来年期待される人(活動家、言論人)

活動家として三人、言論人として四人、計七人紹介させていただく。




活動家としては、篠原常一郎、瀬戸弘幸、水間政憲の三人。

篠原常一郎は、今現在、売れっ子状態。売れっ子となる理由は簡単。保守系団体関係者や保守系言論人の大半が、これまで為すべきことをしなかったので、篠原一人に期待が集中しただけのこと。篠原のオレ話を聞いていると、腰を据えて情報収集、分析してきた言論人とそうでない(作文力だけ、ガス抜き目的の)言論人の見分けが簡単につきそうである。

瀬戸弘幸は、関西生コン事案で結果を出した。来年も何がしか期待できそう。私個人は、参議院選挙全国区出馬時点からの支持者。

水間政憲は、野党の立ち位置ながら、女系天皇・女性宮家阻止で動いている。ミツバチ隊の資金力もなかなかのものと推測される。




言論人では、中川八洋、渡辺惣樹、藤井厳喜、宮崎正弘の四人。



中川八洋については、保守政治思想、地政学、女系天皇・女性宮家阻止の分野において、圧倒的存在。中川八洋が書いた著作を、乗り越える本は現れていない。時折、過激な提言に困惑することがあるが、彼なりのウンチク、論理は知って損はない。左翼系論客を捻じ伏せる、言論パワーを備える言論人の存在は、もっと知られるべきだ。
一方で、初心者向けに塾長を名乗り、自身をオンリーワンであるとかナンバーワンであると錯覚させることがお上手な、保守ビジネスマンには警戒が必要である。



渡辺惣樹は、現代史における重要な歴史書の翻訳者として知られている。が、知る人ぞ知る歴史界での大御所的存在になりつつある。

―― 参考情報 ――――――――――

【第二次世界大戦】『裏切られた自由』翻訳者が明かす“大戦の真実” - 戦前のナチスドイツは良い国と言われていた!? ~日本再興戦略 歴史修正論「日米衝突の根源」編|藤井厳喜×渡辺惣樹
https://www.youtube.com/watch?v=K5gBQ83nUzo

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動画で初めてお顔を拝見したが、威厳ある日本男児という印象。
ネット界で吠えたがる、どこぞのちゃらちゃらした、騒動好きの言論人とは、格が違う。
渡辺惣樹はカナダ在住だそうだ。ひょっとすると、ミツバチ隊???もし、国内で言論活動本格化した場合、国内のニセモノ言論人はすべて吹っ飛ばされそうな?気がする。つくる会系の実力ない歴史家はたぶん、、、それくらいの気概と気迫がこの方にはある。
学歴、職務経歴的にも優れた方のようだ。学歴だけで人を評価するのは間違いだが、学べる機会と時間があったのに、勉学を疎かにする人は論外。

参考までに、アメリカ史に関する重要な歴史書をリストアップさせていただく。



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アメリカ史の良書リスト(拙ブログ管理人選定による)

・裏切られた自由 ハーバート・フーバー著 ジョージ・H・ナッシュ編 渡辺惣樹訳
・日本開国 渡辺惣樹
・日米衝突の根源 1858-1908 渡辺惣樹
・ダレス兄弟 国務長官とCIA長官の秘密の戦争 ステイーブン・キンザー、渡辺惣樹訳
・「誰が第二次大戦を起こしたのか  フーバー大統領」「裏切られた自由」を読み解く 渡辺惣樹
・ヴェノナ ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレア、中西輝政、 佐々木太郎
・操られたルーズベルト 大統領に戦争を仕掛けさせた者は誰かカーチス・B. ドール
・権力の影 外交評議会「CFR」とアメリカの衰退 ジェームス・パーロフ 馬野周二
・ルーズベルトの開戦責任 大統領が最も恐れた男の証言 ハミルトン・フィッシュ
・日米・開戦の悲劇 ハミルトン・フィッシュ
・第二次大戦に勝者なし ウエデマイヤー回想録 アルバート・C・ウエデマイヤー
・真珠湾の真実 ルーズベルト欺瞞の日々 ロバート・B・ステイネット
・ルーズベルトの責任 日米戦争はなぜ始まったか チャールズ・A・ビーアド
・戦争犯罪国はアメリカだった! 英国人ジャーナリストが明かす東京裁判70年の虚妄 ヘンリー・S・ストークス
・アメリカはいかにして日本を追い詰めたか 「米国陸軍戦略研究所レポート」から読み解く日米開戦 ジェフリー レコード
・「幻」の日本爆撃計画 「真珠湾」に隠された真実 アラン・アームストロング
・アメリカはアジアに介入するな! ラルフ・タウンゼント
・特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ/マックスウエル・テイラー・ケネデイ
・アメリカの鏡・日本 ヘレン・ミラーズ、伊藤 延司
・GHQ知られざる諜報戦 新版・ウィロビー回顧録 C.A. ウィロビー、延 禎、 平塚 柾緒
・アメリカが畏怖した日本 真実の日米関係史 渡部昇一 PHP新書
・GHQ焚書図書開封8 日米百年戦争 ペリー来航からワシントン会議 西尾幹二
・日本が生き残るための「世界史」 国難の正体 馬淵睦夫
・コールダー・ウオー マリン・カツサ 渡辺惣樹訳
・ロックフェラーの完全支配 ジオポリテイクス(石油・戦争)編 ウイリアム・イングドール
・ロックフェラーの完全支配 マネートラスト(金融・詐欺)編 ウイリアム・イングドール
・アメリカ大統領を操る黒幕 トランプ失脚の条件 馬淵睦夫
・騙すアメリカ 騙される日本  原田武夫
・仮面の日米同盟 春名幹男

