フェイク情報が蔓延る原因

本稿は、保守系まとめサイトが配信した情報について、フェイク情報の可能性があるとした、「関西人」さんからの指摘からヒントを得、フェイク情報の発信動機、フェイク情報、フェイクニュースの見分け方に係わるノウハウについて、紹介することを目的としている。

―― 参考情報 ――――――――――

【画像あり】 国内の感染者数に外国籍がこれだけいることが判明
https://hosyusokuhou.jp/archives/48875194.html

―――――――――――――――――



ここで考えなくてはならないことがある。

この種の情報がそのとおり真実なのか、そうでないのか、厚生労働省に問い合わせたとして、厚生労働省への電話は、(マスコミデマ報道による)PCR検査騒動の影響があり繋がりにくくなっている。仮に、繋がったとして、木で鼻をくくったような回答しか得られない、、、

電話する前から、厚生労働省側がどう返事するのか、私は予想できる。厚生労働省の官僚に、仮に私が指摘したとして、「そんな情報が出回っているんですか、、、はあ、そうですか、、、」という類のイエスでもノーでもない返事しか返ってこないことは、中央省庁に問い合わせた方なら経験的に知っていることである。

私の聞き方が悪いと思われる方、是非あなた自身で試していただきたい。素性がわからない人、面識のない人に、厚生労働省の官僚が(無防備に)見解を述べることは、基本的にない。
仮に、立場が変わり、私が厚生労働省の官僚であったなら当然そうする。



見方を変えたい。

たとえば、この情報はどうであろうか?

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

深田萌絵
@Fukadamoe

中国のマスク外交に騙されないで!
・中国内の日本のマスク工場を横取り
・日本にいる中国人にマスクを買い占めさせる。
・マスク不足を演出している中国による、マスク寄贈は「自作自演」です。
本来なら、正当に出荷され、正当に店舗で買えたものを工場ごと横取りされてます。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

これはフェイク情報であろうか?

政府は何をやっているのか?普通は思う。

目下、国民の最大の関心事の一つであるマスクについて、こうまでされて、輸出禁止措置している中共に対し、抗議すらしない外務省、対策も立てない厚生労働省は、はっきり言って腰抜け、アホレベルということになる。

何もせずダンマリしているなら、大臣など誰でもできる。代わりを用意すればいい!



さて、フェイク情報の発信動機、狙いについては、「スイス政府「民間防衛」に学ぶ」にて、紹介されている。見出しを眺めているだけで、意図は把握できるよう思う。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

http://nokan2000.nobody.jp/switz/

スイス政府「民間防衛」に学ぶ

・はじめに
・敵は同調者を求めている1 / 眼を開いて真実を見よう
・敵は同調者を求めている2 / 社会進歩党は国を裏切るだろうか
・外国の宣伝の力 / 不意を打たれぬようにしよう
・重要敵はわれわれの抵抗意志を挫こうとする / 警戒しよう
・敵は意外なやり方で攻めてくる / 自由と責任
・敵はわれわれを眠らそうとする / われわれは眠ってはいない
・スポーツも宣伝の道具 / 真のスポーツ精神を守ろう
・われわれは威嚇される / 小鳥を捕らえる罠
・経済的戦争 / 経済も武器である
・重要革命闘争の組織図
・中まとめ
・敵はわれわれの弱点をつく / スイスは、威嚇されるままにはならない
・混乱のメモ / 健全な労働者階級はだまされない
・重要危機に瀕しているスイスに、人を惑わす女神の甘い誘いの声が届く/ 心理戦に対する抵抗
・重要政府の権威を失墜させようとする策謀1 / 政府と国民は一致団結している
・重要政府の権威を失墜させようとする策謀2 / それにもかかわらず、国民と政府は一致団結している
・重要政府の権威を失墜させるための策謀 / 国民と政府は動揺しない
・内部分裂への道 / 自らを守る決意をもっていれば
・重要滅亡への道……… / 法と秩序が保たれれば
・スイスが分裂していたら / スイスが団結していたら
・首に縄をつけられるか / われわれは他国に追随しない
・終局 / スイスにはまだ自由がある

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



ここで、残念なことを指摘しなくてはならない。民間防衛ノウハウあるスイスでさえも人口百万人当たりの感染率では、スペインに次ぐ、世界第二位。

https://www.worldometers.info/coronavirus/


すなわち、民間防衛ノウハウ先進国であるスイスでさえ、コロナウイルスに対する民間防衛が実践できていない。これに対し、スパイ天国日本は、民間防衛的には今一つではあるが、それでも各国比較すると、中共が隣国で旧正月前後に200万人くらいの中国人旅行者を入国させたにしては、感染症対策はこれまでは機能してきた。



