本題に入りたい。
池田信夫は、学術会議はGHQによる学界支配目的だったとしている。実際、軍事的メリットあった北大の研究は、学術会議幹部により断念させられたこともあった。
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学術会議はGHQのつくった「学問の戦後レジーム」
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52046231.html
【第724回】学術会議こそ学問の自由を守れ
https://jinf.jp/weekly/archives/32608
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学術会議に学問の自由を語る資格は、ない。
GHQが重用した共産主義者が学術会議内で影響力を増し、共産主義思想による学界支配が長期間続いてきた、とする歴史的経緯を分析した屋山太郎の指摘(静岡新聞掲載記事)は重要である。
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瀬戸弘幸ブログの画像を使用

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叙勲と絡めて考えてみたい。学術会議関係者が優先的に?叙勲されることは、必然的に、学術会議関係者の社会的権威を高める方に作用する。
彼らの相当数の正体が、スパイ工作員であるならば、その立場を正当化するために、叙勲を必要とする。さらに、前任者(スパイ工作員)が政治的に都合の良い後任者(スパイ工作員)を指名、そのとおりの任命とさせるために、あるいは後任者指名を正当化するために、叙勲は都合が良いのである。
学術会議側からみると、後任の会員を推薦する際に、叙勲された(スパイ工作員の)からの口添えがあったとして、慣例的に政府に承認を求めてきた経緯があったのではないか。
学術会議会員(スパイ工作員)⇒叙勲⇒叙勲された人が後任者(スパイ工作員)を指名⇒……………………
これは、敗戦利得利権の再生産(継続)を意味する。
かくして、任命とは名ばかりの、前任者(スパイ工作員)が後任者(スパイ工作員)を慣例で指名するシステムが長期間維持されてきたのである。
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学術会議問題は「風見鶏」中曽根首相の遺産
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52046107.html
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このタイミングで、政権が、日本学術会議を行政改革対象とみなすのは、中曽根の死去と関係していると見ることもできる。中曽根は保守を装う、、、戦後レジーム一派?ということ。
叙勲された学術会議関係者が、大学教官人事に介入することもあったはずだ。アカデミックなレベルに明らかに達していない、山口〇郎とその一派と思われる政治学者が、なぜ大学教官職を得られたのか。事情を知る立場にないが、学術会議関係者のコネとしか思えない。
その学術会議、防衛協力拒否声明を出す一方、中国科学技術協会との協力に熱心に取り組んでいるとされる。
―― 参考情報 ――――――――――
「日本学術会議と中国科学技術協会」協力の陰に中国ハイテク国家戦略「中国製造2025」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/post-94660.php
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まるで中共に取り込まれた、スパイ工作機関のような動きである。
この動きに対し、菅政権は、推薦された中から6名について、任命拒否を決断。結果、任命されなかった学者、元学術会議関係者、左翼政党、反日マスコミが、大騒ぎし始めている。
その動機は、どこにあるのか?
雉も鳴かなければ撃たれまい、だけなのか。
―― 参考情報 ――――――――――
キジも鳴かずば撃たれまい
http://hondaz360gss214.blog.fc2.com/blog-entry-2421.html
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一見そのとおりなのだが、彼らには、どうしてもここで食い止めなくてはならない事情というか、政権が描いたシナリオに気づいているか、官邸中枢のスパイ工作員から政権の意図を知らされ、動かざるを得ない、、、と私は読む。
政権側が発した方針は以下の三点。
・日本学術会議の在り方について検討する
・日本学術会議について行政改革対象として位置づける
・任命拒否したのは公安からの情報を根拠とする
その前に、警察の外事組織強化方針が報道となったことを加味しておきたい。
どういうことかというと、日本学術会議任命拒否問題は、大量のスパイ工作員が日本学術会議会員となっていることに気づいた公安からの情報提供により決断されたことであり、その根の深さに驚愕した警察関係者は、外事組織強化を決断し可能性があるのだ。
この時点での外事課の改編なので、日本学術会議会員の動きを、国別に精緻に情報収集、情報蓄積することを想定しているはずである。
―― 参考情報 ――――――――――
警視庁が外事課を改編へ 中国・北を各課専従に
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ecac7d2e8d12fa19daebf8238c1d721a13f36fc
災害・対テロで「警備運用部」 15年ぶり新部 警察庁が組織改正案
https://www.sankei.com/affairs/news/180829/afr1808290031-n1.html
「杉田官房副長官、和泉補佐官に政権批判した学者を外せと言われた」学術会議問題を前川喜平氏語る
https://news.yahoo.co.jp/articles/843f011fc6d585cf2cb5d27aa2602e29d8941197
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それだけではない。上記外事課改編事案とは別に、こんな人事異動もあった。
―― 参考情報 ――――――――――
「加藤内調」に期待
http://endokentaro.shinhoshu.com/japan/post7456/
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つまり、内調よりも格上とみられる、首相補佐官に共同通信前論説委員を起用したのは、内閣調査室人事をカムフラージュする目的とみることができる。
本命は、内調人事にあった、、、
これら公開された情報から、政権が、この時点で日本学術会議について行政改革対象として認知・公言したことは、①戦後日本に入り込んだ共産主義者を一層するだけでなく、②普通の国家に生まれ変わるきっかけにしようとする、強い意志が背景にあるものと推定する。
そのことを裏付けるように、政権対応は小出し、前首相は、外交的には戦後を終わらせたと語った。
―― 参考情報 ――――――――――
日本学術会議の任命拒否の背景には公安からの情報提供が!
