岸田と高市 今回はどちらが総裁になるべきか?

本稿は、岸田を総裁選の本命と考える自民党関係者が増えていることを知り、作成したもの。


総裁選が決戦投票となると予想した場合、政治状況的には、河野ではなく岸田が総裁選の本命となりつつあるそうだ。

―― 参考情報 ――――――――――

自民総裁選 議員票で岸田氏リード 存在感高める“あの人物”は
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cd9dbed459bf37a9b386d47cc0fef119bfeae60

【総裁選】岸田総理大臣でほぼほぼ決まりそう
http://military38.com/archives/56108501.html

岸田陣営の遠藤選対本部長「日本のため、何としても岸田氏を首相に」
https://www.sankei.com/article/20210924-A2IS4SQC3NO5PBBRYPL7PPDYCI/

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ただ、これは現時点での予想に過ぎない。決戦投票直前の各派閥の思惑等により、本命は変わる可能性がある。
私にとって、総裁選候補者は、政策面かつ政治信条的に支持したい人、大人の判断として支持できる人、嫌悪感を抱く人の三つの分類となる。
高市は、私にとって政策面かつ政治信条的に支持したい人である。しかし、嫌悪感を抱く革命政権指向の候補者がいるため、政治状況的に大人の判断を迫られている気がしている。
絶対に総裁にしたくない候補者がいなければ、もちろん高市支持、決戦投票も高市で行きたいところ。
二階派が第一回の投票で高市に投票、決戦投票で嫌悪感を抱く候補に投票するという噂が流布されている以上、高市一本で脇目もふらず決戦投票に突入、万が一革命政権発足となった場合のことを何より怖れている。
二階派が変な動きをしなくても、前首相が頑張り過ぎて高市が一回目の投票で二位となり、岸田が三位となった場合、岸田支持票が高市に流れないケースも懸念している。


中共と密接な取引関係にある日本端子問題が表面化、安全保障問題に関する明確な見解を即決で示さないなど、中共からの指令を受けて国を壊すような候補者がいることが目先存在、総裁選が、中共の超限戦そして「日本侵略」の仕上げとなる様相を呈してきたためである。

―― 参考情報 ――――――――――

自民党総裁選:河野総裁で官民ともに「媚中シフト」の恐怖【山口敬之の深堀世界の真相 No52】
https://web-willmagazine.com/politics/09rLJ

中共工作のターゲット 左翼ではなく自民党議員とその一族だった!?
https://sokokuhanihon.seesaa.net/article/483548563.html

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ゆえに、次善の選択肢として岸田総裁の可能性は捨てていない。
しかし、私は、積もり積もった不満を岸田に対し抱いている。その前提でいくつかの視点から原稿を作成することにした。



■視点1 岸田と高市は政治家としてどう違うのか

印象として述べさせていただくが、岸田は首相になることに異常にこだわり、政策実現したいことはあまりないような気がする。
これに対し、高市は政策実現が優先で首相になることにはこだわっていないように見える。
従って、総裁選決戦投票に際し、岸田の支持票が河野に流れそうであることがわかった瞬間、高市は総裁選を辞退しそうな気がしている。あるいは、二階派が一回目の投票で高市に投票、決戦投票で岸田以外に投票することがわかった場合、高市は国を護るために一回目の投票時点から総裁選候補を辞退するかもしれない。高市は閣僚として靖国参拝を続けてきたことから、河野総裁が実現するくらいないら、自己犠牲を厭わない政治家であるように見える。他候補に対し罵詈雑言する支持者ならいらないとキッパリ述べたことなどからそのような対応が予見されるのである。
高市が掲げる「国を護る」とは、総裁選(決戦)投票辞退?シナリオ(岸田に決戦投票権を渡す?)を含んでいるような気がする。(あくまで私見)
これに対して、岸田には、そういう類の自己犠牲の精神はあるのだろうか。


