問題総裁候補者対策 世論調査の必要性

本稿では、保守系ブロガーとして次の一手を考えようとしてきた立場、視点で日々思っていることを述べさせていただく。


まず将棋の世界にて、藤井聡太氏があれほどの勝率を維持できるのはなぜか、考えてみたい。
簡単に言うと、次の一手が他の棋士よりも読めるからである。新手の可能性、妙手の可能性に誰よりも気がついているからである。

しかし、私が期待する、真正保守が集うとされる、保守系メデイアは、今回の総裁選で投票すべき候補者は高市早苗候補であるくらいの主張しかない。

申し訳ないが、そう主張すべき政治状況は、総裁選告示の初日くらいに終わってしまったとみている。
高市候補推奨以外にすべき主張はないのかと言いたい。
ここに保守言論界の限界(政治戦略の無さ、政策実現性の無さ)を感じている。


次の一手を提案しない、言わない言論人は、言論人たる資格があるのか。今までは、アマチュアレベルでも通用した時代だった。しかし、高市早苗候補の登場により、保守言論界は高市早苗に見合う言論スキルが必要となった。


昨今は、ツイッターで吠える言論人が増えた。ダメとは言わないが、ネットで世論の状況変化に誰よりも気づいているなら、藤井聡太氏並に次の一手について考察しつつ、提言する言論活動が伴うべきだろう。


たとえば、今回の総裁選では、ある特定の総裁候補者の問題言動が話題となった。問題行動が目についたと言うべきだろう。

当然、問題行動に対する再発防止対策、措置が必要となる。
再発防止対策、措置が必要ないとする意見もあるだろう。しかし、それは、悪意を以て政治を支配しようとする者の存在を知らない無邪気な発想と思う。少なくとも、党則、刑法の見直し等を視野に入れるべきことが多発している。あまりに多発していると言うべきかもしれない。

そして、高市早苗総裁候補は、他のどの自民党議員よりも議員立法スキルに長けている。このことは、陳情すれば、陳情内容に合理性が認められれば、実現しやすいことを意味する。

そこで、まず、特定の総裁候補者に係わる問題言動が如何なる範囲にあるのか、分類、体系化する必要がある。
そのうえで、再発防止対策、措置検討の前提条件として、特定の候補者の言動等から保守層がそれをどの程度問題と見做すのかそうでないのか(法制化するなどにより抑止すべき重大な問題、法制化するほどではないが政治的には問題、政治的には問題でない)、問題だとするならどういう対策、措置が必要となるのか、くらいは世論の反応を調べる必要があると考えるに至った。

サンプル的に、今回の総裁選の問題候補者に関する、ネット世論調査項目を列挙させていただく。


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ネット世論調査事項(事例)

・パワハラ問題

・カッとなりやすい性格、衝動的言動が多い問題

・國體等重要事項について、言っていることがコロコロ変わる問題

・言っていることが意味不明かつ言動に一貫性がない問題

・政治的に配慮が必要なことについて思いつきレベルで合理性ある説明となっていない問題

・ブルーリボンバッチ着用、不着用問題

・親族が経営する企業からの支援を受けている問題

・親族が経営する企業との金融取引問題

・政治家だった親の政治的不始末に係わる(子供の)政治家としての対応

・総裁選での質問に対する不回答問題

・公職にある政治家のツイッターブロック問題

・無任所の政治家のツイッターブロック問題

・靖国参拝を否定する問題

・皇位継承に係わる発言問題

・外国の報道官(政府機関職員)との対応問題

・自民党議員でありながら朝鮮労働党、中国共産党に入党する問題(政治的に意味あるバッチ着用等含む)

・大臣、副大臣、政務官以外の友好国以外の議員外交問題

・野党議員の会合に出席し合流を求めるなど、政治発言した問題

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かような世論調査の目的は何か。一言で言うと、特定の問題政治家が仕掛けると見込まれる革命政権樹立を阻止するためである。このまま何もしないと、超限戦で中共に取り込まれた政治屋が数十年もの間日本の政界を支配しかねないと考えたからである。


