―― 参考情報 ――――――――――
イージス・アショアは使い物にならなかったのか
https://kotobukibune.at.webry.info/202006/article_27.html
―――――――――――――――――
私はこう見立てている。首相が方針変更したのは、わが国を取り巻く外部要因の深刻化が主要原因と考える。
―― 参考情報 ――――――――――
尖閣周辺に中国公船、76日連続
https://www.sankei.com/affairs/news/200628/afr2006280010-n1.html
HSBCが香港国家安全法を支持、その舞台裏
https://jp.wsj.com/articles/SB11578154822283093739704586435131988519052
―――――――――――――――――
ここで、簡単なたとえ話をさせていただきたい。
企業活動において、外部要因調査等、市場調査、動向把握は必須。外部要因の変化に的確に対応した企業のみが生き残れる世界。企業の日々の調査活動は、市場動向の変化の有無を確認するために行われている。企業の中枢におられたかたなら当たり前の話。
政治の世界はどうか。政治(の世界)は生き物とされる。当たり前のことだが、外部要因が変化しつつあるとみれば、対応強化するのは当然のこと。
外部要因の変化を認識せず、正攻法にこだわり、他国動向の分析を怠り?、一国の論理で筋論を通すとどうなるか?戦前の日本、第一次安倍政権みたいなことになりかねない。
―― 参考情報 ――――――――――
正攻法の限界を知らなくていいのか
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/475440539.html
―――――――――――――――――
ここに来て、安倍首相が憲法改正の期限を明示、敵地先制攻撃について言及した背景は何が影響しているのか?
政権が選んだシナリオ、これらの背景にあるものは、イージス・アショア導入に関する反対運動、機器性能仕様の問題だけと限定できるのか、、、
最近の首相発言を振り返りたい。
―― 参考情報 ――――――――――
「自民総裁任期中に憲法改正の是非 国民投票を」安倍首相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200621/k10012478561000.html
自民、週内に敵基地攻撃能力の議論開始 検討チーム設置へ
https://www.sankei.com/politics/news/200622/plt2006220016-n1.html
安倍首相、夏に安保政策議論 敵基地攻撃能力保有も念頭
http://military38.com/archives/54737554.html
【速報】安倍首相「朝鮮半島有事の日本人脱出計画、米国と協力している」
https://hosyusokuhou.jp/archives/48880864.html
安倍首相「新しい方向性打ち出す」 イージス・アショア配備停止で
https://www.sankei.com/politics/news/200623/plt2006230010-n1.html
―――――――――――――――――
「新しい方向性」というキーワードが引っかかる。何かを察知したがゆえの、「新しい方向性」を選択肢として必要と考えたためではないのか。
首相は、香港情勢や尖閣周辺における中共の強硬な対応、そしてその背後に潜む勢力の立ち位置の明確化など、外部環境の激変?を察知、シナリオ見直しが必要と判断したのではないのか?
さらに、長期政権化したこともあり、①後顧の憂いをなくすべく政権の総仕上げとして、あるいは、②次期首相を誰にするかのリトマス試験紙として、「総裁任期中の憲法改正の国民投票」にふれ、「敵基地攻撃能力の議論開始」を指示したのではないか?
すべては、外部環境、外部要因の変化により、政権の選択肢として「新しい方向性」検討を迫られるに至ったと考えるのである。
以上
この記事へのコメント
Suica割
みんなメリットあるといったらありますし。
中国は民主化勢力を減らす事が出来る。
西側は民主化勢力市民を受け入れ、香港の力を落とすことで、相対的に中国の力を削れる。
平和に住み分けして、相手を落とすのはありといったらありです。
Suica割
https://kiyotani.at.webry.info/202003/article_19.html
毛嫌いせずに内容だけ、確認してもらえればわかるように、地上イージスの推進にはいろいろ失敗に至る原因があったようです。
代案としては、いざというとき他に戦力を向けられるイージス艦を増やす事が一番ですかね。
弾道弾防衛網が強くなった印象を与えられますし、対中国シフトへの現実的な解のひとつですし。
Suica割
香港やマカオから、カジノの客と人材を引抜き、弱体化させる方策と見ると、合理性があります。
カジノを止めろと表向きに内政干渉出来ませんから、上手い一手であろうと思います。
市井の人
>Suica割さん
>
>香港空洞化作戦やるつもりでしょうか?
