クアッド創設、バイデン就任の時期から、日米関係よりも日英関係において注目すべき事案が増えた。
本来的には日米の課題と思われたものが、最近は、日英協力事案が目立つようになった。
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英空母と海自護衛艦がアフリカ沖で共同訓練 海賊対処想定
https://www.sankei.com/article/20210713-NY5WBOGETRJDNP4I6OGUKD6NAU/
海外「この2カ国が組むなんて!」 次期戦闘機の開発で結束した日英に外国人が大興奮
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-3878.htm
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イギリスのTPP参加申請話もある。
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イギリスのTPP加入手続き開始決定 参加11か国の閣僚級会合
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210602/k10013063691000.html
英のTPP加入手続き決定 EUに匹敵する経済圏誕生へ
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000218002.html
イギリスがTPPに参加する2つの理由
https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_269813/
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イギリスは意のままにならないEUよりは、影響力を行使しやすい、比較的政治小国だらけのTPPの方を選んだことになる。
イギリスからの離脱を指向するスコットランドの不満を抑え、香港返還後にルール破りした中共への対応力強化という意味合いもある。
日米、米英の外交関係はどうか。
特段目新しいものはなさそうだ。
次期戦闘機開発で日英で共同開発することとした結果、軍産複合体に資金提供?させられたとする説がある。
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アメリカの軍需産業に抜かれた日本の年金の原資
https://ameblo.jp/ba5603/entry-12686848228.html
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仮にそうだったとしても、次期戦闘機の共同開発話は日英両国にとって歓迎すべきことである。
さらに、空母派遣直前のイギリスのエリザベス女王の激励は、皇室と英国王室の間で何らかの水面下の取り決めがなされたことを暗示している。
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英最大級空母が出港 エリザベス女王が激励
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000216943.html
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これには前例がある。イギリスからの協力を得て、イギリスの当時の宿敵であったロシアと日露戦争を戦ったこと、第一次大戦中、日本がイギリス政府からの要請により、ドイツ軍が広範囲に展開した通商破壊に対応すべく、ヨーロッパ戦線に軍艦を派遣したことがあった。
―― 参考情報 ――――――――――
英国の要請で大戦に参戦した日本は連合国の船舶を保護
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=906
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日本ばかりが助けてもらっているのではない。日本も助けた時代があった。
日露戦争などでの戦死は(マスコミが左翼言論人が指摘するほど)無駄ではなかったことになる。
第二次大戦は日本とイギリスは敵国として戦うことになってしまったが、1902年に締結された日英同盟の「精神」は、外交上の取り決めが特段なくても、相互に存在を認め合い、時代を超え形を変え、存続していると考えられるのである。
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極秘新日米英三カ国同盟が締結されている
https://ameblo.jp/ba5603/entry-12686848228.html
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以上
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