宮崎正弘vs産経

本稿は、どちらが真実を述べているのか、という視点での、二つの記事の比較に関するもの。



宮崎正弘のメルマガ記事、産経記事、どちらも同一事象報道であろうと思われる。



まず産経記事から一読したい。

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https://www.sankei.com/article/20210623-55DQL7OEDNK5NPWUP66ESSUOT4/

選挙参加容易にする米投票権改正法案、成立困難に
2021/6/23 09:03
大内 清

【ワシントン=大内清】米上院(定数100)で22日、有権者の選挙参加を容易にする投票権改正法案の本格審議に向けた手続きをめぐる投票が行われた。与党・民主党の50人全員が賛成したが、野党・共和党による議事妨害(フィリバスター)を回避するのに必要な60票を確保できず、法案の成立は極めて困難となった。

法案は、共和党が優勢な州などで郵便投票や不在者投票を制限したり、有権者登録の要件を厳格化したりする規制の導入が進んでいることに対抗するもの。一連の規制で最も影響を受けるとみられる黒人らマイノリティー(人種的少数派)の貧困層を投票に参加しやすくし、民主党の支持基盤を広げる思惑がある。

共和党は、各州の権限を侵食するものだとして法案に反対していた。

法案に疑問を呈していた民主党の穏健保守派、マンチン上院議員が賛成に回ると表明したことから、同党は本格審議に向けた手続きに踏み切った。民主党側には、法案成立は難しいと見越した上で、共和党が審議に応じないのは有権者の権利を制限しようとしているからだと印象づける狙いもあるとみられる。

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その前提で宮崎正弘のメルマガを読んでみたい。

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)6月24日(木曜日)
通巻第6962号  <前日発行>
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 米上院共和党、不正選挙の温床「連邦選挙法改悪」を阻止
   不在者投票、郵便投票が不正選挙結果をもたらしたのだ
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 6月22日、米国連邦議会上院は、民主党が提案してきた「人民のための選挙法案」(通称「連邦選挙法」)を共和党によるフィルバスターで阻止した。
 昨年11月の大統領選挙では各地で不正投票が行われ、トランプの敗北となったが、この結果を受け入れられないとするのが共和党の多数派。

とくに郵便投票による不正は、各地で指摘され、制度そのものは存続するにせよ、審査の厳格な規制が唱えられてきた。
すでに3月25日にはジョージア州議会が、不在者投票の際の身分証明書提示を義務づけ、郵便投票はやめるとした選挙法の改正を議決し、「選挙結果の信頼性を高める」としている。

この動きはフロリダ州、テキサス州、アリゾナ州、バージニア州に拡がっている。
他方、選挙における身分証明書の提示の簡素化などに動いているのはリベラルの牙城ニューヨーク州と隣接のニュージャージー州である。

フィルバスターは日本語で「議事妨害」と翻訳されているが、語源を辿るとオランダ語の「海賊行為」に行き着く。ともかく法案を葬るために、会期が切れるタイミングを見計らって延々と議会で演説を続ける行為で、歴史的に最長記録ストロム・サーモンド議員による24時間18分。

最近の例では2013年9月にテッド・クルーズがオバマケアに反対し、21時間以上にわたって演説を続け議事を葬った。
     ☆◎☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽   

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二つの記事を比較した結果、宮崎正弘のメルマガの方が必要かつ十分な情報の記述があるように思う。
産経記事は、直近の大統領選挙で起きた不正についてまったく報道がなかった。その経緯もあり、不正対策としてフロリダ州、テキサス州、アリゾナ州、バージニア州での再発防止の取組みの記述はない。テレビ局や朝日がやるような切り貼り記事の可能性がある。


それだけではない。この産経記事は、共和党が選挙結果の信頼性を高める措置に反対するとんでもない政党であると勘違いされかねない文脈となっている。


こんな記事を配信している産経は政治的に中立的と言えるのか?


産経海外支局員の記事は、すべからく、DS側に取り込まれた記者が書いた記事と疑って読むべきと考えるのである。

以上

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