―― 参考情報 ――――――――――
「武器を買う金をくれ」と議員に求め、「皆○しにする」と言ったトゥール氏と、政治家は組むことはできない。
https://samurai20.jp/2021/06/etman/
―――――――――――――――――
一方で比較的平和浬に国内で事を進めようとする人たちがいる。
―― 参考情報 ――――――――――
日本ウイグル協会
https://uyghur-j.org/japan/
―――――――――――――――――
彼らは、日本がウイグルのために中共と戦争できる状態でないことを理解しているようにみえる。
理由としては、憲法上の制約、軍事上の制約、装備上の制約、いろいろある。
国内的な見立てとなるが、ウイグルジェノサイド国会非難決議見送りの黒幕は二階派幹部とされているが、ウイグル協会によれば黒幕は公明党であるとのこと。
―― 参考情報 ――――――――――
「ウイグルジェノサイド国会非難決議」見送りの黒幕は公明党?
https://hibinoreport.blog.ss-blog.jp/2021-06-24
―――――――――――――――――
さて、宮崎正弘のメルマガ情報によれば、イスラム世界ではアメリカ軍のアフガニスタン撤退が、この地域での中共との戦いのきっかけになるとする見方が紹介されている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)6月23日(水曜日)
通巻第6960号 <前日発行>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<速報>
中国駐アフガニスタン大使館が在留中国人に警告
「一刻も早くアフガニスタンから撤退せよ」
****************************************
カブールの中国大使館は、アフガニスタンに滞在するすべての中国人に警告を発し、「一刻も早くアフガニスタンから撤退せよ」としたことが分かった。『サウスチャイナ・モーニングポスト』(6月22日)が速報した。
理由は明記されていないが、ウィグルにおける中国共産党のジェノサイドに対して、いよいよイスラム教徒たちの「報復」が始めると知覚したのだろう。
ウィグルの若者のなかで、およそ一万人が中国共産の弾圧を逃れ、国外に去った。おもに「東トルキスタン独立運動」の活動家らで、シリア内戦では数千人がISに加わり戦闘の体験を積んできた。
シリア内戦が終結すると、いつの間にかシリアから去っていた。
かれらはアフガニスタンに既に潜入しており、カザフ、キルギス国境、とくにパキスタンのカシミール国境にいると推定されており、これらを支援するイスラムのネットワークがある。
中国は米軍ならびにNATOのアフガニスタンからの撤退を「一方的だ」と抗議しており、またアフガニスタンへ「平和維持軍」を派遣するとも発言していた。
中国のアフガニスタンにおける利権はアイナク鉱山で、2000年前のアレキサンダー大王の時代から、豊かな鉱脈が知られ、操業は続いてきている。アフガニスタンには石炭、銅、金、鉄鉱石、鉛、ならびに宝石類としてエメラルド、ラピスラズリ、ガーネット、ルビーなどが採掘される。
アイナク鉱山の開発を手がけているのは中国冶金科工集団(MCC)。30億ドルで、30年のリース契約を締結した。
このアイナクは主に銅を産出し、現場には中国人労働者のテント村がある。
アイナク銅山は世界で2番目に埋蔵量の多い未開発銅山で銅の埋蔵量は推定600万トン。
ペンタゴンと米国の地質調査所による共同研究ではアフガニスタンに埋蔵されている鉱物資源はおよそ3兆ドルの価値があると推定されている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
金欠に苦しむ中共がアフガニスタンの鉱物資源に目を付け技術者派遣したものの、歴戦の勇士と思われる数千人の「東トルキスタン独立運動」の活動家らの標的となりつつある。
ここでいう、東トルキスタン独立運動の起源は、20世紀初頭に遡る。
―― 参考情報 ――――――――――
東トルキスタン独立運動
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E9%81%8B%E5%8B%95
―――――――――――――――――
ひょっとすると、平和的な活動を指向する団体よりも武器を持って戦う団体の方が歴史的に古いのかもしれない。日本人は平和的な活動を好むが。
さて、トランプが進めたアフガニスタンでの米軍撤退は、アフガニスタン方面でウイグル人、カザフ人、キルギス人等のテュルク系民族による中共に対する軍事的報復を呼び込むこととなった。
トランプは自分の手を汚さず、当事者であるテュルク系民族に対し中共と戦える場所を提供したことになる。
そして、トルコはアフガン駐留継続に合意した。
―― 参考情報 ――――――――――
トルコ、アフガン駐留継続 米と合意、タリバン反発か
https://www.sankei.com/article/20210618-XSUSDWBKCRIAPMIDIWQMTV6PYA/
―――――――――――――――――
これは、アフガニスタンに潜入した数千人の「東トルキスタン独立運動」の活動家への間接支援を意味する。
と考えると、政治タイミング的に戦うための資金を求めた「日本ウイグル連盟」は、数千人の「東トルキスタン独立運動」と連携していた?ことに、、、
そこで、こういう見立てができよう。
アフガニスタンで独立運動家によるテロ活動等本格化目前が囁かれているタイミングで、日本政府は国会非難決議を見送ることにより、直近でアフガニスタンで軍事活動可能な「東トルキスタン独立運動」の活動家と連携していないことを間接的に証明した可能性がある。
もし、政治的に繋がっていると見なされれば、中共は問答無用で日本政府を攻撃することとなるだろう。
G7帰国後の菅首相が非難決議すると言えばできた程度のことを自身が主導せず放置、決裁手続き上二階幹事長に拒否させる機会を提供した可能性はないのか。その二階幹事長は名目上に公明党の、、、に沿った判断をを装った?