■視点2 選挙の時だけ活性化するツイッター活動でいいのか

とかく議員というものは、選挙の時だけ「応援宜しく」と騒ぐ傾向がある。岸田もそういうタイプの政治家であるように見える。実は、私は、岸田のツイッターがリツイートされたものを読んだことがほとんどない。私のフォローが偏っているとは思わない。リツイートされるということは読む価値があると考える人がいるから成立することであることは自明。
それと比較すると、高市、高市後援会事務所は、自民支持層全般に訴えるだけでなく、ツイッター界では日本第一党や幸福実現党支持層にも浸透しつつあるように見える。とにかく拡散を呼びかける内容が多い。岸田はこの違いが理解できているのであろうか。
最近になって岸田はツイッターでの保守層との対話を重視するようになった。総裁選が終わってもこの姿勢は続くのであろうか。

||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||

岸田文雄
@kishida230
·
9月19日
ありがとうございます。
ご意見は全てに目を通しています。
総裁選期間中も可能な限り、回答していきます。


岸田文雄
@kishida230
·
9月18日
#岸田BOX まだまだ受け付けております。これまで10,909件(本日18時集計)ものご意見をいただきましたが、中には、政策的な考えの違いから厳しいご意見もあります。全て受け止めて、寛容な政治の実現へ取り組んでまいります。総裁選期間中も毎日回答させていただきますので、よろしくお願いします。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||



■視点3 個人の意見に対する反応はこれまでまったくなかった

個別の要望対応ではどうか。拙ブログは提言型ブログなので、時々、政治家事務所向けに陳情あるいは意見提出を行うことがある。
反応あるところ、ないところ、さまざまである。
議員直接の反応を直接得たこともある。「ありがとう」という趣旨のメールでの返事を、なんと、今話題になっているあの議員から直接頂戴したこともあった。そうやって議員はファンを増やしていることを知った。
岸田からは、これまで少なくともそういう反応はなかった。岸田は意見・要望をノートに書き留め何度も読んでいたとしている。無反応状態が続いた私は呆れて読んでいる。

https://kishida.gr.jp/sousaisen/
岸田HP.jpg

政治家の仕事は、得た情報をまとめてノートに書き留め(受験勉強の如く)何度も読むことではない。参考となった意見は、読んだその時点、その立場で実現すべく取り組めば良かったではないか。岸田は、かつての無反応がどれだけ自民支持層の不信感に繋がっているのか、考えたことがあるのだろうか。

総裁選で岸田は、目先とりあえず反応するという政治手法に気づいたようだが、私からみて岸田、我々ブロガーの主張を見下しているか無視してきたような印象しかない。
高市はどうだったか。反応らしきものは少なからずあった。事務所の方々の話の聞き方からして違った。丁寧に聞いていただけたのである。不満があっても話を聞いていただけただけで納得して引き下がることは世の中ままあることだ。
それゆえ、岸田支持層から、一部保守層による高市の応援はやり過ぎだと言われても納得しない。
岸田は今回、肝心な総裁選を意識し、ツイッターなど自民支持層との直接のやり取りを重視するようにはなった。が、今までどっちを向いて仕事をしてきたのかと言いたい。


■視点4 岸田の勘違い(菅首相との対比において)

拙ブログは、自民党本部、菅事務所にアクセスしたことがある。
選挙区の候補が落選しそうなので自民党としてなんとかすべきだと党本部に進言したところ、官房長官直々に遊説に駆け付け、とある会場で30分ほど語られた。びっくりした。直近では官邸広報の見直しについても提案した。総裁選不出馬を表明した以降の、官邸ツイッターアカウントの内容はほのぼのした内容に一変したことはご存じのことと思う。
これに対し、過去の岸田の場合はまったく無反応状態が続いた。意見要望というものは、党本部、都道府県連、業界団体、党の部会にあがったきたものだけであとは無視して構わないと勘違いしてきたように思えて仕方がない。
菅首相は言動面では不器用に見えても、行動面では結構マメな政治家なのである。


■視点5 岸田議員の言論習性の問題

岸田には、予期しない状況発生時に、とりあえず沈黙、周囲を見渡し、自分が何か言っても大丈夫な状況であることを確認して初めて発言する習性がある。この習性が私には我慢ならない。
これに対し、高市は(叩かれる)リスクをたった一人で背負い、総裁選で正々堂々と発言し続けている。対マスコミ対応上、政治生命が危うくなるレベルの発言(マスコミが靖国参拝を外交問題化、、、)もあった。岸田はどうだったか。別に私は、岸田に対しけしかけているのではない。
中共との戦争が避けられない局面、予期しない交戦状態に突入した局面において、首相自身が、周囲を見渡す習性の政治家で大丈夫とは思えないのである。
岸田は、国家国民のために身を捧げる覚悟はあるのだろうか。あるとするなら、政治家としてのリスクをとるべきだ。将棋の棋士の感覚で次の一手を読み、先手番を握ることをまず考えるべきだ。将棋は先手番を握り続けた方が勝つゲームである。

相手国にまず言わせ、国内各層の意見が出揃った時点で、政治家として初めて発言するという「受け身の政治姿勢」のままでは、いつまで経っても敗戦国の頸木から脱することはできない。言い換えるといつまでも戦後は終わらない。