>みんなメリットあるといったらありますし。
>中国は民主化勢力を減らす事が出来る。
>西側は民主化勢力市民を受け入れ、香港の力を落とすことで、相対的に中国の力を削れる。
>平和に住み分けして、相手を落とすのはありといったらありです。
なかなかいい着眼点と思います。
市井の人
>Suica割さん
>
>http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-2327.html?sp
>
>https://kiyotani.at.webry.info/202003/article_19.html
>
>毛嫌いせずに内容だけ、確認してもらえればわかるように、地上イージスの推進にはいろいろ失敗に至る原因があったようです。
>代案としては、いざというとき他に戦力を向けられるイージス艦を増やす事が一番ですかね。
>弾道弾防衛網が強くなった印象を与えられますし、対中国シフトへの現実的な解のひとつですし。
>
この事案、何が正解なのかはっきりしない雰囲気です。
海上自衛隊が海上でやっていることなのに、海上自衛隊と陸上自衛隊がきちんと連携する発想でなかった?ように思われます。
セクショナリズム弊害事案?かもしれません。
市井の人
>Suica割さん
>
>カジノ法案と言われ、批判が多く、評判も良くないIR法案も現段階で考えると、中国の経済力を削る手段のひとつとも言えます。
>香港やマカオから、カジノの客と人材を引抜き、弱体化させる方策と見ると、合理性があります。
>カジノを止めろと表向きに内政干渉出来ませんから、上手い一手であろうと思います。
>
巧い一手なのですが、誰も気が付かない、変だとしか言いようがありません。
Suica割
下手にぶつかれないから、睨み合うとしたら、海上保安庁の強化が必要になります。
アメリカの沿岸警備隊後の船を中古か新造で頼んで、アメリカの心証を良くしつつ、戦力強化がベターな手のひとつでしょう。
Suica割
>
>カジノ法案と言われ、批判が多く、評判も良くないIR法案も現段階で考えると、中国の経済力を削る手段のひとつとも言えます。
>香港やマカオから、カジノの客と人材を引抜き、弱体化させる方策と見ると、合理性があります。
>カジノを止めろと表向きに内政干渉出来ませんから、上手い一手であろうと思います。
>
巧い一手なのですが、誰も気が付かない、変だとしか言いようがありません。
>自分も本当にここに投稿するまで気がつかない視点でした。
国内の治安面での悪化、ギャンブル依存症の増加等、国内理由での反対運動に目がいって、国際的なギャンブル市場への影響には思いが至らなかった。
以前の見解では、マカオや香港のギャンブル市場相手には勝負にならない。やるだけ無駄としか思ってなかった。
しかし、香港が中国のさらに強い影響下になる場合、相手の力をそれとなく削ぐという可能性を考えてみたら、ギャンブル市場で競合して、相手の商売の邪魔をすることはいけるのでは?と思いました。
大体の人が国内にカジノ作って儲けることは反対か賛成か?という点で議論してないし、中国対象の安全保障議論では、カジノで競合することが経済力を削ぐ一手になって良いという方向性の対応がなかなか出てこないでしょう。(出ても、先端技術流出防止作戦位?)
相手が何をやっているか?
そのなかで日本が噛み合って、相手の商売の邪魔になってないものは?
そういう視点を持ち合わせた人物がなかなか居ないのもありますし、居ても、国内のカジノへの風当たりから言えない。
それが効くのかという批判を恐れて安全保障関係の議論では出せない。
そういう事情もあるかと思います。
市井の人
>Suica割さん
>
>中国公船(人民解放軍ではない中国政府関係の船)に対応するならば、エスカレートしていない印象を与えつつ、日本公船(自衛隊ではない日本政府関係の船)の負担を軽減するのが良い手です。
>下手にぶつかれないから、睨み合うとしたら、海上保安庁の強化が必要になります。
>アメリカの沿岸警備隊後の船を中古か新造で頼んで、アメリカの心証を良くしつつ、戦力強化がベターな手のひとつでしょう。
米中国交再開時の密約が関係しているのでしょう。
予算的には、「アリ」だと思いますが、現場の人たちが受け入れるかどうか。
海上保安庁が国土交通省の外局であることをやめ、警察庁と一体化するのをまず急ぐべきでしょう。
市井の人
>Suica割さん
>
>>Suica割さん
>>
>>カジノ法案と言われ、批判が多く、評判も良くないIR法案も現段階で考えると、中国の経済力を削る手段のひとつとも言えます。
>>香港やマカオから、カジノの客と人材を引抜き、弱体化させる方策と見ると、合理性があります。
>>カジノを止めろと表向きに内政干渉出来ませんから、上手い一手であろうと思います。
>>
>
>巧い一手なのですが、誰も気が付かない、変だとしか言いようがありません。
>
>>自分も本当にここに投稿するまで気がつかない視点でした。
>国内の治安面での悪化、ギャンブル依存症の増加等、国内理由での反対運動に目がいって、国際的なギャンブル市場への影響には思いが至らなかった。
>以前の見解では、マカオや香港のギャンブル市場相手には勝負にならない。やるだけ無駄としか思ってなかった。
>しかし、香港が中国のさらに強い影響下になる場合、相手の力をそれとなく削ぐという可能性を考えてみたら、ギャンブル市場で競合して、相手の商売の邪魔をすることはいけるのでは?と思いました。
>大体の人が国内にカジノ作って儲けることは反対か賛成か?という点で議論してないし、中国対象の安全保障議論では、カジノで競合することが経済力を削ぐ一手になって良いという方向性の対応がなかなか出てこないでしょう。(出ても、先端技術流出防止作戦位?)
>相手が何をやっているか?
>そのなかで日本が噛み合って、相手の商売の邪魔になってないものは?
>そういう視点を持ち合わせた人物がなかなか居ないのもありますし、居ても、国内のカジノへの風当たりから言えない。
>それが効くのかという批判を恐れて安全保障関係の議論では出せない。
>そういう事情もあるかと思います。
要するに、外部環境の変化の分析に疎い、言論人だらけでは、肝心な時に、政権の助っ人にならないということです。