「共闘倒れ」を認めない共産党の問題体質

衆議院選挙にて、立憲共産党と言われた共闘体制を強行した結果、共産党は議席が12議席から10議席に減った。


比例得票数の推移で眺めてみたい。

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■共産党の比例得票数の推移(カッコ内の数値は全国の投票率)

2003衆議院 458万
2004参議院 436万
2005衆議院 491万
2007参議院 440万
2009衆議院 494万
2010参議院 356万
2012衆議院 368万
2013参議院 515万
2014衆議院 604万(52.66%)
2016参議院 601万(54.7%)
2017衆議院 440万(53.68%)
2019参議院 448万(48.8%)
2021衆議院 416万(55.93%)

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前回、前々回の衆議院選挙よりも得票数を減らしている。


立憲共産党と揶揄される中での選挙戦、前回、前々回の衆議院選挙よりも投票率が上昇している中で得票数を減らしたことは、共闘そのものが失敗だったことを意味する。


これに対して、小池書記局長は、数字の意味が理解できていないレベルの見解を述べている。

―― 参考情報 ――――――――――

共産・小池書記局長「自民に強い批判の声が示された結果になりつつある」
https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211031-OYT1T50118/

共産・小池書記局長「明らかに共闘効果だ」 衆院選の状況受け
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/211031/mca2110312159014-n1.htm

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まさに、無謬という前提のうえでエリートとして君臨している。
当然のことながら責任を取るつもりはなさそうだ。

||||| ここから引用開始 ||||||||||||||||||||

Mi2
@mi2_yes
·
【私は責任はない】選挙結果と政治責任について、共産党の志位和夫「我が党は政治責任を取らなければならないのは間違った政治方針を取った場合だ。今度の選挙では党の対応でも共闘でも政策でも、方針そのものは正確だったと確信を持っている。私は責任はないと考える」
さすが共産党、これぞ共産党。

||||| ここまで引用 ||||||||||||||||||||||||


新入社員時代、社長が入社式にてエリート意識を捨てよと語ったことがあった。当時、その言葉の意味がのみこめなかったが、「共産主義的発想でのエリート指導至上主義を捨てよ」という意味であろうと納得した。

―― 参考情報 ――――――――――

マルクスは資本論で「大衆はおろかだから、一部のエリートが指導すべき。」ときちんと書いてるよ。→ >共産主義はエリート独裁に陥るのが関の山で
http://blog.livedoor.jp/abechan_matome/archives/58654745.html

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小池書記局長は、数値上明らかなことを正しく認識せず、得票数を減らした選挙戦術を間違った戦術と認める気がないようだ。責任を取ろうとしない政治姿勢は、問題どころか政治を語る以前の問題となる。こういう野党に対し、有志国民が質問主意書などで直接質問するなどの追及できる政治的手段が創設されてもいいのではないか。(要国会法改正)

―― 参考情報 ――――――――――

ここだけは恐ろしい日本共産党「無謬性・謝らなさ・民主集中制・党名への固執・強制カンパ」
https://note.com/retak_1974/n/n633e301610f3

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一般論としては、立憲共産党の選挙方針として野党統一候補で選挙戦に臨めば、接戦となる選挙区は増える。が、現有議席獲得できる保証はどこにもない。
詳細説明省略するが、これまで立憲候補が勝ち続けた選挙区で自民候補が選挙区で取り戻したケース、新人・浪人中の自民候補の頑張りが確認されたケースがある。


自民側とて野党統一候補に対し受け身一辺倒ではない。


従って、志位委員長の言いぶりは、自ら選択した選挙方針のミスを他党に転嫁している点で、明らかに共産主義者特有の無謬性を証明している。自由主義社会で政治活動する政党の重大欠陥ではないか。無謬性これこそが、共産党の問題体質の核心であることが、衆議院選挙の結果確定したのである。

―― 参考情報 ――――――――――

【共産】志位和夫委員長「野党共闘をやめさせたがっているのは自民党とその応援団の一部メディアだ。それは共闘の威力を証明」
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-70966.html

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以上

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