在日米軍駐留経費大幅引き上げ キッシンジャーの関与?

本稿は、言論界で話題となっているボルトン暴露本に係わる試論の位置づけ。

ニクソン政権時代外交デビュー、その後の国際社会を差配し続けた、キッシンジャーについては、中ソ分断思考の前提で敗戦後の日本の復活を過剰に受け止め、中共の経済的かつ軍事的台頭を招いたとの評価が定着しつつある。

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トランプ大統領に感謝   7月8日(水)
http://kkmyo.blog70.fc2.com/blog-entry-1283.html

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その前提で、「在日米軍駐留経費大幅引き上げに係わる暴露話」について分析を試みる。

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トランプ氏、在日米軍駐留経費8500億円超要求 ボルトン氏が著書で明かす
https://www.sankei.com/world/news/200622/wor2006220010-n1.html

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これは、トランプ政権内で潰されたシナリオなのか?
それともトランプ政権のホンネなのか。

トランプが望んでいるとの説は捨てがたいが、トランプの背後に居る連中が、トランプに言わせようとしていると私は解する。



在日米軍で金のかかる軍事機器が、空母と戦闘機であることを知れば、ボルトン本のシナリオは、百数十機ものF35の追加調達の日本政府決定を急がせるため(コロナウイルス騒動で売り上げ減少したため)に仕組まれた可能性もある。
ボルトンは、民間人なので、軍事機器メーカーから成功報酬を得る前提で著書にて「暴露」した形にした可能性もある。すなわち、アメリカを支配する者が代理人(キッシンジャー、ボルトン?)を介し、トランプに言わせようと仕組んでいるということ。



つまり、暴露本発刊の前後、ボルトンの銀行口座にどのような素性のマネーが入金されたかがわかれば、暴露本発刊動機など、真相確定することとなる。

ここで、ボルトンがキッシンジャーの指示により暴露本を仕立てたとの仮説を立てない。

そのうえで、キッシンジャーが何者なのか考えたい。彼は、ロックフェラーを含め、世界を支配しようとする者の、「総括的立場の代理人」(番頭)ではないのか。

―― 参考情報 ――――――――――

キッシンジャーの正体
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1247

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中国については、国民党から中共に政権移行した時代を振り返りたい。
キッシンジャーが、親中反日なのは、中共や中共のスポンサーの代理人であるとみれば、説明がつく。

その前提で、キッシンジャーの日米安保観がどうなっていたか?

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キッシンジャーの日米安保観が意味するもの
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/475934712.html

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日米安保は、再び日本を軍事的に台頭させないための、同盟という名のタタールの頸木として機能している。

端的な例が、横田基地、横田空域の存在。駐留に金がかかるなら、米軍予算が足りないのであれば、戦闘状態になく、軍事的に有効性があるかどうかはっきりしない、横田基地、横田空域維持は必要なのか?

横田基地は、日本監視のための基地なのではないか?そして横田空域は、裏ビジネスあるいは、(歯向かえば)日本をいつでも殲滅するために位置付けられたものではないのか?

また、昨今中共の公船により相次ぐ、尖閣侵入は、キッシンジャーデビュー時代、米中国交再開に係わる、アメリカ側のお土産として、キッシンジャーが準備したものではないのか。



つまり、中共による尖閣侵入が、当時のキッシンジャーの助言をきっかけとするものであるならば、アメリカの覇権の維持のためだけではなく、キッシンジャーがこの状況においてもなお日本弱体化を目論んでいると捉えることができるのである。



日本政府の選択肢はあるのか?

トランプ政権の間は、トランプと仲良く、、、
運悪く、バイデン政権となった場合は、、、

韓国並の蝙蝠外交、、、

バイデンが当選した場合、親中派議員は小躍りし、二階派所属議員は激増するかもしれない。

しかし、そんなことでいいのか?

外交的に行き詰まる状況だけは、何としても避けたい。安倍首相はそう思っているのではないか。

岸田や石破では無理だ。

憲法改正が一向に進まない中、安倍首相は、地球儀外交に加え、日英・日豪・日印の防衛協力強化を図ってきた。マスコミは報道しないが、官邸HPや外務省HPを読めばそれなりの対応が準備されている。



この状況で、対中外交上、日本政府が何としても避けなければならないことは何か?

戦前のように、英米から支援を受けた国民党政権、そして国共合作により、日本を主敵とされることではないのか?

これに対し、中共は、(キッシンジャー存命中は、米中の尖閣に係わる密約?が生きていると考え)、日本に対する嫌がらせを続け、最終的に自衛隊に最初の一発を撃たせるべく挑発し続ける手筈となっているのではないか?

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国連組織存続する限り日本は「対中共忍従外交」を余儀なくされる?
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/475856006.html

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中共は、日本政府が尖閣でより強硬な対応をすることを待っている?
それなら、日本政府はのらりくらり、外交的にも軍事的にも隙を見せない方が得策となる?



ニクソン大統領時代のキッシンジャー流の見立てをすると、日本を米中で分け合う筋書は生きているかもしれない。第二次大戦直前のナチスとソ連によるポーランド侵攻があったことを思い出したい。

ゆえに、トランプ政権内において、キッシンジャーがどう考えているのか、キッシンジャーの影響力がどの程度あるのかが鍵となる。仮に、バイデンが大統領になった場合も気になる。

先代のロックフェラーの時代、日本はキッシンジャーに貶められるだけ貶められた。

ロックフェラー事件で田中角栄首相が訴追された事案が該当する。以降、日本の政治家はアメリカにはっきりモノを言えなくなった。

もちろん、介入される口実を見つられやすい政治姿勢、特に、戦前回帰、戦後レジーム打破は、国際政治的に禁句状態にある、とみる。理論的に正しくても、戦勝国である連合国(国連の別名)が支配する国際社会は、日本の軍事大国化に繋がるあらゆる措置を妨害し続けようとしているようにみえる。
(それゆえ、外交的に戦前回帰とみられる政権措置ならびにその種の措置に言及することは、実質不可能とみる。)



そのキッシンジャー、安全保障分野の専門家だけでなく、歴史家でもある。

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キッシンジャー「歴史卒論」が意味するもの
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=650

毛沢東とキッシンジャーの奇妙な会話
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=184

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毛沢東はキッシンジャーが歴史の真実を知っていると気づいていたのではないか。

キッシンジャーからすれば、政治理論、とある史実から口実を見つけ、気にいらない国を窮地に陥れることは、朝飯前なのではないか。イラク侵攻、リビアのカダフィ大佐事案、、、



これに対して、多くの言論人は、政治家本人が直面するであろう政治的リスクを顧みることはない。首相が下手をすれば田中角栄のように貶められる状況であるにも関わらず、自らは岩陰に潜み、真正保守の旗を掲げ、首相に対し最前線に立ち突撃せよと叫んでいるように私には見える。

そして、彼らが、各論レベルの提言をすることはほとんどない。

そんなことだから、私には、数多いる言論人よりも、首相と首相を支える官邸スタッフの方が、コロナウイルスの個々の対応でしくじったにせよ、政治技術的に遥かに有能に見えてしまうのである。


以上

この記事へのコメント

  • Suica割

    もし、事実なら、私なら、トランプ大統領に九条反対派の押さえ込み方のマニュアルとか、スキャンダルを寄越せといい放ちそうですね。
    2020年07月14日 11:16
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >もし、事実なら、私なら、トランプ大統領に九条反対派の押さえ込み方のマニュアルとか、スキャンダルを寄越せといい放ちそうですね。
    >

    暴露話にかこつけたシナリオなど、裏があると見た方がいいと思います。
    2020年07月14日 15:42

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