ただ、諸外国と比較するまでもなく、日本における、フェイクニュースへの追及は今一つと言わなくてはならない。

「フェイクニュースの見分け方」(鳥賀陽弘道)では、フェイクニュースの見分け方に関する含蓄あるノウハウが示されている。

||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||

20頁
第一章のまとめ
・膨大な公開情報を蓄積し分析することがインテリジェンスの第一歩である。
・95%の公開情報を分析することで5%の独自情報が意味を持つ。
・マスメデイアで流れてきた情報を疑う第一歩は、他の公開情報を調べてクロスチェックすることである。ネットはそのために有効なツールである。
・Gサーチ、アマゾン、図書館のネット検索システムは「使える」データベースである。

55頁
第二章のまとめ
・事実の提示のないオピニオンは無視してよい。
・単なるオピニオンが意味を持つのは発言者に何らかの特性がある場合だけ。
・「代理話者」が搭乗した時は、事実が弱いことが多い。
・言論の「根拠」である「事実」だけに注意を払う習慣を持つ。
・政権と報道は緊張状態にあるのが当たり前。
・現在の主流メデイアは「自己検閲」という病気にかかっている。

95頁
第三章まとめ
・発信者が誰かわからない情報は捨ててよい。
・双方の言い分を何度も聞くうちに「事実」の輪郭が見えてくる。
・主語が明示されていない文章は疑う。
・匿名発信者はモラルが下がる環境にいる。
・「関係者」はオールマイテイの肩書である。
・マスコミの「匿名記事」の信頼度は企業組織が保障しているという社会的合意がある。
・日本語版ウイキペデイアやまとめサイトは信用度が低い。
・匿名の発信者が信頼できるかどうか見るためには、事実をほかのソースで確認する。
・事実の裏付けなしに、書き手の価値判断が混じった言葉を使った文章には疑いの目を向ける。

158頁
ステレオタイプに沿ったストーリーは要警戒

確かに震災直後、日本人の行動を賞賛する欧米メデイアの報道が流れた。日本人は「尊厳と名誉を重んじる」「強いコミュニテイ意識を持つ」「秩序正しい」「団結心が強い」などなど理由を説明していた。
かつてニューヨークに3年暮らし、以来、欧米の新聞・テレビ報道をネットでみている私には、ピンと来るものがあった。こうした報道の「日本人の美徳」は、海外の記者が日本に向けるステレオタイプとほぼ一致していたからである。

219頁
本章のまとめ
・引用が正確かどうかで、その発信者が伝える「事実」の正確さが簡単にわかる。
・引用の正確さで、発信者が事実の正確さにどの程度注意を払っているかがわかる。
・言葉の定義を明確にすることは、論点を明確にすることでもある。
・言葉の定義を疑ってみると、議論の検証に意外な突破口が拓けることがある。
・アマゾンでは著者の略歴をチェックする。
・一冊の本を執筆するには一定の知的能力が必要である。
・信用できる媒体よりも信用できる発信者を追う。
・専門家も「利害」や「立場」に沿って発言することがある。
・欧米では違法行為のステマが日本では今も野放し。

||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||



最後に、(匿名での活動を前提としている)拙ブログ管理人のスタンスについて最後に述べさせていただく。

拙ブログは基本的に、
・誤報・捏造が目立つ朝日、毎日、中日、東京、信濃毎日、北海道などの記事紹介をそもそも避けている
・事実と意見を区別して表現している
・ステレオタイプなシナリオ展開とすることはできるだけ避けている
・公開情報の客観分析に徹している
・引用情報の正確さに注意を払っている
・単純かつ感情的な批判ではなく、官公庁に対する業務改善を含む陳情活動を想定した提言ものを目指している
ことなどから、上記「フェイクニュースの見分け方」における、「情報として信頼できないとする条件」はなんとか達成していると思っている。


以上

この記事へのコメント

  • Suica割

    あの反日番組とも言われるサンデーモーニングですら、司会の関口宏がパチンコ屋はなんでいいのでしょうね?
    と、疑問を呈し、専門家は私は行かないと明確に答えている。
    これ自体は全く裏もない素直な疑問と間違いのない応答(保守派も参考にすべき正しい意見)だったが、背景を考えると何かしらの意図が透けて見える。
    内容でなく、それに続く二の矢三の矢の手段に関して考えるべきだと思う。
    コロナの更なる蔓延か終息後の批判として、学校がダメで、パチンコが良い理由を政権に問いただす流れはあると予想する。
    2020年04月03日 18:31
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >あの反日番組とも言われるサンデーモーニングですら、司会の関口宏がパチンコ屋はなんでいいのでしょうね?
    >と、疑問を呈し、専門家は私は行かないと明確に答えている。
    >これ自体は全く裏もない素直な疑問と間違いのない応答(保守派も参考にすべき正しい意見)だったが、背景を考えると何かしらの意図が透けて見える。
    >内容でなく、それに続く二の矢三の矢の手段に関して考えるべきだと思う。
    >コロナの更なる蔓延か終息後の批判として、学校がダメで、パチンコが良い理由を政権に問いただす流れはあると予想する。

    政権の動きが鈍く、サボタージュ派の閣僚が居るとみれば、反日マスコミ側としてはいろいろ仕掛けたくなると思われます。
    2020年04月04日 15:51

人気記事