もちろん、私は、特定の問題政治家の言動すべてを問題と決めつけるつもりはない。


上記の各項目について、保守ネット世論はどうみているのか、政治家の言論の自由の範囲だとして許容するのか、許容しないのか、問題だー問題だー騒ぐ前に、世論の動向を調べる必要はないのか。


上記項目について、保守ネット世論がどういう見方をしているのか、どの程度の比率で問題視しているのか、把握する必要はないのか、ということなのである。


把握してどうするか。把握できて初めて、再発防止対策なり措置を考えることに繋がると考える。

たとえば、パワハラ常態化した議員が総裁選出馬することは、党則上問題なのかそうでないのか、党則改正の有無等、ネット世論調査を実施。問題だとするなら、党則で総裁選出馬不可とするか、党員投票等で出馬無効手続き等が行えるようにするのか等、提言する必要があるという意味である。


さらに、ある与党議員は辻元清美と党派を超え友情的な交流関係にあることが確認されている。こういう言動は一体どう扱うべきなのか、

―― 参考情報 ――――――――――

立憲・辻元氏に与野党議員がラブコール「一緒に与党を」
https://www.asahi.com/articles/ASKD16T1NKD1UTFK015.html

―――――――――――――――――

これはほんの一例である。
問題だー問題だーと騒ぐだけで国は護れない。国を護るということは、事態を打開するなど事を一歩進める提言と行動が伴う。国を護るとはそういうことではないのか。

次の一手を示さないのは、将棋の世界に例えると、藤井聡太氏にいつまでも勝てない棋士と変わりない。


言論界に将棋界の原理を当てはめると、将棋の世界で絶対に勝てない人の話を聞く必要はない?ということになるし、高市早苗の政治家としてのスキルの高さを絶賛するなら、言論界もそれに見合うスキル上のレベルアップが要求される時代に入ったと考えるのである。



以上

この記事へのコメント

  • Suica割

    男系男子優先(男系女子も特例としてある)が江戸時代以前から現代まで連綿と続いている事をもっと知らしめることは必要でしょうね。
    明治の帝国主義と男系男子が皇位を継いできた事を同一視する集団や政治家・学者も多いので、それへの反論を行う事で、男系男子継承主張を行う政治家へのアシストとなります。
    長子優先女系容認論のよって立つ論拠は、男女平等主義(最優先ルール。諸外国の王室の例もあることから、反対するが理解は可能)と明治からの戦前日本と現在の継承ルールを同一視する間違ったものの見方(明治以降の短いスパンしか見てない)です。
    日本は江戸時代は離婚大国であり、明治時代以降とは似ても似つかぬ様相という史実を絡めて、男系男子継承論を主張すれば、長子優先女系優先論にそこそこ打撃を与えられると考えます。
    2021年09月24日 18:04
  • Suica割

    最後間違えました。
    長子優先女系容認論でしたね。

    話は変わりますが、臣籍降下した宮家の復活は新たな特権階級を作るのかという、現在の憲法に基づく批判に対抗する理論が必要でしょうね。
    華族ではないので、ぎりぎりいけるのではと思います。
    2021年09月24日 20:09
  • Suica割

    次の一手はアベノミクスの若干の修正。
    通貨の供給であるマネーサプライは絞らないのは従来通り。
    マイナス金利債券及び低金利債券は、満期まで持つなら、マイナス査定しないことにして、マイナス金利政策は取りやめる。(ゼロ金利から、0.1%くらいに修正する。)
    研究開発立国の実現をすすめるために、基礎研究の大幅強化を行う。(伸びる分野への投資だけでなく、伸びる分野自体の発見や伸びる分野への育成、その発見や育成に役立つデータ集積にも力を注ぐ。)
    2つを組み合わせ、金利よりも新しい価値観とそれを求める需要創出による成長という全体的な構想を見せることですかね。(アメリカのハイテク産業みたいな事をやる。)

