「消費者不在のFIT法改正」? パブリックコメント締め切り迫る!

1月24日締め切りのパブリックコメントがあるので概要紹介させていただく。


||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

FIT法改正の方向性 ~再エネ主力電源小委報告書を読み解く~
http://agora-web.jp/archives/2043789.html

総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 再生可能エネルギー主力電源化制度改革小委員会 中間取りまとめ(案)に対する意見公募について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620219012&Mode=0


1.意見公募の趣旨・目的・背景
FIT 制度は、再エネ導入初期における普及拡大と、それを通じたコストダウンを実現することを目的として、時限的な特別措置として創設されたものです。同制度を定める再エネ特措法にも、2020 年度末までに抜本的な見直しを行う旨が規定されています。
総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会 再生可能エネルギー主力電源化制度改革小委員会では、総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小
委員会が 2019 年 8 月に取りまとめた中間整理(第 3 次)を踏まえ、FIT 制度の抜本見直し及び再エネの「主力電源化」に向けた更なる環境整備について、2019 年 9 月から 5 回にわたって議論がなされ、今後必要となる制度改革等についての見解が取りまとめられました。
つきましては、本小委員会の中間取りまとめ(案)について、広く国民の皆様から御意見をいただきたく、以下の要領で意見の募集をいたします。忌憚のない御意見を下さいますようお願い申し上げます。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||





固定価格買取制度についてはこちらをご覧いただきたい。

―― 参考情報 ――――――――――

固定価格買取制度(改正FIT法)【こていかかくかいとりせいど】
https://www.kankyo-business.jp/dictionary/000193.php

―――――――――――――――――



読んだ感想を箇条書きで述べたい。


・「2020 年度末までに抜本的見直し」とあるが、再エネ賦課金制度の抜本的見直しについて言及してない点、すなわち、消費者不在の検討作業であることが問題である。

・具体的には、再エネ賦課金制度見直し、賦課金負担(昼間消費分、夜間消費分)の算定方法見直しについて議論されないのが問題である。

・FIT制度の抜本改正を言うなら、FIT制度により、負担させられている、再エネ賦課金負担額の実態を地域別に示すべきだ。深夜電力契約ない世帯を標準モデルとしているやり方が、そもそも消費者を馬鹿にしている。「深夜電力契約ある標準世帯」と「深夜電力契約ない標準世帯」、二種類に分けて、示すべきだ。

・再エネ賦課金制度の継続により、再エネが主力電源となる措置について反対する。

・太陽光発電について、再エネ賦課金制度に基づく消費者の支払いは、太陽光発電が昼間しか発電しないのであるから、昼間の消費電力について、適用されるべきである。

・かつて、深夜電力は、省エネ、負荷平準化目的で、電気料金的に優遇されてきた。そもそも深夜電力の原価の方が、昼間の電気の原価よりも安いことは周知の事実である。電気料金が、その時点時点で発電する設備の原価により算定している以上、再エネ賦課金の賦課も、深夜帯に発電する設備原価をベースとするものになるべきだ。

・深夜電力については、深夜帯に発電するバイオマス等のみについて、再エネ賦課金加算とすべきである。深夜電力に対する再エネ賦課金単価が昼間の電気代と同じなのは、道理的に間違っている。この点において、再エネ賦課金制度設計は道理的に破綻している。

・現行、FIT制度に基づく、国民の支払額は、寒冷地、ロードヒーテイング世帯に突出して多い点において、寒冷地泣かせの、とんでもない欠陥を抱えた制度である。

・政府が地域創生を推進するなら、深夜電力契約世帯、寒冷地ばかり負担額が大きい、再エネ賦課金算定方法をやめるべきである。

・再エネに係わる政策は、かつての省エネ政策と比較すると、政策的に整合性がない。省エネ政策が根本から破綻していると言わざるを得ない。

・これ以上、国民負担を強いる再エネ推進政策を続けるなら、再エネ推進関係の官庁組織丸ごとリストラしてくれる政党に投票しようかと思っている。


以上


この記事へのコメント

  • Suica割

    ・太陽光発電について、再エネ賦課金制度に基づく消費者の支払いは、太陽光発電が昼間しか発電しないのであるから、昼間の消費電力について、適用されるべきである。

    まさにこの通りです。
    それか、日照時間を稼働時間と捉え、その分の補正をした制度に変えるかです。

    北国は暖房等に金がかかり、南国は暑くて冷房無しでは死にそうになる事を考えると、地方ごと、季節ごとに適切な補正を行い全国一律の杓子定規なやり方を改めるべきです。
    2020年01月22日 12:32
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >・太陽光発電について、再エネ賦課金制度に基づく消費者の支払いは、太陽光発電が昼間しか発電しないのであるから、昼間の消費電力について、適用されるべきである。
    >
    >まさにこの通りです。
    >それか、日照時間を稼働時間と捉え、その分の補正をした制度に変えるかです。
    >
    >北国は暖房等に金がかかり、南国は暑くて冷房無しでは死にそうになる事を考えると、地方ごと、季節ごとに適切な補正を行い全国一律の杓子定規なやり方を改めるべきです。
    >


    当該審議会委員たちは、当たり前の道理すらわからない集団であるようで、総入れ替えするべきと考えます。
    2020年01月22日 15:33
  • Suica割

    発電する側だけ補助するやり方はおかしいのではとも思います。
    高効率な電力使用製品ユーザーへの補助があってもいい。
    金利優遇とか低金利融資(そういう貸し出し目的の国債を発行するのも、いいだろう)
    2020年01月25日 00:15
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >発電する側だけ補助するやり方はおかしいのではとも思います。
    >高効率な電力使用製品ユーザーへの補助があってもいい。
    >金利優遇とか低金利融資(そういう貸し出し目的の国債を発行するのも、いいだろう)

    再エネ賦課金丸ごと、赤字国債?で処理いただきたいところです。
    2020年01月25日 06:45

人気記事