たとえば、日本漁船が拿捕される時は、実はロシアにとって不都合なことが起きている、、、というふうにである。
―― 参考情報 ――――――――――
軍事技術文献不正入手か 男逮捕「露スパイに提供」
https://www.sankei.com/article/20210610-EGNULAJHMRJD3FB6DBT5FUPRQM/
軍事技術などの文献を不正に入手した容疑で宮坂和雄容疑者(70)逮捕 「およそ30年にわたって複数のロシア情報機関員にに文献を渡していた」と供述 =ネットの反応「スパイ防止法はよ!」「学術会議の成果?」
https://anonymous-post.mobi/archives/9788
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本件について、兵頭二十八氏の見解を参照したい。
―― 参考情報 ――――――――――
9日にロシア外交官スパイの東京からの追放をチラつかせたら、10日に樺太で第172栄宝丸が解放された
https://st2019.site/?p=16979
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漁船の件はどうなったか。EEZ内で操業していた漁船をロシア当局は違法に?拿捕、罰金を日本側に支払わせて釈放とした。
―― 参考情報 ――――――――――
稚内漁船、罰金支払い9日出港へロシア拿捕、全員解放の見通し
https://www.daily.co.jp/society/world/2021/06/09/0014400006.shtml#:~:text=%E3%80%90%E3%83%8F%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%85%B1,%E3%81%8C%E5%85%A8%E9%A1%8D%E7%B4%8D%E4%BB%98%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
拿捕の日本漁船「EEZ内で操業」 政府、ロシアに抗議と釈放要求
https://mainichi.jp/articles/20210603/k00/00m/010/124000c
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一見、日本側にとって損な対応に映る。が、報道された順番にこだわる必要はない。
仮に、ロシア側にとって不都合な事案が先に日露関係(外務省レベル)で先に表面化、ロシアが対抗策として無理筋で漁船の拿捕を行っていたとしたら、、、どうであろうか。
報道された順番が、外交関係で問題化した事案の順番とは一致していない?と考えるのである。
この件についての再発防止策について、兵頭二十八氏の見解を参考としたい。
||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||
https://st2019.site/?paged=2&cat=2
2021/06/03/ 17:06 / 兵頭二十八
日本海やオホーツク海等に出漁する漁船には、動画データをリアルタイムにアップリンクできる通信衛星サービスを普及させる必要がある。
これによって日本のEEZ内でロシアの警備艇が勝手に拿捕することは難しくなる。
また中共漁船は画像の勝手なインターネットへのアップロードは許されていないので、紛争漁場において日本側が国際宣伝上のアドバンテージを得られるだろう。
||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||
ロシアは無理筋で漁船を拿捕したとすると、再発防止を急ぐ必要がある。尖閣も同様。
一方、日本漁船と衝突したロシア船は差押えされる事態となった。これも日本漁船の拿捕と関係している可能性がある。
―― 参考情報 ――――――――――
ロシア船差し押さえ、旭川地裁が認める 紋別沖衝突 漁船側が申し立て
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/551089
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とにかく、ロシアという国は、何か不都合なことが起きると必ず無理筋でも「対抗措置」を実行するようなお国柄であるようだ。
発達障害児やアスペルガーの人の反応が時にオウム返しとなるのと似ているかもしれない。
すなわち、国全体、国民的発想が「貧すれば鈍する」みたいな状態になっているような気がする。政府も民間人もである。
いつからそんなお国柄となってしまったのか。
原因は、ロシア革命にあった。帝政時代は、外交的にそうではなかった可能性があるということ。米ソ関係史を調べていくと面白い事実があったことに気がつく。
―― 参考情報 ――――――――――
ソ連を支配するご主人様とは誰のことか
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1210
ロシア革命のスポンサーだった二人のアメリカ人
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1327
ロシア革命の隠された目的
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1333
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スターリン時代から、ソ連は国全体が窮乏している状況で東西冷戦時代、軍備拡張等をご主人様(国際金融資本)にさせられたように見える。北朝鮮も同様。
このような情報は、主に欧米の翻訳書に見出すことができる。ただし、古書価格は、再販前の「ヴェノナ」と同様、手が出ないレベル。
歴史学者が何も調べなくても翻訳された歴史書を丹念に追いかけるだけで、歴史の真実が見えてくると言いたいのである。
以上
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