マスコミが「各国の愛国保守を侮蔑する目的」で使用した政治用語

前稿にて、日本のマスコミが敢えて定義しない政治用語として、「アメリカ・ファースト」、「ポピュリズム」であることを指摘、「アメリカ・ファースト」の定義と歴史的経緯について説明した。



本稿では、「ポピュリズム」について述べる。


さて、「ポピュリズム」なる政治用語、各国の愛国保守を侮蔑する意図でレッテル貼りみたいな感じで用いられている。

4年前の大統領選挙、フランスの国政選挙等で、愛国保守政党ならびに有力な候補者たちが、ポピュリズムに毒された、危険な人物であるかのような記事があった。

―― 参考情報 ――――――――――

「ポピュリズム」 マスコミは用語使用に係わる批判の声を聞くべきだ
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/464477464.html

マスコミが使う「ポピュリズム」=[悪]であると認識させるためのレッテル貼り?
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/464323750.html

新聞が定義するポピュリズムに異議あり
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/464323732.html

―――――――――――――――――

これらは4年前の拙ブログの問題提起である。


読売は、ポピュリズムについて、「大衆受けはするが現実的ではない政策を、国民の不安や怒りをかき立てる激しい言動で扇動し、実現しようとする政治思想や政治運動を指す。大衆迎合主義とも呼ばれる。エリート層や体制側を批判し、庶民の味方のような姿勢を見せる。」と定義した。


ここで、政治用語としての「ポピュリズム」についての、経緯的な説明を参照したい。

||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||

ポピュリズム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

19世紀末のアメリカ合衆国では、人民党(通称ポピュリズム党)が既成の支配層である鉄道や銀行を攻撃し、政治思想としての「ポピュリズム」が広く知られるようになった。以後もアメリカでは、マッカーシズムや、2000年代のティーパーティー運動などがポピュリズムと呼ばれた。

1930年代のイタリアのファシズム運動[12][13][14]、ドイツのナチズム[15]、アルゼンチンのフアン・ペロン政権[16]などは、既存のエリート層である大企業・外国資本・社会主義者・共産主義者・知識人などに強く反対し、大衆に対して雇用や労働条件向上を実現する変革を直接訴えたため、ポピュリズムと呼ばれる場合が多い。

2010年代のアメリカのトランプ政権[17][18]も、反エリート[19]、反社会主義[20]、反知性主義[21]などの特徴を持ち、白人労働者階級の雇用などを訴えるなど[22]、ポピュリズムと呼ばれている。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||

マスコミ感覚的には、アンチナチスの立ち位置であるため、ナチスと立ち位置が近いトランプ政権に対し、ポピュリズム運動を侮蔑的に扱いたい動機があるようだ。

4年前の大統領選挙結果分析に際し、(ヒラリー候補当確決め打ちの立ち位置だった)読売等が、トランプ陣営が掲げる政策全般をポピュリズムと断定、危険思想であるかの如く、扱った。



ここで言う「危険」とは何に対してなのか、考えなくてはならない。



実際、トランプは4年間武力紛争をしなかった点からトランプの政治思想は、一般論として「危険なもの」と断定することは無理がある。
むしろ、読売が担いだ、ヒラリーの方が、軍産複合体の言いなり?であったと思われる点(オバマ政権の国務長官時代など)において、好戦的だった点において、危険思想だったはずである。
トランプは、「大衆受けはするが現実的ではない政策を、国民の不安や怒りをかき立てる激しい言動」で扇動したであろうか?
トランプは「大衆受けはするが現実的ではない政策を、実現」しようとしたであろうか。


トランプは、治安悪化に繋がる移民受入を阻止、戦争をしなかった。

結果は、(戦死者が出ることを嫌う)軍関係者の圧倒的な支持を得るなど、前回大統領選挙結果の得票数に現れている。
多くの有権者が、選挙後もトランプ支持を表明し、トランプの行く先々で歓迎している。
詳細、ツイッターなどで拡散されていることである。



これに対し、アメリカ主流マスコミが一致団結して推したバイデンは、どうだったであろうか。移民、LGBT、石油パイプライン等の係わる大統領令、どれも国家を破壊し、現アメリカ国民の居心地を悪くすることばかり、、、シリア空爆も再開された。

これらの経緯から、(4年前の)読売の定義には無理があると言わざるを得ない。



さらに、アメリカのマスコミ関係者は、田舎に住む人、ブルー・カラーを小馬鹿にする習性があるそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

【日本の新聞社、ワシントン特派員の記事が微妙すぎる理由】(鈴木ソロ159回)
https://www.youtube.com/watch?v=rL0P4MW8dik

【マスコミの反社会的行為~反面教師アメリカの悲惨~】(鈴木ソロ167回)
https://www.youtube.com/watch?v=FkFNGBikpeE

―――――――――――――――――

アメリカのマスコミ関係者は、上級国民感覚だそうだ。ゆえに、日本のアメリカ特派員もこのような見方に知らず知らずに毒されることになる。



実力、スキル、知見もないにも関わらず!
実際そうではないか。
大統領選挙でバイデン側に立った、産経記者、産経OB記者で歴史に残る名著を刊行した方は、何人いたか。知る限りいない。記者たちが書いた本、どれもこれも駄本ばかりな印象がある。

マスコミ記者は、その程度の集団なのである。

産経を含むマスコミ政治記者に対する評価は、今回の大統領選挙報道で確定した。門田隆将と古森某の対談動画は致命的だった。

―― 参考情報 ――――――――――

【門田隆将vs古森】不正選挙を“陰謀論”で片づけていいか【WiLL増刊号#366】
https://www.youtube.com/watch?v=VilXPGjIfUA

―――――――――――――――――

古森某は、ワシントン支局駐在が長かったのであるが、かく語るようでは認識不足と言わざるを得ない。
それとも古森某は何者かに脅迫されているのか、それとも(実態なき)上級国民感覚に酔いしれる愚か者なのか。



では、「ポピュリズム」について、どういう定義が馴染むのか。
副島隆彦の説が参考となる。


―― 参考情報 ――――――――――

(DS流ではない)ポピュリズムの定義
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1311

―――――――――――――――――

本稿のまとめに入りたい。



ポピュリズムについての歴史的経緯と定義について調べていくと、トランプを含め、各国の愛国保守を、ポピュリズムであると危険な政治思想であるかのように、レッテル貼りするのは、日本を含めアメリカの主流マスコミがDS(金融資本)の支配、影響下にあることが影響している。

(各国政府を操り、その国の政治経済を支配してきた)DSとその代理人にとって、各国の純粋な愛国保守派の存在は、居てもらっては都合が悪いのである。都合が悪いのではあるが、正直に都合が悪い存在と報道できないために、日本のマスコミは、「ポピュリズム」という言葉を選び、(悪意を以て)レッテル貼りし、貶めてきたのである。


以上


この記事へのコメント

人気記事