    2021年09月24日 22:49
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >男系男子優先(男系女子も特例としてある)が江戸時代以前から現代まで連綿と続いている事をもっと知らしめることは必要でしょうね。
    >明治の帝国主義と男系男子が皇位を継いできた事を同一視する集団や政治家・学者も多いので、それへの反論を行う事で、男系男子継承主張を行う政治家へのアシストとなります。
    >長子優先女系容認論のよって立つ論拠は、男女平等主義(最優先ルール。諸外国の王室の例もあることから、反対するが理解は可能)と明治からの戦前日本と現在の継承ルールを同一視する間違ったものの見方(明治以降の短いスパンしか見てない)です。
    >日本は江戸時代は離婚大国であり、明治時代以降とは似ても似つかぬ様相という史実を絡めて、男系男子継承論を主張すれば、長子優先女系優先論にそこそこ打撃を与えられると考えます。


    学術的な視点での話ということですね。中川八洋の本には、在命の研究者は若干名いるか絶滅状態であると書いてありました。
    2021年09月25日 00:06
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >最後間違えました。
    >長子優先女系容認論でしたね。
    >
    >話は変わりますが、臣籍降下した宮家の復活は新たな特権階級を作るのかという、現在の憲法に基づく批判に対抗する理論が必要でしょうね。
    >華族ではないので、ぎりぎりいけるのではと思います。

    なるほど。男系男子宮家復活に際し、憲法理論との整合性を確保するという考えは重要なポイントなのですね。理論構築できそうな学者はいるのか、心配です。
    2021年09月25日 00:11
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >https://news.yahoo.co.jp/articles/fc83c9af2983a61e5de24bb6e527d45b5abe662d
    >
    >まあ、思うところはあるが、亀井静香は見る点は見てるなと思います。
    >岸田、河野ラインは線が細いかな。
    >高市氏が総合的に優れているかなと思います。

    今回の総裁選でやっかいなのは、人物的に優れている人、政権とった場合安定度ある人が別である点です。私個人は、決戦投票に係わる不穏な動きなどに備え、大人の判断が必要と思いつつあります。
    2021年09月25日 00:14
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >次の一手はアベノミクスの若干の修正。
    >通貨の供給であるマネーサプライは絞らないのは従来通り。
    >マイナス金利債券及び低金利債券は、満期まで持つなら、マイナス査定しないことにして、マイナス金利政策は取りやめる。(ゼロ金利から、0.1%くらいに修正する。)
    >研究開発立国の実現をすすめるために、基礎研究の大幅強化を行う。(伸びる分野への投資だけでなく、伸びる分野自体の発見や伸びる分野への育成、その発見や育成に役立つデータ集積にも力を注ぐ。)
    >2つを組み合わせ、金利よりも新しい価値観とそれを求める需要創出による成長という全体的な構想を見せることですかね。(アメリカのハイテク産業みたいな事をやる。)
    >
    >

    マイナス金利に関しては、日銀の所管と思われます。高市の本読んでますが、マイナス金利の記述はなかったように思います。
    高市は研究投資に熱心なようです。ただし、受け皿として基礎研究を担う立場にある大学で、今の人材、意識で果たして充実するのかという別の問題があるように思います。
    2021年09月25日 00:20
  • Suica割


    第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
    ② 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
    日本国憲法上では、このようになっているので、宮家を復活させて、皇族の範囲を広げるのは、憲法上問題ないと持っていく理論構成は必要でしょうね。
    憲法学者との戦線拡大が考えられます。
    2021年09月25日 08:47
  • 市井の人



    >Suica割さん
    >
    >第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
    >② 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
    >日本国憲法上では、このようになっているので、宮家を復活させて、皇族の範囲を広げるのは、憲法上問題ないと持っていく理論構成は必要でしょうね。
    >憲法学者との戦線拡大が考えられます。


    憲法の該当条文見落としておりました。
    この件については、Wikipedeiaの定義が参考となりそうな気がしております。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A7%E7%9A%87%E6%97%8F

    旧皇族(きゅうこうぞく)とは、1947年5月3日の日本国憲法施行と同日に施行された皇室典範(昭和22年法律第3号)の規定により、同年10月14日に臣籍降下した11宮家51名の元皇族の総称。これらの人々を指し「元皇族」、その家を指し「旧宮家」ともいう。また、この臣籍降下以降「皇籍離脱」の語が用いられる(臣籍降下の項を参照)。この皇籍離脱者の子孫も含めた総称で用いられることもある[注釈 1]。
    2021年09月25日 16:52

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