―― 参考情報 ――――――――――
<独自>公明が衆院選公約に中国人権問題明記、改憲項目も列挙 保守層にアピール
https://www.sankei.com/article/20211006-DYL3UVEG45JGLHAPAXWW2AL2GI/?ownedutm_source=owned%20site&ownedutm_medium=referral&ownedutm_campaign=ranking&ownedutm_content=%EF%BC%9C%E7%8B%AC%E8%87%AA%EF%BC%9E%E5%85%AC%E6%98%8E%E3%81%8C%E8%A1%86%E9%99%A2%E9%81%B8%E5%85%AC%E7%B4%84%E3%81%AB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%A8%A9%E5%95%8F%E9%A1%8C%E6%98%8E%E8%A8%98%E3%80%81%E6%94%B9%E6%86%B2%E9%A0%85%E7%9B%AE%E3%82%82%E5%88%97%E6%8C%99%20%E4%BF%9D%E5%AE%88%E5%B1%A4%E3%81%AB%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%AB
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直近経緯的にはどうなっているか。
■公明党と二階幹事長のパイプ消滅の視点
総裁選の結果、人権問題非難決議を二階と共謀して一旦は阻止したが、二階が党三役から外され無役となった。二階は、中国人権問題非難決議を阻止するために公明党を利用した疑惑がある。総裁選で高市早苗が次の首相候補と認知され、公明党としては、高市支持の保守層に睨まれることはしにくくなった。下記コメントから察するに、二階は、小石河よりは有能であり、引続き油断してはならない政治家である。
―― 参考情報 ――――――――――
「威張る奴は選挙区へ聞こえていく」 二階氏が派閥引き締め
https://www.sankei.com/article/20211007-T7TY3HLI3RI6LKSTYODTTQVL6Q/
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■高市支持の自民党議員、党員激増の視点
岸田首相、高市政調会長が、憲法改正への取り組みを鮮明にし、一方で、高市支持派の議員、党員層が公明党との連立継続を疑問視、公明党に対し、安全保障政策面での妥協は一切する必要がないことを明確にし始めたことが影響し、公明党としては連立維持のために、憲法改正、中国人権問題への取り組みは変えざるを得なくなった。
■歴史的視点
公明党と中共との歴史的経過の視点から分析したい。
歴史的経過を辿ると、池田大作が中共との友好関係を構築したこともあり、教義的視点から中共礼賛ベースでの友好関係が継続されてきた。その産物の一端として、下記創価教育資料が存在する。
―― 参考情報 ――――――――――
周総理と池田先生
https://www.soka.ac.jp/files/ja/20180913_143135.pdf
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一種のお花畑資料みたいなものである。教祖的存在が惚れ込んだ相手なので、宗教団体としてはどうしても美談にしておきたい。ゆえに教育資料となったのであろう。
しかし、近年の中共の動きから、公明党は外交的にお花畑政党で池田大作が周恩来に嵌められ利用されたとの疑いが濃厚である。
ちなみに、歴史書を読んでいくと、周恩来は、田中角栄、池田大作を嵌めた、諜報スパイ工作組織の元締めとされる。
||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1232
「周恩来と私」(熊向暉)には、「周恩来は、わが党、わが軍の情報工作の創始者であり卓越した指導者であり、この事業のために半世紀近く非常に苦心をされた」とある。
「あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ」(鳴霞)において、周恩来が、国民党との闘争における情報戦そして西安事件の黒幕であるだけでなく、中共の謀略スパイ工作の元祖が周恩来であるとしている。
つまり、日中友好の証として、中国側の代表として、周恩来を高く評価するのは、周恩来が仕組んだ外交的謀略に日本側が見事に引っかかったことを歴史経緯的には意味することになるのである。
なお、歴史文献的には、周恩来は中共諜報活動の元締め的存在として知られている。
||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||
関連情報も存在。
―― 参考情報 ――――――――――
・戦後の日本を嵌めたのは周恩来?
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1238
・中共スパイ網の規模は旧ソ連以上
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1230
・周恩来が示した「三つのスパイの極意」
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1231
・中共による日本の政界工作
http://gendaishi.jugem.jp/?eid=1234
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公明党としては、中共諜報スパイ工作組織に嵌められた過去を一旦清算、方針変更する必要があったのではないか。
■連立維持の視点
岸田政権は、第二次安倍政権時代とは異なり、政策的に高市政調会長が主導することもあり、近年まれにみる保守的な性格を帯びた政権である。今までにない、独自色を打ち出そうとしていることに注目が集まっている。
第二次安倍政権時代は、政権からの新たな提案に関して、公明党が難色を示しただけで政権中枢は妥協、配慮したが、岸田政権の場合は、そうはいかない。下手をすると閣内不一致を指摘される状況となる。
そこで、最低限閣内不一致を指摘されないために、公明党として衆議院選挙公約を明確にせざるを得なくなった。
これも高市効果と言えそうな気がする。
公明党は、第二次安倍政権時代と同様の対応では安全保障分野で閣内不一致と言われることを予見、(安全保障政策でこれまでのように公明党への妥協は許さないとする)自民党内の政治状況の変化に対応し先手を打ったと考えられるのである。
以上
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