、日本政府は、韓国政府関係者の言動を公に批判できない?、という解釈が生まれる。




篠原常一郎によって系統立てた調査・分析が始めらた、チュチェ思想も最近になって徐々に問題視されるようになった。
北朝鮮の支配者にとって都合が良い論理であることはもっと知られるべきことであろう。


以上

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