保守系団体の機能沈下問題

安倍政権時代の安定感あった政権運営に多くの保守系団体が安住、ここにきて保守系団体の機能低下が目立っていると私はみている。

民主党政権時代は必ずしもそうではなかった。
あの日本会議の地方支部でさえ、(日本解体法案阻止目的で)動かざるをえない政治状況にあった。

本稿では、一般向けに寄付を募る保守系団体を念頭に、問題提起させていただく。


最近起きた事象で説明したい。



歴史教科書検定合格した歴史教科書の中に、とんでもない記述を何箇所か見つけたとして、つくる会は最近になって、その是正を求める運動を始めた。
しかし、民主党から自民党に政権移行した直後においても、各社の歴史教科書においてとんでもない記述が続出していた。当時、最初に問題視したのは(部会レベルの)有志自民党議員たちの方だった。当時のつくる会は、育鵬社との著作権紛争の真っ最中のように見えた。

各社歴史教科書の検定問題、問題記述を本来的に問題視、是正すべきなのは、議員であろうか。保守系団体であろうか。私は、両方連携すべきと考えている。


捏造慰安婦問題に関してはどうか。結果的に、安倍政権の動きにつられ、朝日新聞は誤報を認める報道を決断せざるを得なくなったと分析している。一応、保守系団体の抗議活動はあった。


愛知トリエンナーレのヘイト的展示事案はどうだったか。私見となるが、ご当地の保守系団体支部長が、抗議活動の一環として諸官庁に抗議文書を提出すべき事案と真っ先に思った。文化庁や愛知県庁は、個人レベルの抗議はあまり相手にしない傾向があり(経験に基づく私見)、名のある保守系団体名での抗議文書が必要と思ったからである。
しかし、ご当地の保守系団体幹部が、動いたようには見えない。


池上彰のトランプ人権問題関与に係わる虚偽見解はどうであろうか。ツイッター活動家が先頭に立ち、スポンサー抗議活動を実施中である。有志が個人レベルで活動し始めている最中、当該事案に関係すると思われる、放送法云々に取組んでいるはずの保守系団体の動きはない。この保守系団体幹部の問題認識は別の方向に向っているような気がする。

―― 参考情報 ――――――――――

放送法遵守を求める新・視聴者の会 について
https://yamatonoibuki.seesaa.net/article/479965366.html

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N国に釣られる形で、総務大臣が受信料引下げを再三要請する事態となったNHK事案はどうか。民主党政権時代は、NHK問題を扱う保守系団体はあった。現在は、活動休止状態のようである。

―― 参考情報 ――――――――――

メディア報道研究政策センター について
https://yamatonoibuki.seesaa.net/article/479965426.html

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では、最近騒動となりつつある、森元首相の(マスコミ発の、失言でないレベルの)失言騒動はどうであろうか。

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森喜朗「女性は非常に役立っている。次は女性を選ぼう」・福島みずほ「おっさん政治をやめさせよう」
http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-8169.html

体調.jpg

森元首相人柄2.jpg

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||

森元首相は、健康と戦い、なんとかオリンピックを成功させようと、、、マスコミ報道は、一生懸命やっている人の足を引っ張ることだらけである。

IOC関係者(スポンサー企業含む)は、森元首相(オリンピック委員会会長)発言を全文読んで確認したのであろうか。それとも、(アメリカ主流マスコミの援護を得て)バイデン政権発足した直後でもあり、今マスコミを敵に廻したくないので、自分だけ生き残ることを、、、

こういう状況で、マスコミ全社が森元首相叩きをやっているのである。黒幕は、マスコミ業界のドン、、、


これに無抵抗でいいのか。叩かれている人は、症状的に明らかに健康とは言えない。


今日は、建国記念の日。祝祭日である。この日に備え、数百枚の名刺を準備されている保守系団体関係者が各地におられるはずである。

ここで申し上げたいことがある。

その名刺とは、こういう祝祭日に肩書情報を知人と交換するために必要なものなのか。それとも、(健康の理由もあり、失言騒動のせいで、オリンピック委員会会長を辞任するかもしれない森元首相の辞任を思い留まっていただくために)、マスコミ各社に対し抗議活動するためのものなのか。
人生の余生、最期の残された時間、どんな人も名誉を重んじる。名誉職を欲しがる人だらけである。それは人の性である。私はそれを否定しない。
そして、現実の保守系団体は、肩書を欲しがる人のための(空疎な?)組織となった感がある。
しかし、発足時の組織理念上は、戦後レジーム打破のために戦う政治活動組織ではないのか。


憲法改正に係わる国会審議なかなか進展しないことを憂えるなら、森元首相の(マスコミ発の、失言でないレベルの)失言騒動において、森元首相に加勢しない保守系団体幹部たちの存在価値について言及せざるを得ないのである。

以上

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