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かつて、国内の、アメリカ史の学者たちが、渡辺惣樹デビュー前、渡辺惣樹の書いたものを悉く無視したという趣旨のことを、何かの本で知った。その無視したアメリカ史の歴史学者たちの弟子の学生たちは、今やこぞって、渡辺惣樹の本を購入するなど?、立場は完全に逆転、、、国内においては、税金で雇用する必要のない学者として、憲法学者の他に、アメリカ史の歴史学者がいる、はずである。

読んだ歴史書の中では、渡辺惣樹が翻訳した、「裏切られた自由」、「ダレス兄弟」、「日米衝突の根源」は、「ヴェノナ」と同等程度の、重要な歴史書として位置づけられる。

中でも、「裏切られた自由」は、上下巻共、隅々まで読むべき本。この本は二十世紀に書かれた最も重要な歴史書。私は、図書館で借りて読んだ。驚いたのは、上巻は貸出希望が殺到したのに対し、下巻を読みたい人は上巻の貸出希望者の十分の一くらいであったことだ。

この本については、要約版が刊行されている。が、歴史家が好んで引用した箇所だけを気にして、読んだ気になってはいけない。読まれた各人それぞれの歴史観に沿って読むと思わぬ発見がある本である。見出しを読んでいくうちに、おやっと思う見出しが、見つかる仕掛けになっている本である。書評的に話題になっていないが、この本には、朝鮮について書かれている頁もある。
著者フーバーは、各国調査し、各国の実相、世界観を掴んだことを前提に、この本を書き上げたのである。

そして、渡辺惣樹は、これらの本の執筆、翻訳等により、アメリカ史に係わる、決定的な文献を押さえた。



良書リスト、書評をつけていれば、本についての嗅覚は鋭くなる。アマゾンの書評欄においては、保守層向けに必読書なる評価が多数連発される状況にある。が、本当の意味で必読書レベルにある本は、上記においてさえも十冊程度に絞り込まれる。(千冊もの本の書評をつけ、千冊すべてに必読書と書く人はいないはずである)
昨今、現代史について書かれた歴史書が増えている。が、上記の良書リストのどの一冊についても参考文献として示さず、あるいは引用する形で、文献出典表示なき歴史書は、いわゆるパクリ本程度の、読む価値がない本、ないし高校歴史教科書の副読本程度の価値しかない。

二十世紀に書かれた、世界史的に最も重要な歴史書が何であるのか、決して言及しない、現代史について扱った歴史書は、果たして歴史書と言えるのか。これは問題提起である!

売れた本だから、歴史研究的に価値ある本とはならないのである。
歴史研究する意識を持つ、読者が探し求め、絞り込まれ、選ばれた本が、時代を越えて、読み継がれるべき、良質な歴史書であることは、言うまでもない。




次に、藤井厳喜について述べたい。藤井厳喜は十年くらい前から知っていた。講演を拝聴したこともある。各国の憲法改正史について述べられていた。
藤井厳喜は、言論人の中では、裏表が少ない、信用できる人である。この人が語ることなら、多少根拠が曖昧なことであっても、たぶん、ハズレはないように思う。



続いて、紹介するのは、宮崎正弘。過去十年間、無料のメルマガとして、国際政治情報をほぼ毎日のように配信し続けた。
―― 参考情報 ――――――――――

「宮崎正弘の国際情勢解題」 - まぐまぐ!
https://www.mag2.com/m/0001689840.html

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読まさせていただいて思うことは、海外支局の日本人記者たちは(総数五百人?)、普段ちゃらちゃら遊んでいるのではないかと思われるほど、このメルマガの情報量等が充実していることである。読者の声欄も掘り出し物が多い。メルマガ発行主体が、最近、まぐまぐに変更になった。外交分析に関心ある方、是非登録をお願いしたい。





最後に、この年末年始、仕事始めが1月6日と比較的長い関係で、渡辺惣樹の本をまだ読まれていない方におかれては、(ホンモノの歴史書は何かを知る目的で)「雑音」を排し一読されんことを推奨させていただき、本稿を終える。


以上

この記事へのコメント

  • カオル

    ブログ管理人さまの選定による「アメリカ史の良書リスト」を拝読しました。まことに感謝に堪えません。自費購入が困難なため、読書は公立図書館を利用しています。全部は揃いませんが、主要と思われる図書から読み進めてまいります。本当にありがとうございます。貴ブログのますますの繁栄と、管理人様のご健康をお祈りしています。
    2019年12月23日 06:24
  • 市井の人



    >カオルさん
    >
    >ブログ管理人さまの選定による「アメリカ史の良書リスト」を拝読しました。まことに感謝に堪えません。自費購入が困難なため、読書は公立図書館を利用しています。全部は揃いませんが、主要と思われる図書から読み進めてまいります。本当にありがとうございます。貴ブログのますますの繁栄と、管理人様のご健康をお祈りしています。


    読んだ本で、これはと思った箇所は自分でテキスト入力しました。
    書評欄で必読書なる評価が連発されていますが、時代を越えて読み継がれる本は、せいぜい10冊未満。
    2019年12月24日 04:34

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