菅首相の外交デビュー 前首相とトランプの信頼関係が支える? 

数年前のことになるが、大統領選挙で勝利し、就任を目前に控えたトランプ私邸に、安倍首相が異例の形で単独で乗り込んだことがある。


日経の下記インタビュー記事は、安倍前首相が、就任前のタイミングで、どうしてもトランプと会談しなければならなかった事由を暗示している。

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安倍外交、同盟強化が起点 安倍前首相インタビュー
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64254760V20C20A9SHA000/

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短い記事だが、非常に重要なことを示唆している。

トランプが、「米大統領選で極東からの米軍撤退を示唆し、同盟見直しを掲げたトランプ大統領が勝利、日本外交は緊迫した局面にあった」との安倍前首相の認識、直後にとった行動は国益的に最善だった、と後世の歴史家は評価することだろう。

当然のことだが、お土産は、IRビジネス利権、アメリカ株ないし米国債の購入と推測。

トランプは、在日米軍撤退がもたらす深刻なリスク(中共の軍事的進出によるもの、ウイグル弾圧など)をこの時点で理解したに違いない。


そのトランプが唯一非公式に悪口を言わない政治家が、安倍前首相だとされる。

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シンゾー・アベはトランプ大統領が非公式に悪口を言わない唯一の男だ
http://interesting.nantoka-antenna.com/index/detail/id/19152106/title/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%99%E3%81%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%8C%E9%9D%9E%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%81%AB%E6%82%AA%E5%8F%A3%E3%82%92%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E5%94%AF%E4%B8%80%E3%81%AE%E7%94%B7%E3%81%A0

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どういうことか。
(推論となるが)四つ考えられる。

①日米が共同で推進すべき安全保障政策について、地球儀外交を実践した、安倍前首相が、露祓いし続けた(中東和平推進を含む)
②アメリカの経済発展、ドル覇権の維持について、安倍前首相が、協力し続けた
③コロナ対策として、トランプの再選を確実なものとするために、安倍政権の内閣支持率低下を犠牲にし、対WHO、対中共、対応に関して共同歩調をとりつつ、トランプからの要求を丸呑み(非常事態宣言、アメリカ製ワクチンの認可)した
④安倍前自身が描いた対中政策とトランプ政権が企図する対中政策の齟齬が表面化するとみるや、、安倍前首相は自身が退陣することで、トランプの対中政策を支援した(自身が退陣することで、米中の対話窓口を一時的に閉ざすことなどで中共に圧力をかける効果もある)


安倍前首相は、日本の安全保障のために、「極東からの米軍撤退を公約して当選した、トランプ大統領」に対し、譲歩できるところは譲歩し、トランプ再選のために自身の政治生命を犠牲にしてまで協力した可能性大なのである。

かように尽くした安倍前首相に対し、トランプは恩を感じ、(非公式に)悪口を言うはずはない、と考える。


各国政府首脳が、安倍前首相の退陣を惜しみ、政治家として絶賛するするのは、当該国との関係・協力強化以外に、世界の警察官であることを放棄しつつあったオバマ政権以降、地球儀外交を実施、かつ日米同盟を基軸とする国際的安全保障体制強化を指向、その一方でトランプ再選のために絶大なる支援・協力を惜しまなかったことを評価したものとみる。(推測)


同時に、安倍前首相が後任として託した菅首相の外交事案については、菅首相が安倍前首相の意向を尊重する限り、特に対米外交的については、予定調和路線で、、、うまくいくはずであると予想する次第。


以上


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