同時期、訪韓を予定していた中共王毅も訪韓を中止した。
こうなってしまう背景として、韓国の現政権が、北朝鮮に過度に肩入れ、米中間をうまく渡り歩こうとしてフラフラしていることが影響している。日露戦争前夜も韓国はそうだった。日本とロシアの間でフラフラした。歴史は繰り返すの諺どおり。
今や、韓国は、アメリカからも中共からも信用されない国となった。
トランプは、北朝鮮に対しては、直接対話してきたこともあり、韓国の立ち位置自体消滅しつつある。
その前のオバマ政権時代は、どうだったか。世界の警察官であることを放棄、安倍首相がその隙間を懸命に埋めようとした、、、地球儀外交によって。
そのうえで、オバマは、広島を訪問、ハワイで日米和解を演出した。前首相は、安全保障外交を推進、外交上戦後に終止符を打ったとした。
―― 参考情報 ――――――――――
安倍前首相単独インタビュー 「戦後に終止符打てた」「中国、尖閣に確固たる決意」
https://special.sankei.com/a/politics/article/20201012/0002.html
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さて、和解を主導したオバマ。長らく、その動機がわからなかったが、オバマが、かなり異端の宗派に属するとの情報を得、謎が解けた。
―― 参考情報 ――――――――――
オバマ大統領の信仰する宗教は?
https://blog.goo.ne.jp/ysjournal/e/51d345d1e4f73278817b1689f45879af
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異端であるなら異端なりに、正統派とみられるための実績づくりに励む、、、そういうことなのではないか。
アメリカのプロテスタント界は、戦前は親中反日の急先鋒、戦後は東京裁判でのウソの証言、という二大失態を抱えてしまい、歴史的和解を主導する資格が見当たらない。
―― 参考情報 ――――――――――
なぜアメリカ政府は捏造戦勝史観を放棄しないのか?
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/477840884.html
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ゆえに、宗教的に異端と言われる、オバマが(名声を得る目的で)係わる余地があった。
さて、近年のアメリカプロテスタント界は、在米韓国人の求めに応じ、慰安婦問題で日本に謝罪を求める対日批判の主力となった感がある。
それが、反共の砦として位置づけた米韓の絆を維持、強化の手段であったとみられるからだ。
―― 参考情報 ――――――――――
米韓の絆はキリスト教だった?
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1268
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クリントン、フォード政権時代のアメリカ政府が、慰安婦問題に関して、親韓反日だったのは、アメリカのキリスト教界が、かつて中国に対してそうであったように、韓国に同情的であろうとしたためであろう。
背景として、韓国でキリスト教が急拡大し、それが反共の砦として機能、活用されてきたことが挙げられる。
この状況で、オバマ大統領は、どうしたか。
安倍首相のアメリカ議会演説を受け入れた。(2015年4月)おそらく、イスラエルロビーの支援があり実現できたように思う。
政治的に、大したことがないイベントに映るかもしれないが、敗戦国日本が、アメリカ議会から正式に認知される、すなわち、アメリカ議会が、親韓(韓国に対して同情的)から親日に鞍替えするきっかけとなったはずである。
なぜなら、韓国は官民挙げて、安倍首相のアメリカ議会演説阻止しようとしたからだ。(慰安婦問題を世界に拡散したい)韓国政府にとっては、かなり都合が悪い政治イベントであったようだ。
||||| ここから引用開始 |||||||||||||||||||||||||||||||||||
偽ニュースとプロパガンダ全内幕
黒田勝弘
226頁
オバマ時代のことですが、安倍憎しのあまり、安倍首相のアメリカ議会での演説計画を官民挙げて妨害したことがあります。過去の歴史に触れた安倍演説は米国では好評でしたが、韓国では歴史認識でアメリカが日本に理解を示すことがイヤなんですね。韓国がアメリカで慰安婦問題を官民挙げてキャンペーンしていることは、結果的に日米離間策です。
||||| ここまで引用 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ダメを押す形で安倍談話にて、次世代に謝罪の義務を負わせるべきではないことを国際社会に表明。(2015年8月)
これにより、韓国政府は、国際社会に慰安婦活動を提起する口実が消滅、、、
中共は、この時点以降、日本に対し歴史認識を口にしなくなった。これにより、歴史的に親中反日だった、アメリカキリスト教界の影響力が消滅した、と読むことができそうだ。
オバマはどう反応したか。健気に対応する安倍首相に動かされ、オバマ自身のメンツ(異端の立場であるため、なんとか後世に残る実績を残したとの評価を得たい)のために、慰安婦問題日韓合意を持ちかけ?、日本側は呑まされた。(2015年12月)
アメリカ議会演説、安倍談話、慰安婦問題日韓合意は、一つの同じ糸(=同じ意図)で繋がっているのである。
その後、日韓合意は結果、どうなったか。
ご存じの通り、慰安婦合意は破棄状態。徴用工事案も。
となると、アメリカのキリスト教界は、親中反日、親韓反日という二つの過ちに直面、もはやアメリカ政界への影響力を失いつつある、、、
ウソをウソで固め、ウソを主張し認められれば真実だとする主張が、アメリカのキリスト教界を通じ、アメリカ政界で一旦は認知されたようだった。
が、慰安婦問題日韓合意の破棄状態から、世界中のキリスト教界がアメリカのキリスト教(プロテスタント派)の不可解な動きに気づくこととなった。
時期は前後するが、ローマ法王が韓国民を名指しし、倫理的に云々と言及するのは、宗派的に異端視した結果であろう。
―― 参考情報 ――――――――――
ローマ法王が韓国民にお説教? 「倫理的に生まれ変わるよう望む」
https://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140501/frn1405011140001-n1.htm
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これは、キリスト教界から韓国に向けられた、最初の警告である。
二つ目の警告は、どこに向けられるか。向けられるべきか。
異端活動を是とするキリスト教団体に向けられると予想する。
アメリカキリスト教界は、日本に対し、過去二度の過ちを犯した。
世界のキリスト教界から異端視されつつある宗派が増えつつある中で、慰安婦問題に係わる合意反故などから、アメリカのキリスト教界が韓国系のキリスト教の一派と手を組むことは、アメリカ宗教界全体が異端視されることに繋がるため(倫理的に)できなくなった可能性がある。
ベルリンでの慰安婦少女像の件も同様。
布教拡大に関係した韓国系のプロテスタント一派が、厳格なプロテスタント教国と言われるドイツの公有地に少女像の設置を働きかけ、一旦は許可したものの、水面下で独韓のプロテスタント界が動いていたことが暴露されれば、ドイツのプロテスタント界は、汚名を背負うことになる。
―― 参考情報 ――――――――――
ドイツ「慰安婦像撤去命令は日本との関係が理由だ」 韓国完全敗北
https://jp24h.com/post/108091.html
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ドイツの素早い動きは、国辱を背負うことを避けたと考えられるのである。ただ、韓国側も巻き返しを試みているようだ。
つまり、アメリカなどにおける、韓国に対する一連の動きは、(親中反日だったアメリカプロテスタント界に対し、反共の砦であるというスタンスから、韓国贔屓にさせようとしてきた)韓国政界・キリスト教界の政治的敗北を意味する。
見方を変えると、前政権は、内憂外患的性格を有した、歴史認識問題に関し、アメリカキリスト教界を通じて中韓への(要らぬ)同情を消滅させたことで、後に続く政権にて、遅れに遅れた内政面に特化する余裕を与えたと解することができるのである。
以上
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