クアッド(Quad)始動 ダメ押しが必要です

中共海警法改正の動きに対応し、抑止力として「クアッド」の動きが注目される状況となった。


以下に、政府文書、推奨動画、ブログ記事を紹介させていただく。

―― 参考情報 ――――――――――

日米豪印首脳共同声明:「日米豪印の精神」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100159229.pdf

【ぼくらの国会・第122回】ニュースの尻尾「日米豪印戦略対話 ・クアッド(Quad)の行方」青山繁晴
https://www.youtube.com/watch?v=1l5ew-aUykI

日米豪印首脳テレビ会議 日比野庵本館
https://kotobukibune.at.webry.info/202103/article_15.html

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膨張しアメリカの覇権を奪取を試みる中共に対し、安全保障、防衛、国際法だけでなく、医療、科学、金融、製造・配送などにも四ヵ国が取り組むとしたこと、さらに、将来の国際標準と革新的技術に関する協力を推進する目的で技術作業部会を立ち上げるとする、クアッド共同声明は画期的である。

このクアッドで、中共に対する、安全保障上の懸念が共有され、深堀した中共対策が実施されることが確実な情勢にある。


今回のクアッドの戦略対話、共同声明により、(好きではない政治家であるが)茂木外務大臣の首が繋がったとみていい。

内閣支持率は当面維持できそうな気がする。



ただ、気になるのは、例によって、①(前首相が立案、本格始動し始めた)クアッドの行方について満足するレベルでの報道が期待できないこと、②言論界からの先行した、有効な提言、陳情等が期待できないことである。

高橋洋一は、日本でまともな記事が書ける記者、分析ができる記者がほとんどいない、と動画にて語っている。そのとおりと思う。言論界も状況は似たり寄ったり。言論界が能力不足のマスコミにお付き合いし原稿料を貰ってきたということ。能力不足はマスコミに限ったことではない。

―― 参考情報 ――――――――――

#38 2/5(金) 長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル『第1回 マスコミ論 後編 マスコミの仕事は「政権批判」?』
https://www.youtube.com/watch?v=4-7lXJ7Yx_E&list=PL6vmlngLTe5BhId-PgaN0MSTp3wXlfpfM

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高橋洋一は、マスコミ記者の大部分は(能力不足であるがゆえに)社会的に不要な存在だと指摘している。そのとおりと思う。
大統領選挙に係わる、産経OB記者の分析記事がその証左となる。(産経と同様、バイデン陣営を選択した?)産経OB記者の本も原稿も読む必要がないとの認識である。

ゆえに、心ある方、出来る方は、自分で情報収集、有効な施策を提言、情報配信することが、国益的に求められる時代と思う。

話が脱線してしまった。



クアッドの動きに連動する形で、中共は、海警法の運用について自制する方針を示しているとされる。が、これで安心してはならない。

―― 参考情報 ――――――――――

中国、海警局の武器使用「自制」 尖閣周辺活動で日本に説明
https://news.yahoo.co.jp/articles/f75a17ae69d975c466b596d96612d2eee64696d0

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一度狙った獲物は必ず100年かかろうが、仕留めようとするのが中国人であることを知るなら、ダメ押しが必要となる。



言うまでもないことだが、ダメ押し措置として三つある。

・海警による執拗な追跡行為が行われ、漁業活動できなかった場合、中共に対し、損害賠償請求を行うこと
・防衛力増強(主にミサイル、空母)
・国防動員法、土地買い占め等への対応強化

この中で、国防動員法への対応強化(入国規制、政治活動規制、帰化取消し、強制送還等)を急ぐべきと考える。
クアッドにより時間的余裕が生まれた今、出来る範囲での備えをしておくべきなのである。


以上

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