その二つの政治用語とは、「アメリカ・ファースト」、「ポピュリズム」である。
このうち、本稿では、「アメリカ・ファースト」の定義と歴史的経緯について述べることとする。
副島隆彦によると、「アメリカ・ファースト」を提唱した人物はリンドバーグだそうだ。
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「アメリカ・ファースト」の起源と変遷
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1306
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「アメリカ・ファースト」の定義は、上記の内容が参考となる。
ただし、英語のWikipediaによると、その政治思想のルーツは建国時代に遡るそうだ。
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America First (policy)
https://en.wikipedia.org/wiki/America_First_(policy)
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トランプが掲げるMAGAは、「アメリカ・ファーストの言い換え」とみることができる。
ただ、マスコミは、「アメリカ・ファースト」の起源と、その定義を正確に報道することを避けてきたように見える。
なぜ、マスコミは報道しようとしないのか。
こう考えると説明がつきやすいのではないか。
DS(金融資本)が時間をかけアメリカ政府を乗っ取り、アメリカの主流マスコミはDS(金融資本)の代理人である関係上、現アメリカ政府は建国の理念と異なる立ち位置(世界各地で謀略的な紛争を仕掛けたことを指す)であるため、アメリカ市民に真実を悟られないようにするために、「アメリカ・ファースト」の定義にふれない可能性がある。
加えて、アメリカ名門紙は金融資本一族の所有となっている。
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アメリカの名門紙は金融一族の持ち物だった
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1301
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金融資本は、名門紙の創業者として君臨しつつ世論操作し、政治・経済を含むあらゆるものを支配してきたとみることができる。
これに対し、トランプ政権時代は、武力による紛争はなかった。少なくとも紛争となる事態は避けようとした。
大統領選挙に先立つ(作為的な)世論調査についてトランプ不利であると報道し続け、開票直後に発覚した大規模選挙不正についてアメリカ主流マスコミが一様に不報道としたのは、アメリカの主流マスコミが歴史経緯的に金融資本に所有されているため、(軍人の命を大事にしようとする)戦争をしたがらないトランプを嫌ったためと考えられるのである。
一旦戦争になると、武器、燃料、薬品、だけでなく、新聞の購読者も増える。
金融資本は、戦争を創ることにより、武器、燃料、薬品、新聞の拡販を望んだのである。
ゆえに、金融資本は世論操作の道具として、マスコミを支配し続けてきたのである。
以上
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