提言が生きる時

拙ブログ管理人はまったくの民間人である。官界で仕事をした経験はない。

官庁等に出向いた際、あるいは官庁に電話で話をする際に、喧嘩腰で対応することはまったくない。扱う事象について、法、公序良俗、事の道理の視点から説明、冷静かつ事を荒立てず、対応いただくことを心がけている。

これに対し、歴史認識問題に詳しい、〇〇〇会関係者からは、文科省に対してはとにかく喧嘩腰、怒鳴り散らして対応するという趣旨のことを伺ったことがある。文科省対応方針はそうでなくてはならない、とその方は語られていた。

とある会社の歴史教科書が検定不合格となったのは、偶然ではない。文科省に対し、日常的に喧嘩腰過ぎたことに、当該団体は早く気づくべきだった。
民間人なら、官界対応に際し、態度、物腰に気をつけることは当たり前のこと。


昨日、経済産業省に電話、ある事案で改善要望を伝えた。電話で話した後、メールにて要望書を送信した。電話対応を通じて、経済産業省の担当者は、私が意図することを正確に理解していることを知った。仮に、改善提言が実現しなくても、要望の趣旨が正しく受け止められた点だけで私は満足である。要望書を提出した意味はあったと思う。

官僚に要望とその根拠を伝え、実現するために必要なこととして、拙ブログは、官界の稟議書を想定することを勧めてきた。官界にスムーズに意思決定いただくためである。改善要望点が何で、改善要望理由を、短い文章で述べる要約文作成技術は必須となる。
この場合、産経、正論、WILLなどで見かける長文、美文は不要である。


ただ、私的なことになるが、いわゆる提言ものが完全無視された時代もあった。ああすればいいのに、こうすればいいのにという話がすべて否定されたのである。これには訳があった。提言を握り潰すよう、陰で指示した年長の人物が居たのである。私はこの人物と、偶然ある場所にて遭遇、論戦、あなたは、私がやろうとしている事案に、二度と係わるべきではないと半澤直樹的雰囲気で通告した。
それ以降、事態は好転、、、


一方で、提言が誤解される、不幸なケースもある。

私の知人が、知人の兄が経営する中小企業に再就職、知人が熱血漢であることから、さまざまの提言を社長である兄に対し、行ったが、すべて否定されたとの話を聞いたことがある。
社長自身に改善する能力がなく、自分の立場、居場所を失いたくないという気持ちが先立った場合はどうだろう。
私の知人は、オレガオレガみたいな雰囲気が強い人である。知人の、知人の兄に対する態度(知人が、知人の兄よりも有能であるという雰囲気)がみえみえだったとしたら、道理としてみて正しい提案が含まれていても、提案を受ける側からすれば、提案を受け入れることは、社長の立場、居場所を失う(知人が、知人の兄が経営する会社を実質乗っ取る?)きっかけになると思い込まれてしまった可能性がある。ちなみに、この知人は、知人の兄嫁からも敵対視されているそうだ。


ただ、改善提案は無能な人にはできないことである。
ゆえに、提案を受け付ける側からみると、自分よりも有能な人への嫉妬から、改善提案を却下することはありうることと受け止めなくてはならない。現実に、有名大卒の部下に、学歴的に嫉妬する三流大学卒の上司も居た。彼は、人事書類の改竄を平気でやった、、、あまりビジネス書に書かれていないことだが、男の嫉妬、特に年上の嫉妬は用心すべきだ。

まとめに入りたい。


これらのケースを俯瞰すると、提案する側において、態度的に無私・無欲であり、高圧的かつ感情的にならず淡々としていることが求められる。(と考える。)

同様の視点から、自らを塾長とか先生とか、関係者に言わせている言論人に、政界や官界に対し、提言の意図を正しく伝え、受け付けていただくのは難しいと考えざるを得ないのである。


以上

この記事へのコメント

  • Suica割

    自分の立場を守りたいタイプには、敵対者の名前を出すと提案が通りやすくなるというのは知ったことがある。
    失敗を起こすリスクが下がって、足を取られる可能性が減りますから、あなたも安泰ですよ。
    じゃあ、やろうかという簡単な構図です。
    2020年09月16日 10:01
  • Suica割

    官庁等に出向いた際、あるいは官庁に電話で話をする際に、喧嘩腰で対応することはまったくない。扱う事象について、法、公序良俗、事の道理の視点から説明、冷静かつ事を荒立てず、対応いただくことを心がけている。