■岸田に足りないのは何か

視点1~5を総合すると、岸田に足りないのは、自己犠牲の精神、自民支持層に対する意見に耳を傾けること、行動面でマメになること、支持者の要望に応え行動すること、有事等においてリスクをとり先手番をとることを意識して対応することである。
しかし、岸田は、政治家として必要な資質を有しているのか。今更スキルアップを指摘される立場なのか。
政治家として、こういう場面はこうすべき、ああいう場面はああすべきと、都度手取り足取り教えなければならない政治家のように見えてしまう。
華麗な経歴である割に、覚悟の無さが目につく。総裁選討論会にて靖国参拝の可能性を示唆したが、今までだって靖国参拝できる機会はたくさんあった。
総裁選での記者会見で、森友加計について説明不足ないし説明し続けるべきという趣旨での発言などは、前首相を怒らせるに十分な内容だった。後に否定したが、このままだと記者会見ですら自分のペースで行えない政治家のように見えてしまう。
岸田と比較すると高市の方が、自己犠牲の精神、自民支持層に対する意見に耳を傾けること、行動力、リスクをとり先手番をとるスタンスに優れている。岸田が仮に総裁となり首相になった場合、高市をしかるべきポストで処遇すべきであろう。高市は総裁選初陣ではあるものの、日本を護る議員として保守層に対し十分満足しうるレベルの存在感を示したはずである。


■岸田、高市 今回はどちらが総裁なるべきか

高市は、政策、能力、覚悟の点でダントツであるのは確かだが、高市が総裁となった場合、閣僚人事、党の要職人事に失敗すると、第一次安倍政権のようになってしまうことを懸念する。高市が政治的にタカ派であることがはっきりしたため、野党、反日マスコミが結束しやすい政治状況となりやすいためである。第一時安倍政権時代の社会保険庁が庁ぐるみで政権を裏切ったことを忘れてはならない。今回は、NHK改革を唱える高市に対し、NHK執行部と労組が手を組み、政権を公然と裏切るかもしれないことを予見する。
岸田なら、政治手法的にとろくさいかもしれないが、そういう状況は生まれにくい。岸田が首相で高市が幹事長なら、政権としての安定度は増すし、高市が進めたい政策は「高市政権となった場合と比較すると」実現しやすい政治状況となる場合もある。
与党内の反対、野党の反対を高市支持派だけで乗り切れるのかという意味である。
第二次安倍政権が能力重視の閣僚配置により、安全保障政策面での政治的難題を乗り切ったことを参考としたい。
私は、(政治信条的には)高市政権を望んでいるが、コロナ渦という特殊状況なので政権としての安定度を重視する。政権としての安定度が高いのであれば、岸田個人への不満はあるものの、大人の判断として、岸田総裁ならびに岸田政権を支持する。


■提言 岸田は残りの総裁選をどう戦うべきか

岸田は、首相ポストにこだわり過ぎている印象がある。その割にリーダーシップ、スキル、度胸の点で高市と比較すると今一つ物足りない。
それでも首相を目指すなら、身を捨てても国益のために戦おうとする姿勢を日々見せるべきだ。
当然のことながら、今後の総裁選の戦いにおいて、パワーアップした姿を見せる必要がある。それによって寿命が縮むかもしれない。あるいは、政治家としての評価が下がるかもしれない。
しかし、それが何だと言うのか。仕事をするというのはそういうことだ。
かくいう私も、業種、立場は異なるが、上司・先輩と喧嘩したことくらいは何度もある。胃を痛め、数年間、薬草を煎じて飲んだ。振り返って、仕事についての後悔は一切ない。
岸田が保守本流だと言うなら、中川昭一先生という立派な手本がいたではないか。高市早苗の戦いぶりは中川昭一先生復活させるものがある。

自民党内の事情等により、今回は岸田で行くとするなら、岸田はそれなりの覚悟を日々行動で示すべきであろう。岸田の場合は、これまでぬるま湯でやってきた分、手抜きが許されない日々が続く。手抜きしていると思われた途端、支持率急降下を予想するからである。

それゆえ、岸田の場合、総裁になることは、体調を崩し寿命を縮める可能性がある。日々決断したくないこと、やりたくないことだらけの日が続く。休日はもちろんない。
(靖国参拝しないできたことなど)今まで楽してきた分、首相の仕事の辛さを思い知る、、、岸田は耐えられるのだろうか、、、この点、安倍首相、菅首相は良く耐えたと思っている。


以上

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