超限戦の定義

「超限戦」という耳慣れない、軍事用語がある。既に、中共は、超限戦を日本に対し、長期間仕掛けてきているとする見方が有力である。



そこで、読者の皆様と、「超限戦」という軍事用語を急ぎ共有化する必要があると考え、出稿を決断した。

まず、Wikipediaの説明が参考となるが、内容が伴っていない。「超限戦」についての認識が共有化されていない証左とみる。
以下二つ目に紹介したサイトの書きぶりが、「超限戦」がどのようなものであるのか、実態面を説明している。が、文章的に長い。

―― 参考情報 ――――――――――

超限戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%99%90%E6%88%A6

超限戦とは何か?。
https://thujihara.hatenablog.com/entry/tyougennsenn/thujihara/_1

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たまたま読んでいる「覇権国家・中国とどう向き合うか 財団法人デイフェンス リサーチ センター 上田愛彦、五味睦佳、杉山徹宗編著」(鷹書房弓プレス)にて、「超限戦の定義」、「超限戦」を仕掛けられた日本の現状」、「中共が仕掛けた、対日超限戦の歴史的経緯」に関する、秀逸な記述を見つけたので引用させていただく。


||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||

・「超限戦」の定義

超限戦とはどのようなものか
中国人によって書かれた「超限戦」という本が2001年に出版され話題となった。その内容は、軍事力だけではなく政治経済文化スポーツなどあらゆる手段を戦略的に連携させて行使し敵を屈服させること………


・中共が仕掛けた、対日「超限戦」の歴史的経緯

中国の対日超限戦の経緯
中国の対日戦略は孫子の兵法に基づく巧妙な作戦であり、超限戦すなわちあらゆるものを戦略敵に利用する。中国の対日工作は中華人民共和国建国と同時に始まっていると考えられる。日中国交正常化前は日本の左翼勢力と財界の一部を対象として日本国内に共産革命を企図して反米闘争、核兵器反対運動等を支援してきた。日中国交回復後は、日本の左翼に見切りをつけ日本の保守党に目をつけ、日中友好、一衣帯水、同種同文等の美辞麗句のスローガンで日本政財官のあらゆる階層への取り込みを図り、日本から経済援助及び技術を引き出し、自国の経済の発展に利用し見事成功した。

1972年9月、日中国交正常化の時、日本の顕学安岡正篤は浅学の日本の政治家は労連な中国の政治家の手玉に取られることを心配したという。38年を回顧すると日本は中国の薬籠中のものとなり、実にうまく利用されてきたことが頷ける。田中角栄元首相は眠れる獅子を起こす役割を果たしたともいえる。

・「超限戦」を仕掛けられた日本の現状

身の回りを見ると中国からの物が沢山目につく。着るものから食べ物まで中国製品が溢れている。都心や電車の中で中国人らしい姿を見かけることも多い。まら、何か日中間に問題が起こると、日本側は言うべきことを言わなくてなんとなくいつの間にか中国のペースに嵌ってしまう。
政権与党も含め多くの政治家が訪中しその際、ハニートラップ、マネートラップに陥られ中国の操り人形と化している。

中略

あらゆる面から中国の影は静かに確実に日本に浸透して迫りつつある。それは経済関係を中心に顕著になりつつある。中国に進出した日本企業は3万社以上となり、日本の貿易の最大相手国は米国から中国に移りつつある。日本経済に占める中国の影響力は大きくなり逆に中国経済における日本の影響力は低下傾向にある。日中の経済関係が逆転方向に動き始めたのである。

一方、ここ20年にわたり継続している中国の軍備増強は著しく、核戦力の近代化、海軍力の増強、雨中戦能力、サイバー能力の開発は世界最強の米軍への挑戦とみられ懸念される。更に、中国は発展途上国への影響力の拡大を図っている。資源を求めたアフリカ、南米への進出、多くの人材を世界中に派遣し国連のPKOにも積極的で中国の影響力は世界中で拡大しているのである。このままでは日本は中国の超限戦に屈し呑み込まれてしまうのではないか。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||


以上

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