    これに対し、歴史認識問題に詳しい、〇〇〇会関係者からは、文科省に対してはとにかく喧嘩腰、怒鳴り散らして対応するという趣旨のことを伺ったことがある。文科省対応方針はそうでなくてはならない、とその方は語られていた。

    とある会社の歴史教科書が検定不合格となったのは、偶然ではない。文科省に対し、日常的に喧嘩腰過ぎたことに、当該団体は早く気づくべきだった。
    民間人なら、官界対応に際し、態度、物腰に気をつけることは当たり前のこと。

    >全くその通りでしょう。
    下手したら威力業務妨害扱いで逮捕されかねない。
    されないのは、政治的な嫌らしい問題に転嫁されて、面倒臭くなるのが嫌だから。
    下手に認めると、圧力に屈したように思われて、後々、追随者を産み出しかねない。
    それも嫌なら、難癖つけて、断った方がいい。
    厄介なクレーマー扱いされたら通るものも通らない。
    むしろ、左の教科書訴訟のように淡々と手続きをこなし、最後に裁判開いた方が認めなくてはならない理屈が積み重なるので、文部科学省的には苦しい。
    官庁相手に圧力は聞かない理由を積み上げるだけのように思える。
    しっかりした組織(官庁だけでなく民間含め)相手に圧力をかけると、従う理由がない場合、抗戦意識を向上させるだけ。
    2020年09月16日 22:57
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >自分の立場を守りたいタイプには、敵対者の名前を出すと提案が通りやすくなるというのは知ったことがある。
    >失敗を起こすリスクが下がって、足を取られる可能性が減りますから、あなたも安泰ですよ。
    >じゃあ、やろうかという簡単な構図です。

    個人レベルの提言行為なので、競合者はいません。
    ただ、Suica割さんの趣旨で言うと、同業者内の競争、コンビニ出店競争みたいな形となるため、競争に勝っても大して得にならないが、メンツのためにやるみたいな感じとなるでしょう。
    2020年09月17日 06:02
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >官庁等に出向いた際、あるいは官庁に電話で話をする際に、喧嘩腰で対応することはまったくない。扱う事象について、法、公序良俗、事の道理の視点から説明、冷静かつ事を荒立てず、対応いただくことを心がけている。
    >
    >これに対し、歴史認識問題に詳しい、〇〇〇会関係者からは、文科省に対してはとにかく喧嘩腰、怒鳴り散らして対応するという趣旨のことを伺ったことがある。文科省対応方針はそうでなくてはならない、とその方は語られていた。
    >
    >とある会社の歴史教科書が検定不合格となったのは、偶然ではない。文科省に対し、日常的に喧嘩腰過ぎたことに、当該団体は早く気づくべきだった。
    >民間人なら、官界対応に際し、態度、物腰に気をつけることは当たり前のこと。
    >
    >>全くその通りでしょう。
    >下手したら威力業務妨害扱いで逮捕されかねない。
    >されないのは、政治的な嫌らしい問題に転嫁されて、面倒臭くなるのが嫌だから。
    >下手に認めると、圧力に屈したように思われて、後々、追随者を産み出しかねない。
    >それも嫌なら、難癖つけて、断った方がいい。
    >厄介なクレーマー扱いされたら通るものも通らない。
    >むしろ、左の教科書訴訟のように淡々と手続きをこなし、最後に裁判開いた方が認めなくてはならない理屈が積み重なるので、文部科学省的には苦しい。
    >官庁相手に圧力は聞かない理由を積み上げるだけのように思える。
    >しっかりした組織(官庁だけでなく民間含め)相手に圧力をかけると、従う理由がない場合、抗戦意識を向上させるだけ。
    >


    彼らは、自分たちの正当性を言うでしょう。その中の一派が、普段、どういう考えで文科省と対応してきたか、について、直接電話で聞いたことを、簡単にまとめたものです。

    2020年09月17日 06:04
  • Suica割

    安保闘争にしろ、何にしろ暴力的な訴えが戦後の日本で通ったか調べた方がいい。
    ハッキリと言って皆無とは言わないが通ってない。
    むしろ、淡々と訴えたり、謀略的に外国を使うほうが通っているように思える。
    2020年09月17日 11:41
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >安保闘争にしろ、何にしろ暴力的な訴えが戦後の日本で通ったか調べた方がいい。
    >ハッキリと言って皆無とは言わないが通ってない。
    >むしろ、淡々と訴えたり、謀略的に外国を使うほうが通っているように思える。


    戦略も戦術もない団体が多すぎますね。
    2020年09月18日 07:10

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