非難決議一つできない日本の現状は悲しむべきことである。ただ、国連の敵国条項が残っている状態で、いわゆる普通の国感覚で、好戦的な国連常任理事国を真正面から非難決議するのは、国際政治的にリスキーであることは確かである。
以上
この記事へのコメント
Suica割
ヒートアップすれば、内政干渉を超えて、間接侵略と中国が言い出しかねない。
中国共産党だったら、非難決議したら、日本が間接侵略した証拠を捏造しかねないですから今回の決議なしは仕方ない。
Suica割
市井の人
>Suica割さん
>
>欧米がどこまでバッグアップするか不明。
>ヒートアップすれば、内政干渉を超えて、間接侵略と中国が言い出しかねない。
>中国共産党だったら、非難決議したら、日本が間接侵略した証拠を捏造しかねないですから今回の決議なしは仕方ない。
>
日本政府の対外交渉能力の貧弱さを考えると、突進するのはマズイとのSuica割さんの判断は妥当と思います。
市井の人
>Suica割さん
>
>トランプだったら、中国にあんたらが米兵への補償をしてくれるのか?あんたらが前に出て、米国世論を駐留継続に持っていく工作してくれるのか?くらいは言ってそうですね。
この辺の芸当というか腹芸できる政治家が居て欲しいところです。
Suica割
この批判は理論的にそのあとの展開がきつい。
理由として、外国に軍隊を駐留すること自体、認められるケースが限定的。
外国に軍隊を置くことはあまりすべきでないと多くの人々が思っている常識に逆らうこと。
大体のケースで不当に軍隊を置くなという批判は良く聞くが、撤退させるなという批判は耳慣れず、理解させることが難しい。そして、ブログ主様の記事全体からだと書いてないのでわからないが、当事者のアフガニスタンが出ていかないでという意思表示していないなら、全くもってアメリカの意思を踏みにじる暴言にしかならない。アフガニスタン自体の意思を踏みにじる行為という各国の批判も呼び込むリスクも強い。
大枠として、外国から軍隊が出ていく=善行
その大枠をひっくり返すのは至難の業という構造的な不利をどうにかしなくてはならない。
それにやりすぎると、外国への軍隊の駐留は中国様の意思に従えという本性が透けてしまい、韓国や日本等にある極東米軍の撤収工作すら破綻し、逆効果としての増強すら呼び込みかねない。
おとなしく、当事者のアメリカとアフガニスタンの意思の尊重をするとコメントするか黙っておくのが吉だったように考える。
中国としては、西側の撤退を一方的と非難せずに、撤退してもアフガニスタンが安定するという考えは誤判断程度に止めて、安定化のために増派するくらいにしとくべきだっただろう。
市井の人
>Suica割さん
>
>>中国は米軍ならびにNATOのアフガニスタンからの撤退を「一方的だ」と抗議しており、またアフガニスタンへ「平和維持軍」を派遣するとも発言していた。
>
>この批判は理論的にそのあとの展開がきつい。
>理由として、外国に軍隊を駐留すること自体、認められるケースが限定的。
>外国に軍隊を置くことはあまりすべきでないと多くの人々が思っている常識に逆らうこと。
>大体のケースで不当に軍隊を置くなという批判は良く聞くが、撤退させるなという批判は耳慣れず、理解させることが難しい。そして、ブログ主様の記事全体からだと書いてないのでわからないが、当事者のアフガニスタンが出ていかないでという意思表示していないなら、全くもってアメリカの意思を踏みにじる暴言にしかならない。アフガニスタン自体の意思を踏みにじる行為という各国の批判も呼び込むリスクも強い。
>大枠として、外国から軍隊が出ていく=善行
>その大枠をひっくり返すのは至難の業という構造的な不利をどうにかしなくてはならない。
>それにやりすぎると、外国への軍隊の駐留は中国様の意思に従えという本性が透けてしまい、韓国や日本等にある極東米軍の撤収工作すら破綻し、逆効果としての増強すら呼び込みかねない。
>おとなしく、当事者のアメリカとアフガニスタンの意思の尊重をするとコメントするか黙っておくのが吉だったように考える。
>
>中国としては、西側の撤退を一方的と非難せずに、撤退してもアフガニスタンが安定するという考えは誤判断程度に止めて、安定化のために増派するくらいにしとくべきだっただろう。
>
>
宮崎正弘のメルマガは確度が高い情報と思われますが、『中国は米軍ならびにNATOのアフガニスタンからの撤退を「一方的だ」と抗議しており、またアフガニスタンへ「平和維持軍」を派遣するとも発言していた。』あたりは違和感があります。
ポイントは二つ。記事の翻訳、中共によるアメリカ政治家の買収、どちらかを疑っております。