https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou/e/51f7d769dbcef07b83c6f868c38954dc
安倍前首相単独インタビュー 「戦後に終止符打てた」「中国、尖閣に確固たる決意」
https://special.sankei.com/a/politics/article/20201012/0002.html
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前首相の語り口は、一見何気なく穏和である、、、、が、外交実績としてかく語ったということは、次は内政面で何とかしたい(後始末したい)、読みとることができる。
つまり、菅政権は、内政面で戦後を終わらせるという課題を、前首相から託されたと解するのである。
ゆえに、菅政権は、そのための口実として「行政改革」を政策課題として掲げたのである。
従って、首相は、岸田のようなヤワなタイプではなく、菅首相のような戦闘タイプの政治家でなければ務まるはずがない。
「行政改革」を突破口に政権が想定しそうな切り口は、七項目ある。
①国の機関としての行政改革
②赤狩り
③科研費の適正化
④憲法改正の地ならし
⑤国立大学の効率化(特に文系学部)
⑥叙勲制度の見直し
⑦国籍条項、出入国管理法令等の見直し
短期的側面では、左翼陣営の動きを雉も鳴かずば撃たれまいと評する見方は確かにある。
が、今、この時点で鳴いておかないと、左翼公務員学者の敗戦利得利権すべて吹っ飛んでしまう、、、それで彼らは藪蛇と言われつつも、世間に通るはずもない左翼の屁理屈、劣化した政治的主張を使いまわし、あちこちで大騒ぎしているのではないか。
彼らは、内政面で戦後を終わらせようととする、政権の意図に気がつき、(政権が具体的なことに何一つ言及していないのに、勝手に)断末魔状態に突入している、ということなのである。
以下に、学術会議任命問題に係わる最終処理イメージを示す。
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学術会議問題の最終処理イメージ(シナリオ的なもの)
・行政改革⇒行政組織効率化⇒民営化できれば10憶円の歳出削減
・スパイ工作員が学術会議関係者の中に大量に居る⇒赤狩り⇒スパイ防止法法制化、外患罪改正⇒ファイブ・アイズ加入
・科研費2000憶円の適正処理(山口〇郎に集中配分された科研費配分の見直し)
・スパイ工作員が憲法改正、安保法制の邪魔をした⇒公務員学者、スパイ工作員の政治活動を禁止⇒憲法改正への地ならし
・学術会議に関係するスパイ工作員の工作活動をマスコミが積極的に支援した⇒マスコミ規制強化⇒スパイ防止法法制化、外患罪改正
・学術会議を頂点とする、スパイ工作員による学界支配是正⇒スパイ工作員による文系学部支配の解消⇒国立大学の効率化(文系学部の大規模リストラ、特に首都圏の国立大学文系学部の整理、統廃合)
・スパイ工作員の大半が帰化人?、帰化後も本国と連携している?⇒帰化要件の厳格化、帰化取消し
・スパイ工作員の政治活動等の出入国管理法令上の規制強化⇒各分野における国籍条項等の徹底、強制送還の徹底、強制送還免除特権廃止など
・スパイ工作員が大量に叙勲されてきた⇒叙勲制度運用見直し(学術会議関係者を優先的に叙勲対象としない)
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学術会議任命事案は、本質的に、スパイ工作員対策事案と見るべきなのである。
以上
この記事へのコメント
Suica割
まず、税金を投入されている組織であり、メンバーへの推薦者の推薦理由を求めても全く問題ない組織です。
メクラ判押しつつも、次からは国民の税金投入もあることから、業績等をまとめた推薦理由の公表を行いましょうねと言ったところで学問の自由の障害になるとは思えないですし、反対すれば逆に人には言えない研究やっているのか?とか、何も言えることはないのか?と、叩かれる展開になります。
日本学術会議に対して、表沙汰では、推薦が専門的見地から公平に行われていることはわかります。しかしながら、公表されていない理由を発表することで、説得力が増しますし、推薦される学者の皆様の業績が世に知られることで、それぞれの方への国民の尊敬の念が高まりますが、いかがなされますか?
程度の腹芸使える活動家がいると面白いことになるでしょうね。
トップが下々の者にその必要がないなんて言ってくれたらなんて思います。
市井の人
>Suica割さん
>
>日本学術会議は、甘い顔の首相でもおかしいと言えるし、戦える論点がある事をみんなで理解するべきです。
>まず、税金を投入されている組織であり、メンバーへの推薦者の推薦理由を求めても全く問題ない組織です。
>メクラ判押しつつも、次からは国民の税金投入もあることから、業績等をまとめた推薦理由の公表を行いましょうねと言ったところで学問の自由の障害になるとは思えないですし、反対すれば逆に人には言えない研究やっているのか?とか、何も言えることはないのか?と、叩かれる展開になります。
>日本学術会議に対して、表沙汰では、推薦が専門的見地から公平に行われていることはわかります。しかしながら、公表されていない理由を発表することで、説得力が増しますし、推薦される学者の皆様の業績が世に知られることで、それぞれの方への国民の尊敬の念が高まりますが、いかがなされますか?
>程度の腹芸使える活動家がいると面白いことになるでしょうね。
>トップが下々の者にその必要がないなんて言ってくれたらなんて思います。
公務員学者の全人代なら、なおさら、政府に推薦するにあたって、ネット投票制度を導入していただきたいものです。